Home > ニュース > ニュースリリース > インパク、予想以上のアクセス数を獲得し、好調な滑り出し
2001/01/11 [データ]
インパク、予想以上のアクセス数を獲得し、好調な滑り出し
インターネット利用者動向情報サービス「Nielsen//NetRatings」がまとめた最新の週間インターネット利用者推計調査(PCによる自宅からのインターネット・アクセス、2000年12月25日~31日分)によると、政府主催のインターネット博覧会「楽網楽座(通称:インパク、URL:inpaku.go.jp)」が、開幕初日にあたる昨年12月31日だけで約25万人の訪問者(以下、ユニーク・オーディエンス注1)を集め、当該週の週間ドメイン別総合ランキングで83位にランクインしたことが明らかになりました。
同調査は、ネットレイティングス株式会社(本社:東京都港区赤坂7-10-17、代表取締役社長:萩原 雅之)が展開するインターネット利用者動向情報サービスの一環です。
この調査によると、インパクは、昨年12月31日だけでユニーク・オーディエンス25万人、ページビュー数約260万を集め、週間ドメイン別総合ランキングで83位に初登場しました。同順位の近辺には、tbs.co.jp(81位)、mainichi.co.jp(89位)、sony.co.jp(96位)などの有力サイトが並んでいます。この初登場83位というランクインは、昨年注目を集めたuniqlo.com(カジュアル衣料「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングのホームページ、初登場時:202位)やkatokoichi.org(自民党 加藤紘一氏の公式サイト、初登場時:188位)の初登場時の順位を大幅に上回り、好調な出足をアピールすることとなりました。
inpaku.go.jpにいたる経路としての直前参照サイトでは、12月31日のYahoo!Newsで取り上げられたこともあり、news.yahoo.co.jpからの流入者が最大でした。また、サイト別集計ランキングにおいても、インパクのオープニングサイトである www.opening.inpaku.go.jpが、同期間中で13万人の訪問者を集め、187位に入り、このイベントの注目の高さを示す結果となりました。
また、インパクは、政府、地方自治体、民間企業、NPO(民間非営利団体)、一般個人など幅広い分野の組織や個人を対象にしていることも起因してか、訪問者を職業別で見てみると、農林漁業、産業労働者の構成比率がそれぞれ平均よりも3.5倍、2.6倍高かったことがわかりました。その反面、管理職、主婦、学生での関心が低調だったことが判明しました。また、年代別で見ると、20代や30代の層の構成比率が低く、50代以上の高年齢層のアクセスが多かったという結果となりました。
|
*1:ユニーク・オーディエンス: 当該期間中にそのドメインのサイトを訪問したとされる、人の重複を除いた推計利用個人数 *2:構成比指数: 当該期間中のウェブ利用者全体の属性の平均に対して、当該ドメイン(もしくはプロパティ、サイト)訪問者の属性構成比を比較指数化したもの |
今回の調査は、Nielsen//NetRatingsが契約顧客に対して提供しているインターネット利用者動向情報サービス(AMS)のデータを基にしており、2000年12月25日~12月31日までのウェブサイト/バナー広告のユニーク・オーディエンス(PCによる自宅からのアクセスで、当該週に1回以上、そのプロパティやドメインのサイトやバナー広告を訪問/視聴したとされる、人の重複を除いた推計利用個人数)のランキングを示したものです。AMSでは、日本全国の一般家庭を対象にRDD方式(電話による無作為抽出方式)で選出した統計的代表性のある30,000名以上の調査パネルからリアルタイムで収集したインターネットの利用データと利用者の属性データを集計しています。
# # #