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2011/04/06 メルマガ

東北地方太平洋沖地震の翌週に訪問者が急増したサイト

Nielsen/NetRatings REPORTER ご購読者 様
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│                                │
│        Nielsen/NetRatings R E P O R T E R        │
│                                │
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2011年4月6日号
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この度の東北地方太平洋沖を震源とする地震により被災された皆さまに、
謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と皆様のご健康を心から
お祈り申し上げます。
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
東北地方太平洋沖地震の翌週に訪問者が急増したサイト
(ネットレイティングス アナリスト 山田 嶺)
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ 過去に発行されたメールマガジンのバックナンバーについて
■ 過去に発行されたプレスリリースに関して
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http://www.netratings.co.jp/service/BuzzMetrics.html?nnr=110406
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│   電話: 03-4363-4201 メール:sales@netratings.co.jp     │
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼ 東北地方太平洋沖地震の翌週に訪問者が急増したサイト ▼△▼
弊社では先日のプレスリリースで、東北地方太平洋沖地震が発生した週に、
首都圏のライフライン関連サイトの訪問者が大幅に増加したことをお伝えした
が(http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease03292011_J.pdf)
地震発生翌週3/14(月)-3/20(日)のインターネット視聴率データにおいても、
また別の特徴的な動きがみられたので紹介していきたい。
-------------------対前週比増加率上位サイト(増加率順)------------------
サイト               訪問者数(万人)   増加率(%)
地震発生の翌週
3/14(月)-3/20(日)
岩手日報 Web news            39        544%
ガソリン価格比較サイト gogo.gs      99 509%
ストップ浜岡原発 26 440%
日本赤十字社 119 401%
prayforjapan.jp 81 400%
------------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen/NetRatings NetView 2011年3月 家庭と職場のPCからのアクセス
上記データは地震が発生した週からその翌週にかけて訪問者数の増加率が高かっ
たサイトである。
岩手日報 Web newsは、岩手県内の報道を中心に扱う新聞社のサイトである。最も
多く訪問されたページはニュース記事ではなく、避難所リストのページであった。
このページは岩手県内のどこが避難所で、そこに誰が居るのかをまとめたページで
あり、地震や津波で行方不明になった人を探す場の一つとして利用されていること
がわかる。
ガソリン価格比較サイト gogo.gsは地域別で一番安いガソリンスタンドを検索で
きるサイトである。訪問者が急増したコンテンツは『災害時ガソリンスタンド情報』
というページであった。このページは各地域のガソリンスタンドの営業時間、販売
量、販売方法などの営業状況について確認できるページである。情報はgogo.gsのサ
イト登録者から口コミで寄せられている。地震の影響で、東北・関東を中心に広い
地域でガソリンスタンドが通常時と異なる営業となっていたため、リアルタイムで
営業状況を把握できる当サイトが活用されていたようだ。
ストップ浜岡原発は静岡にある浜岡原子力発電所についてのサイトであるが、原
発放射能の基礎知識やメルトダウンについての解説ページに訪問者が集中していた。
時期的に福島第一原発の事故についての連日報道や静岡県東部を中心とする地震が
あった時で、原発についての関心が高まったことが増加要因のひとつとして挙げら
れる。
日本赤十字社で最も訪問者が多かったページは義援金の手続きサイトであった。
流入元はGoogle検索やYahoo!検索といった検索エンジンからの流入が目立った。
prayforjapan.jpは、TwitterやFacebook、iPhoneの写真共有アプリInstagramなど
のソーシャルネットワーキングサービスで「#prayforjapan」というタグをつけた
「応援のメッセージ」を集約しているサイトである。実際にサイトを見てみると、
世界各地(日本含む)からのつぶやきや写真で日本を応援するメッセージが掲載され
ており、その応援に応えるメッセージも見受けられる。
prayforjapan.jpによると、このサイトは栃木県の避難所にいた20歳の学生によっ
て作られ、現在はFacebookやTwitterで集まった有志により、運営がされていると
のこと。一個人が始めたことが多くの人の賛同を得て、大きなうねりとなる。この
スピードの速さにソーシャルネットワークならではのダイナミズムを感じる。
今回私が前週比較データを見て一番心を動かされたのは、このprayforjapanとい
うサイトである。世界のどこかの人が、日本を心配して応援メッセージを送る、し
かもその数が非常に多いということ。心配してメッセージを寄せてくれるという行
為になにより意志を感じ励まされた。インターネットを使った応援の仕方にはこう
いう使い方もあるということを身をもって知ることができた。
(ネットレイティングス アナリスト 山田 嶺)
ネット視聴率:無作為抽出による募集を経て構成される世界最大のインター
ネットパネルから、最新の高度なユーザー行動測定技術でリアルタイムにオン
ライン行動情報を記録、ニールセングループが50年以上に渡り集積した豊富な
経験と解析技術を用いて提供されています。
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
URL にアクセスし購読中止の手続きをお願い申し上げます。
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配信停止手続ページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_release.html
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*配信先メールアドレスを変更したい場合は
一旦、上記配信停止ページより配信停止の手続きを完了後に下記URLより
再登録をお願い申し上げます。
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配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
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引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen/NetRatings REPORTER 編集部

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この度の東北地方太平洋沖を震源とする地震により被災された皆さまに、

謹んでお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と皆様のご健康を心から

お祈り申し上げます。

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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】

東北地方太平洋沖地震の翌週に訪問者が急増したサイト

(ネットレイティングス アナリスト 山田 嶺)

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼ 東北地方太平洋沖地震の翌週に訪問者が急増したサイト ▼△▼

弊社では先日のプレスリリースで、東北地方太平洋沖地震が発生した週に、

首都圏のライフライン関連サイトの訪問者が大幅に増加したことをお伝えした

が地震発生翌週3/14(月)-3/20(日)のインターネット視聴率データにおいても、

また別の特徴的な動きがみられたので紹介していきたい。

----------------対前週比増加率上位サイト(増加率順)------------------

サイト               訪問者数(万人)   増加率(%)

地震発生の翌週

3/14(月)-3/20(日)

岩手日報 Web news            39        544%

ガソリン価格比較サイト gogo.gs      99 509%

ストップ浜岡原発 26 440%

日本赤十字社 119 401%

prayforjapan.jp 81 400%

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Source:Nielsen/NetRatings NetView 2011年3月 家庭と職場のPCからのアクセス

上記データは地震が発生した週からその翌週にかけて訪問者数の増加率が高かっ

たサイトである。

岩手日報 Web newsは、岩手県内の報道を中心に扱う新聞社のサイトである。最も

多く訪問されたページはニュース記事ではなく、避難所リストのページであった。

このページは岩手県内のどこが避難所で、そこに誰が居るのかをまとめたページで

あり、地震や津波で行方不明になった人を探す場の一つとして利用されていること

がわかる。

ガソリン価格比較サイト gogo.gsは地域別で一番安いガソリンスタンドを検索で

きるサイトである。訪問者が急増したコンテンツは『災害時ガソリンスタンド情報』

というページであった。このページは各地域のガソリンスタンドの営業時間、販売

量、販売方法などの営業状況について確認できるページである。情報はgogo.gsのサ

イト登録者から口コミで寄せられている。地震の影響で、東北・関東を中心に広い

地域でガソリンスタンドが通常時と異なる営業となっていたため、リアルタイムで

営業状況を把握できる当サイトが活用されていたようだ。

ストップ浜岡原発は静岡にある浜岡原子力発電所についてのサイトであるが、原

発放射能の基礎知識やメルトダウンについての解説ページに訪問者が集中していた。

時期的に福島第一原発の事故についての連日報道や静岡県東部を中心とする地震が

あった時で、原発についての関心が高まったことが増加要因のひとつとして挙げら

れる。

日本赤十字社で最も訪問者が多かったページは義援金の手続きサイトであった。

流入元はGoogle検索やYahoo!検索といった検索エンジンからの流入が目立った。

prayforjapan.jpは、TwitterやFacebook、iPhoneの写真共有アプリInstagramなど

のソーシャルネットワーキングサービスで「#prayforjapan」というタグをつけた

「応援のメッセージ」を集約しているサイトである。実際にサイトを見てみると、

世界各地(日本含む)からのつぶやきや写真で日本を応援するメッセージが掲載され

ており、その応援に応えるメッセージも見受けられる。

prayforjapan.jpによると、このサイトは栃木県の避難所にいた20歳の学生によっ

て作られ、現在はFacebookやTwitterで集まった有志により、運営がされていると

のこと。一個人が始めたことが多くの人の賛同を得て、大きなうねりとなる。この

スピードの速さにソーシャルネットワークならではのダイナミズムを感じる。

今回私が前週比較データを見て一番心を動かされたのは、このprayforjapanとい

うサイトである。世界のどこかの人が、日本を心配して応援メッセージを送る、し

かもその数が非常に多いということ。心配してメッセージを寄せてくれるという行

為になにより意志を感じ励まされた。インターネットを使った応援の仕方にはこう

いう使い方もあるということを身をもって知ることができた。

(ネットレイティングス アナリスト 山田 嶺)

ネット視聴率:無作為抽出による募集を経て構成される世界最大のインター

ネットパネルから、最新の高度なユーザー行動測定技術でリアルタイムにオン

ライン行動情報を記録、ニールセングループが50年以上に渡り集積した豊富な

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