「Nielsen//NetRatings」
2001年3月のインターネット人口調査結果を発表

ネットレイティングス株式会社（本社：東京都港区赤坂7-10-17、代表取締役社長：萩原 雅之）が展開するインターネット利用者動向情報サービス「Nielsen//NetRatings」は、2001年3月に「インターネット基礎調査」を実施し、最新のインターネット人口などをまとめました。

今回の調査は、日本全国の世帯を対象にRDD方式（電話による無作為抽出方式）に基づき電話調査を実施し、調査を完了した5,000世帯、15,391人が集計対象となっています。

調査結果*１によると、3月調査時点でのPC接続によるインターネットの推計利用人口は、2,563万人、人口に占める利用率は20.6％となりました（男女の内訳：男性1,495万人、女性1,068万人、男女比：58対42）。 iモードなどインターネット接続できる携帯電話による推計利用者を含めますと、前月比3.3％増の3,118万人（人口に占める利用率は25.1%）となりました。

iモードなどインターネット接続できる携帯電話によるインターネット推計利用者は、前月比14.3%増、1,000万の大台を初めて超えて1,108万人（インターネット推計利用人口の35.5%、人口に占める利用率は8.9％）になりました。そのうちPCを利用せず携帯電話のみでインターネットを利用している人は、推計利用人口全体の16.4%、512万人でした。

携帯電話によるインターネットの推計利用者を、2000年度下半期（2000年10月～2001年3月）の6ヵヶ月間の推移で見てみますと、2000年10月から2001年3月で65.1%増加し、1,108万人に到達したことがわかりました。また、インターネットに接続可能な携帯電話の所有者もこの6ヵヶ月間で1,780万人から55.1%増の2,730万人に到達しています。

一方、PC接続によるインターネット推計利用人口は、2000年12月調査時点で2,500万人に到達して以来約4ヵヶ月間連続でほぼ横ばいの状態が続いています。PC接続による日本のインターネット人口の伸びが一段落したとみています。