Home > ニュース > ニュースリリース > IP電話事業提携によるISP2大陣営は、リーチでもほぼ同水準に
2002/11/20 [データ]
IP電話事業提携によるISP2大陣営は、リーチでもほぼ同水準に
~ Nielsen//NetRatings10月の月間インターネット利用動向データから試算 ~
ネットレイティングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:萩原雅之)は、2002年10月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果をまとめるとともに、大手ISPの提携がもたらすウェブサイトのリーチに関する試算を行ないました。これによるとISP2大陣営のドメインへのリーチは、同水準をあらわしています。
先週、ニフティ、ソネット、OCNの3社連合と、ビッグローブ、ハイホー、DION、ODNの4社連合が、それぞれグループ内の利用者同士によるIP電話を無料となる方針を発表しました。今後ADSL契約を中心とした会員獲得に向けた大手ISP間の競争はさらに激しさを増すと思われます。ネットレイティングスでは、この大きな動きに注目し、これらの提携による将来的なウェブサイトへのリーチに関する動向の試算を行ったところ、各ISPが運営するドメインへのアクセスについても、現時点において両陣営はほぼ拮抗する勢力であることが明らかになりました。
10月の家庭からのアクセスにおいて、ニフティ、ソネット、OCNの3ドメインへの重複を除いたリーチ(当月のウェブ訪問者全体にしめる当該サイトの訪問者比率)は、61.2%、ビッグローブ、ハイホー、DION、ODNの4ドメインへのリーチは、56.1%となっています。また、この2陣営を合わせた7ドメイン全体へのリーチは72.5%となり、ほぼヤフー・ジャパンのリーチ(72.8%)に匹敵する水準となります。
(以下詳細はPDFファイルをご覧ください)