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2010年2月3日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
2009年 ツイッターはどのように広がったか?
(ネットレイティングス アナリスト 中村 義哉)
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼ 2009年 ツイッターはどのように広がったか? ▼△▼
今年も早くも1ヶ月が過ぎ、2月となった。
この1ヶ月のオンラインに関連する話題を見ると、2010年はソーシャルメデ
ィアの活用が本格化しそうな兆しがみえる。その中でも、今一番のホットト
ピックといえば、言わずもがな、ツイッター(Twitter)であろう。関連する
話題は毎日途切れることなく発信されている。弊社でも去年より、インター
ネット視聴率をもとにTwitter.comへのアクセス者数のトレンドを何度か発表
しており、メディアにも取り上げられている。
今回は、ソーシャルメディアの代表格のひとつとして認知されているツイ
ッターの盛り上がりをアクセス者数にプラスして、話題性という観点からも
確認してみたい。ツイッター自身がソーシャルメディア上でどのように話題
となっているのか、弊社のBuzz分析サービス、『BuzzMetrics』から簡単にそ
の盛り上がりを確認してみた。図1は昨年1年間の視聴率トレンドとBuzzのト
レンドを比較したグラフになる。
図1(http://www.netratings.co.jp/hot_off/02032010_01.gif )
*上記リンクからグラフをご参照ください。
※アクティブリーチ:twitter.comへのアクセス者数をインターネット利用者
全体を母数に算出。
※Buzzボリューム:ツイッターについて言及しているメッセージの割合。
CGM全体の記事総量に対する割合で算出。
※検索対象:twitter、ツイッター、ついったーのいずれかを含むメッセージ
※検索対象CGM:ブログ、掲示板、Q&A、ツイッター
一目瞭然、両トレンドには相関がみられ、特に7月以降の盛り上がりに関し
ては、強い相関がある。7月以降の伸びは、著名人、政治家が続々とツイッ
ターを使用し始め、メディアでも話題となり広く認知されたことによる盛
り上がりである。これは今さら説明する必要もないだろう。しかし、Buzzボ
リュームをみると実は5月にもう一つの山が存在しているのがわかる。Buzz上
ではアクセスの増加より手前、4月、5月時点で一旦話題となっていた。アク
セス数との関係からみると、一部の人間が大きく盛り上がっていたという構
造になるだろう。キャズムを超えたかという議論はこの頃からなされていた
が、このグラフを見ると見えてくるものがある。ちなみに筆者もツイッター
を始めたのは5月からであった。
では、この4月、5月のボリュームに関して、何がきっかけとなっていたの
か?これを紐解く一つとして、英語圏での話題の盛り上がりを照らし合わせ
ると面白い結果が見えてくる。図2は英語圏でのTwitterに関するBuzzボリュ
ームのトレンドをかけ合わせた。
図2(http://www.netratings.co.jp/hot_off/02032010_02.gif )
*上記リンクからグラフをご参照ください。
※Buzzボリューム:ツイッターについて言及しているメッセージの割合。
CGM全体の記事総量に対する割合で算出
※検索対象:twitter、ツイッター、ついったーのいずれかを含むメッセージ
※検索対象CGM:ブログ、掲示板、Q&A、ツイッター
英語圏では、4月から6月にかけて、ツイッターに関連する話題が最もピー
クとなっていた。米国発で話題が波及し、日本でも盛り上がった構図となり、
その後は、前述したとおりである。一方、英語圏では7月以降は落ちついた
状況にある。日本語での4月、5月での実際の記載内容も、「話題になってい
るので始めてみた」という趣旨の記載が目立っていた。
筆者の個人的な経験でも、5月に米国に出張した際に、現地のアナリストか
ら日本でのツイッターの状況をしきりに聞かれたことを思い出す。また、10
月末にニューヨークで行われたDigital PR Next Practices Summitというセ
ミナーに参加した際は、200名近くいた出席者の中でツイッターアカウントを
企業として活用している参加者が半数以上であり、5月の盛り上がりから、
約半年で企業側も積極的に活用に乗りだしたといった状況になっていたよう
だ。
日本は昨年後半から大きく盛り上がりを見せているが、その他の言語圏で
はどうか?図3は各言語におけるトレンドである。
図3(http://www.netratings.co.jp/hot_off/02032010_03.gif )
*上記リンクからグラフをご参照ください。
※Buzzボリューム:ツイッターについて言及しているメッセージの割合。
CGM全体の記事総量に対する割合で算出
※検索対象:twitter、ツイッター、ついったーのいずれかを含むメッセージ」
※検索対象CGM:ブログ、掲示板、Q&A、ツイッター
これを見ると、昨年前半は英語とその他言語に大きな開きがあったが、12
月では日本が大きく伸び、ついでフランス語、スペイン語となっている。い
ずれの言語でもボリュームは右肩上がりとなっていた。
このように世界的にも盛り上がりを見せているツイッターが、今後どのよ
うに発展していくのか目が離せない。日本でも、ツイッターをはじめとして、
ソーシャルメディアの企業活用について活発に議論されている。もはや、
ソーシャルメディアがマーケティング上無視できない存在になったことは間
違いないだろう。
(ネットレイティングス アナリスト 中村 義哉)
※参考※
ソーシャルメディアを考える上で参考になる記事
MarkeZineより
真説! ソーシャルメディアマーケティング
http://markezine.jp/article/corner/344
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引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen Online REPORTER 編集部
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(ネットレイティングス アナリスト 中村 義哉)
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▼△▼ 2009年 ツイッターはどのように広がったか? ▼△▼
今年も早くも1ヶ月が過ぎ、2月となった。
この1ヶ月のオンラインに関連する話題を見ると、2010年はソーシャルメデ
ィアの活用が本格化しそうな兆しがみえる。その中でも、今一番のホットト
ピックといえば、言わずもがな、ツイッター(Twitter)であろう。関連する
話題は毎日途切れることなく発信されている。弊社でも去年より、インター
ネット視聴率をもとにTwitter.comへのアクセス者数のトレンドを何度か発表
しており、メディアにも取り上げられている。
今回は、ソーシャルメディアの代表格のひとつとして認知されているツイ
ッターの盛り上がりをアクセス者数にプラスして、話題性という観点からも
確認してみたい。ツイッター自身がソーシャルメディア上でどのように話題
となっているのか、弊社のBuzz分析サービス、『BuzzMetrics』から簡単にそ
の盛り上がりを確認してみた。図1は昨年1年間の視聴率トレンドとBuzzのト
レンドを比較したグラフになる。
図1
*上記リンクからグラフをご参照ください。
※アクティブリーチ:twitter.comへのアクセス者数をインターネット利用者
全体を母数に算出。
※Buzzボリューム:ツイッターについて言及しているメッセージの割合。
CGM全体の記事総量に対する割合で算出。
※検索対象:twitter、ツイッター、ついったーのいずれかを含むメッセージ
※検索対象CGM:ブログ、掲示板、Q&A、ツイッター
一目瞭然、両トレンドには相関がみられ、特に7月以降の盛り上がりに関し
ては、強い相関がある。7月以降の伸びは、著名人、政治家が続々とツイッ
ターを使用し始め、メディアでも話題となり広く認知されたことによる盛
り上がりである。これは今さら説明する必要もないだろう。しかし、Buzzボ
リュームをみると実は5月にもう一つの山が存在しているのがわかる。Buzz上
ではアクセスの増加より手前、4月、5月時点で一旦話題となっていた。アク
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が、このグラフを見ると見えてくるものがある。ちなみに筆者もツイッター
を始めたのは5月からであった。
では、この4月、5月のボリュームに関して、何がきっかけとなっていたの
か?これを紐解く一つとして、英語圏での話題の盛り上がりを照らし合わせ
ると面白い結果が見えてくる。図2は英語圏でのTwitterに関するBuzzボリュ
ームのトレンドをかけ合わせた。
図2
*上記リンクからグラフをご参照ください。
※Buzzボリューム:ツイッターについて言及しているメッセージの割合。
CGM全体の記事総量に対する割合で算出
※検索対象:twitter、ツイッター、ついったーのいずれかを含むメッセージ
※検索対象CGM:ブログ、掲示板、Q&A、ツイッター
英語圏では、4月から6月にかけて、ツイッターに関連する話題が最もピー
クとなっていた。米国発で話題が波及し、日本でも盛り上がった構図となり、
その後は、前述したとおりである。一方、英語圏では7月以降は落ちついた
状況にある。日本語での4月、5月での実際の記載内容も、「話題になってい
るので始めてみた」という趣旨の記載が目立っていた。
筆者の個人的な経験でも、5月に米国に出張した際に、現地のアナリストか
ら日本でのツイッターの状況をしきりに聞かれたことを思い出す。また、10
月末にニューヨークで行われたDigital PR Next Practices Summitというセ
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企業として活用している参加者が半数以上であり、5月の盛り上がりから、
約半年で企業側も積極的に活用に乗りだしたといった状況になっていたよう
だ。
日本は昨年後半から大きく盛り上がりを見せているが、その他の言語圏で
はどうか?図3は各言語におけるトレンドである。
図3
*上記リンクからグラフをご参照ください。
※Buzzボリューム:ツイッターについて言及しているメッセージの割合。
CGM全体の記事総量に対する割合で算出
※検索対象:twitter、ツイッター、ついったーのいずれかを含むメッセージ」
※検索対象CGM:ブログ、掲示板、Q&A、ツイッター
これを見ると、昨年前半は英語とその他言語に大きな開きがあったが、12
月では日本が大きく伸び、ついでフランス語、スペイン語となっている。い
ずれの言語でもボリュームは右肩上がりとなっていた。
このように世界的にも盛り上がりを見せているツイッターが、今後どのよ
うに発展していくのか目が離せない。日本でも、ツイッターをはじめとして、
ソーシャルメディアの企業活用について活発に議論されている。もはや、
ソーシャルメディアがマーケティング上無視できない存在になったことは間
違いないだろう。
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http://markezine.jp/article/corner/344
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