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2010/10/04 メルマガ
スポーツの秋到来!!インターネットから見るスポーツ熱
Nielsen Online REPORTER ご購読者 様
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2010年10月4日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
スポーツの秋到来!!インターネットから見るスポーツ熱
(ネットレイティングス アナリスト 臼井俊介)
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼ スポーツの秋到来!!インターネットから見るスポーツ熱 ▼△▼
暑かった今年の夏が終わり、秋の涼しさを感じる今日この頃、読者の皆さま
はいかがお過ごしだろうか。
秋といえば、"スポーツの秋"。涼しくなり、体を動かすにはもってこいの季
節となり、また、プロスポーツではシーズンがいよいよ佳境に入り、最も白熱
する時期でもある。
そんな"スポーツの秋"にちなんで、今回のメールマガジンでは、スポーツに
関するインターネット上の話題を取り上げる。
■マラソン熱を支えるRUNNET
8月末でエントリーが締め切られた東京マラソン。主催者発表では定員の
35,000人(10kmの部を含む)に対し、約9.6倍にあたる33万5千人もの応募があ
ったという。(東京マラソン2011公式サイト
(http://www.tokyo42195.org/2011/entry_jokyo.html)より)
その際、インターネットの東京マラソン公式サイトへのアクセスは家庭PCか
らのアクセスで22万人を集めていた。
また、ここで注目したいこととしては、東京マラソンの公式サイトへのアク
セス経路として、月刊誌「ランナーズ」が運営するマラソン情報サイト
「Runnet」が一定の役割を果たしていたことをご紹介したい。
<東京マラソン公式サイト(www.tokyo42195.org)への流入元ドメイン>
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Google(www.google.co.jp) 40%
Yahoo!検索(search.yahoo.co.jp) 26%
RUNNET(www.runnet.co.jp) 11%
東京メトロ(www.metro.tokyo.jp) 3%
楽天検索(websearch.rakuten.co.jp) 2%
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2010年8月家庭PCからのアクセス
東京マラソン公式サイトへの流入経路として、Google、Yahoo!といった検索
サイトについでランクインしていたのがRUNNETであり、サイト訪問者の 1割以
上がRUNNET経由でアクセスしていた。
RUNNETのサイト自体も27万人がアクセスしており(2010年8月 家庭PCからの
アクセス)、マラソン大会に参加を検討しているインターネット利用者にとっ
て、非常に人気のあるサイトとなっていることがわかる。
■好調なチームはインターネット上でも人気
春秋制のプロスポーツリーグにおいては、優勝争いも佳境に入り、各地で熱
戦が繰り広げられている。その代表的なスポーツと言えば、プロ野球であろう。
弊社からは2005年にも各球団のサイト訪問者数をリポートしているが、2010
年8月現在の各球団のサイト訪問者は以下のとおり。
<プロ野球公式球団サイト 月間利用者数>
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<セリーグ> <パリーグ>
巨人 43万人 ソフトバンク 20万人
阪神 43万人 オリックス 17万人
中日 24万人 西武 16万人
広島 20万人 日本ハム 16万人
横浜 12万人 ロッテ 14万人
ヤクルト 10万人 楽天 13万人
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2010年8月家庭PCからのアクセス
弊社の視聴率データの作成方法に変更があったため、2005年と単純に比較す
ることはできないが、依然として巨人と阪神の球団サイトの利用者数が頭一つ
抜けている。
また、パリーグを制したソフトバンクのサイト利用者は、球団サイト利用者
でもリーグ1位となっていた。
ちなみに、今季成績が低迷した横浜、楽天の両球団で、利用者が少ないこと
も特徴的である。やはり人気を得るには成績を伴う必要があるといえるであろ
う。
同じく白熱した優勝争いが行われている Jリーグの各クラブチームのサイト
利用者は下記のとおり。
<Jリーグ公式クラブサイト 月間利用者数>
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清水エスパルス 7万3千人
アルビレックス新潟 7万2千人
川崎フロンターレ 7万2千人
ガンバ大阪 6万7千人
FC東京 6万4千人
浦和レッズ 6万人
ベガルタ仙台 6万人
名古屋グランパス 5万9千人
鹿島アントラーズ 5万6千人
横浜Fマリノス 5万3千人
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2010年8月家庭PCからのアクセス
※J1に所属しているクラブで利用者数上位10サイトまで掲載
J1のクラブチームの中では、今季前半のスタートダッシュに成功した清水エ
スパルスのサイト利用者が8月時点では1位となっていた。かくいう筆者もエス
パルスファンであり、今シーズンの好調さを受けて、普段よりも応援に力が入
っている。閑話休題。
Jリーグ各クラブの公式サイトの特徴としては、プロ野球の球団サイトに比べ
全体的に利用者が少ないことが指摘できる。ワールドカップで日本代表が前評
判を覆して活躍し、インターネット上でも非常に盛り上がったものの、それが
J リーグの人気へは今一つつながっていない可能性がある。経営状況が厳しい
クラブもある中、 Jリーグは更なる人気拡大に向け、インターネット上からも
盛り上げて行く必要があるだろう。
■日本人選手大活躍!! ゴルフサイトもアクセス増
最後に、前月から大きく利用者を伸ばしたプロスポーツサイトとして、ゴル
フサイトを取り上げたいと思う。
<ゴルフサイト 利用者数>
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7月 8月 前月比
日本女子プロゴルフ協会(LPGA) 38万人 50万人 132%
日本ゴルフツアー機構 49万人 44万人 91%
PGAツアー(PGATOUR.comz) 5万人 28万人 537%
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2010年7月、8月家庭PCからのアクセス
上記の表からもお分かりいただけるかと思うが、PGA ツアーのサイトで前月
から大きく利用者を伸ばしていた。 8月12日より全米プロゴルフ選手権が開催
され、前年度の大会で史上最年少での予選通過を果たした石川遼選手に注目が
集まった大会で、テレビでも連日放送されるなど、非常に注目された大会であ
った。
また、女子では米女子ツアーのセーフウェイ・クラシックを制した宮里藍選
手が賞金ランキングで世界 1位に返り咲くなど、大きく注目を集めていた。そ
のため、LPGAのサイトもアクセス数を伸ばし、前月比132%の50万人がアクセス
していた。
10月には東京マラソンの発表を控えており、また、プロ野球ではこれからク
ライマックスシリーズ及び日本シリーズが始まる。ゴルフにおいても、賞金王
争いが佳境に入り、スポーツ界からはますます目が離せなくなってくる。
(ネットレイティングス アナリスト 臼井俊介)
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ネットレイティングス株式会社
Nielsen Online REPORTER 編集部