お客様各位

ネットレイティングスの通常業務再開について 

いつもお世話になっております。今般、日本を襲いました深刻な災害に際し、まず、みなさまのご無事を心より祈念しています。また、被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。

さて、弊社では余震や放射能への懸念および交通機関の麻痺など状況を鑑み、3月15日から社員に自宅での勤務を命じておりましたが、3月22日より通常の業務体制に復帰いたしました。自宅勤務体制の期間中において皆さまにはご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。

ご提供しておりますNetView, AdRelevance, AdRelevance EXpenditure, SiteCensus, MyBuzzMetricsなどのASPサービスはサーバを海外に置いておりますので、通常通りサービスのご提供が可能です。オンラインディレクトリー集計などの一部のサービスは国内にサーバが置かれている関係から、停電などの事態が発生した場合は一時サービスを休止せざるを得ない可能性がございます。こちらに関してはご了承を賜りたくお願い申し上げます。

また、弊社は自主調査であるインターネット基礎調査などのフィールド調査においては被災地区への調査を一時休止しております。同様に受託調査においても被災地区への調査を休止せざるを得ないことをご報告申し上げますと共に、ご了承賜りたくお願い申し上げます。また、被災地区以外へのフィールド調査に関しても、弊社並びに協力会社の人員配置の関係から差し支えが生じる可能性があります。この旨もご理解、ご了承賜りたくお願い申し上げます。個別の案件に関しては営業担当者よりご連絡申し上げます。

震災に伴うNeｔViewデータに関して

今回の震災に際し、NeｔViewデータの拡大推計の基となるインターネット基礎調査において被災地への調査を休止せざる得ない状況となっておりますが、インターネット基礎調査は調査地点抽出を1年単位で日本全国の全てのエリアをカバーするように設計し、日本全体のインターネットの人口と構成を調査するものです。従って、ある期間特定のエリア、県が調査対象から外れたとしても、インターネット基礎調査の結果から導き出す日本全体の人口推計データには全く影響はありません。また、被災に伴い、被災地のインターネット利用状況等に変化が生じておりますが、NetViewの全国推計の有意性においては全く問題はありません。

改めまして、みなさまのご無事を心よりお祈り申し上げます。

平成23年3月22日

ネットレイティングス株式会社
代表取締役会長 兼 CEO
福徳　俊弘