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2010/08/31 [データ]
参議院選挙により「Yahoo!みんなの政治」のサイト訪問者数が増加
~ニールセン・オンライン、2010年7月の月間インターネット利用動向調査結果を発表~
ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉尚志)は、ニールセン・オンライン(Nielsen Online) が提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2010年7月データをまとめました。
それによると、7月の参議院選挙の影響により「Yahoo!みんなの政治」の訪問者数が大きく増加し、414万人に達していることがわかりました。「Yahoo!みんなの政治」は、衆議院選挙のあった昨年8月にも大きく訪問者数を伸ばしていました。この衆議院選挙の結果、政権交代となりましたが、公式サイトの訪問者数を見ると、与党となった民主党は154万人に、自民党は107万人に達していました。しかし、今回の参議院選挙では政党サイトへの訪問は大きく伸びず、いずれも50万人前後となっていました。(図表1)
図表1 Yahoo!みんなの政治、民主党、自民党公式サイトの訪問者数推移
(2009年7月~2010年7月、家庭と職場のPCからのアクセス)
「Yahoo!みんなの政治」の訪問者数増加は選挙特設コンテンツ(senkyo.yahoo.co.jp)によるもので、この特設コンテンツだけでも昨年の衆議院選挙では377万人、今回の参議院選挙では350万人の訪問者を集めていました。特設コンテンツの人気ページを見ると、衆議院選挙のときは「マニフェストマッチ(政党名が伏せられた状態のマニフェストを比較することで自らの考えに近い政党を見極められるコンテンツ)」が上位にランクインしていました。一方、今回の参議院選挙では、「当選・当確者一覧」や「候補者情報」といったコンテンツが上位となっており、マニフェスト関連のコンテンツはトップ10にランクインしていませんでした。(図表2)
図表2 選挙特設コンテンツ(senkyo.yahoo.co.jp)の人気ページトップ10
(2009年8月、2010年7月 家庭と職場のPCからのアクセス)
弊社シニアアナリストの鈴木成典は、「今回の参議院選挙と昨年の衆議院選挙とを比較すると、どちらも「Yahoo!みんなの政治」の訪問者数が大きく増加している一方、政党サイトの訪問者数が大きく増加したのは昨年の衆議院選挙のみでした。政党サイトの訪問者数が増加したのは、マニフェストを掲げたページがよく閲覧されたためです。マニフェストは「Yahoo!みんなの政治」の人気ページでも関連コンテンツが上位になるなど、衆議院選挙では注目が高かったことが伺われます。一方、今回の参議院選挙ではそのような様子が見られず、政権交代という大きな変化が取りざたされていた前回の衆議院選挙に比べて、マニフェストへの関心は低かったようです」と述べています。
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