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2016/12/20 [データ]
TOPS OF 2016: DIGITAL IN JAPAN ~ニールセン2016年 日本のインターネットサービス利用者数ランキングを発表~
- 2016年PCからの利用者数1位は「Yahoo!」で、2位より1,200万人多い3,412万人が利用
- アプリ利用者数1位は「LINE」で、昨年から668万人増加し2位以下との差が拡大
- 新作アプリの上位は「Pokémon GO」、「スノー SNOW」、「AbemaTV」
視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(東京都港区、代表取締役社長兼COO 宮本淳)は、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)、および、PC版インターネット視聴率情報Nielsen NetView(ニールセン・ネットビュー)のデータをもとに、2016年の日本におけるPCとスマートフォンの2スクリーンでのインターネットサービス利用者数ランキングを発表しました。
2016年におけるPCからの利用者数TOP10サービスをみると、2015年のTOP10サービスのうち9つのサービスがランクインしており、大きなランキングの変化は見られませんでした。利用者数が最も多かったのは「Yahoo!」で、2位の「Google」よりも約1,200万人多い、3,412万人が利用していました。(図表1)
一方、スマートフォンアプリでは、利用者数TOP10サービスのうち9つのサービスで利用率が2ケタ増となっていました。最も利用者数の多かったアプリは4年連続「LINE」で、利用者数は2015年から668万人増加し4,353万人となっていました。「LINE」は2-6位までのアプリよりも対前年増加率が高く、2位以下を引き離す形となりました。TOP10のうち増加率が高かったのは「Twitter」と「Yahoo! JAPAN」アプリで、それぞれ2015年から「Twitter」は26%、「Yahoo! JAPAN」は33%利用者を増やし、昨年からランクを上げていました。(図表2)
また、新作のスマートフォンアプリのうち、2016年10月時点で最も利用者数の多かったアプリは「Pokémon GO」でした。平均月間利用者数ではTOP10入りしなかったものの、リリース当初の7月や8月ではTOP10入りをする健闘をみせ、2016年10月時点でも1,126万人が利用し、ゲームカテゴリ内で利用者数1位となっていました。2位は動画コミュニケーションアプリの「スノー SNOW」(382万人)、3位はインターネットテレビアプリの「AbemaTV」(380万人)でした。また、図表にはありませんが、5位には日本コカ・コーラ株式会社のアプリ「Coke ON」がランクインしました。(図表3)
当社シニアアナリストの高木史朗は、次のように述べています。「2016年のインターネットの利用状況として、TOP10サービスでは大きな変化は見られなかったものの、新作アプリを見ると、これまで日本では浸透していなかった、新しいサービスが大きく成長した年となりました。顔認識や写真加工、スタンプ機能を取り込んだ動画コミュニケーションアプリの「スノー SNOW」、インターネットテレビアプリ「AbemaTV」、自動販売機を介してコカ・コーラ社と消費者をつなぐ「Coke ON」など、それぞれに新しい機能/価値が消費者に受け入れられました。スマートフォン利用者数全体が昨年と比べ12%増加している中、TOP10入りしているアプリでもそれを超えているものもあれば超えていないものもあります。スマートフォン利用者が増えれば自然と利用者が増えるわけではないことが分かります。また「Pokémon GO」のように多くの人が没頭するようなアプリの登場は、他の既存アプリにとって利用時間を減少させる脅威となることもあります。使うことによるメリットやまた使いたいと思うような要素など、ユーザーに提供する価値をより良いものにしていくことが、サービス提供者にとっては重要になるでしょう」。
Nielsen Mobile NetViewについて
Nielsen Mobile NetViewは日本全国の8,000名(iOS、Android各4,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。サービスの詳細は、ウェブサイトでもご覧いただけます。
http://www.netratings.co.jp/solution/nielsen_mobile_netview.html
Nielsen NetViewについて
Nielsen NetViewは、日本全国に4万名以上のオンライン視聴者パネルを構築し、データを収集、報告しています。また、ニールセンの視聴率パネルは家庭のみならず、日本で唯一、職場にも2,200名以上のパネルを構築していますので、日本全体のPCでのインターネット利用動向を俯瞰することができます。同一条件で測定される視聴率情報であるがゆえに、自社サイトの利用状況や利用者属性の把握のみならず、競合サイトの利用状況との比較もでき、かつ、日本全体あるいは業界内での自社のポジショニングを確認することもできます。時系列データの抽出や、他サイトとの重複利用状況を抽出するなどの豊富なツールも実装されています。サービスの詳細は、ウェブサイトでもご覧いただけます。
http://www.netratings.co.jp/solution/netview.html
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Nielsen Mobile NetViewは日本全国の8,000名(iOS、Android各4,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。サービスの詳細は、ウェブサイトでもご覧いただけます。
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