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2009/06/25 [データ]

新型インフルエンザの影響により、厚生労働省や大阪府などのサイト利用者が増加

~ニールセン・オンライン、20095の月間インターネット利用動向調査結果を発表~ 

 

ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉尚志)は、ニールセン・オンライン(Nielsen Online) が提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2009年5月データをまとめました。

それによると、新型インフルエンザに関する情報を発信している厚生労働省や大阪府のサイト利用者が増加していることがわかりました。新型インフルエンザは、4月下旬にメキシコや米国における集団感染に端を発し、世界的に感染が拡大しました。5月には日本国内での感染例も確認され、大阪府や兵庫県などでは中学・高校の休校措置が取られるなどの影響が出ました。政府や地方自治体のサイトのほか、Yahoo! JAPANなどのポータルサイトでは、新型インフルエンザの情報を集約したページが特設されました。そのようなサイトの2009年3月以降の利用者数推移を見ると、厚生労働省、Yahoo!ヘルスケア、大阪府、兵庫県のサイトは5月に急激に利用者を伸ばしていました。(図表1)

 

図表1 利用者数の推移(2009年3月~2009年5月、家庭と職場からのアクセス)

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各サイトの5月における人気ページランキングを見ると、新型インフルエンザに関するページがよく利用されていました。(図表2)

 

図表2人気ページランキング トップ3 (2009年5月、家庭と職場からのアクセス)

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* 「利用者比率」は各サイト利用者数を母数とした、該当URL利用者の割合です。

 

 弊社シニアアナリストの鈴木成典は、「今回の新型インフルエンザの流行では、中央省庁である厚生労働省の果たす情報発信の役割は大きく、多くの利用者を集めました。また、感染の拡大が見られた大阪府、兵庫県のほか、すべての都道府県サイトにおいて、新型インフルエンザに関する情報ページを用意し、トップページにリンクを設置するといった対応がなされていました。今回のような大規模な危機や非常事態発生時には、早期に正確な情報を周知させ、混乱回避や事態を沈静化させるため、各機関において、ウェブサイトを利用した早急で積極的な情報開示をすることが必須となっていくでしょう。」と述べています。

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本件に関するお問い合わせ先:

ネットレイティングス株式会社 広報担当 西村 総一郎 / 担当アナリスト 鈴木 成典

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e-mail: press@netratings.co.jp

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