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2009/08/03 メルマガ

世界中で話題となったマイケル・ジャクソン

Nielsen Online REPORTER ご購読者 様
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2009年8月3日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
世界中で話題となったマイケル・ジャクソン 
    (ネットレイティングス アナリスト 中村 義哉)
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼  世界中で話題となったマイケル・ジャクソン』  ▼△▼
去る7月30日に弊社はCGM分析サービスである「BuzzMetrics(バズメトリク
ス)」の提供を開始した。本サービスの特徴のひとつは多言語対応にあり、
複数の言語を同一のスキームで分析できることにある。そこで、今回はこの
BuzzMetricsからのデータを活用して、6月の話題を振り返りたい。
さて、6月の話題を思い浮かべると、真っ先に思いつくのは「KING OF POP」
マイケル・ジャクソンの死だろう。現地時間、6月25日の突然の死亡報道で、
世界が騒然とし、多くの人が衝撃を受けたことは間違いない。
マイケルジャクソンの死亡を報道したニュースサイトの複数でトラフィッ
クが急増したり、Twitterも一時アクセスしづらい状況にあったことは報道で
も取り上げられたとおりである。
では、CGMの世界ではどのくらいの人が彼の死を語ったのだろうか。
各国のバズのボリュームを比較したい。
死亡が報道された6/25の前後の10日間で、マイケルジャクソンについて記
載されたメッセージ数(バズボリューム)は下記となった。
英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、日本語におけるブログ、およ
び、掲示板のメッセージ総数は約50万件。今回はYoutubeやTwitterは含めて
いないが、それらを含めると、その数は壮大なものになるだろう。
言語別には英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、日本語の順でボリ
ュームが多い。
----------バズボリューム(ブログ、掲示板のみ)------------------------
日本語  英語  ドイツ語 スペイン語 イタリア語
6月24日 12 1,194 30 21 10
6月25日 1,427 101,812 1,979 2,286 805
6月26日 3,176 123,156 14,474 7,154 4,896
6月27日 869 41,591 3,421 2,053 986
6月28日 533 40,032 2,356 1,645 610
6月29日 435 37,275 2,143 2,018 805
6月30日 362 26,875 1,363 1,703 463
7月1日 226 21,464 911 1,304 459
7月2日 198 18,335 1,088 1,234 411
7月3日 185 16,427 1,241 1,042 364
合計 7,423 428,161 29,006 20,460 9,809
※期間中に「Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)」というキーワードが
記載されていたメッセージの数
※米国東部標準時間で計測
※Nielsen BuzzMetricsより
----------------------------------------------------------------------
やはり英語圏での人気は絶大で、25、26日の2日間で実に22万件と計測期間
全体の約半分のメッセージが書かれている。
どの言語でも26日の書き込みが最も多く、その後ボリュームは下がるもの
の死亡報道前に比べて一定数のメッセージがかかれており、マイケルの死に
ついての関心が持続しているのがわかる。特に英語圏では7/1以降も日々1万
件以上のメッセージが書かれ、7/7の葬儀に再度ボリュームが増加し約4万件
のメッセージが書かれた。
では、マイケルについて語っているメッセージ内容はどういったものか?
筆者が読解可能な日本語と英語のみになるが、どのようなことが語られて
いたのか大まかに分類してみる。
日本語の場合は、「驚き」や「衝撃」を受けたというメッセージが多かっ
たが、すぐに、マイケルの死を冷静に受け止めて、彼の曲を聞いていた時の
シチュエーションやコンサート時の思い出を書き込んだメッセージが多く記
載されていた。またYoutubeからの動画引用も数多くみられた。
一方英語でのメッセージをみると、報道のあった直後はやはり、死亡報道
が本当かどうかの確認を行っているメッセージが多かった。
死亡が確認されたあとは、思い出を語るというよりは、深い悲しみを表現
し、冥福を祈るメッセージや、彼の才能、音楽界への貢献をたたえるものが
多かった。
また、掲示板上では才能と過去の行動(裁判について)に関して、議論さ
れており、才能と、彼のしたことは別で、素直に冥福を祈ることは出来ない
といったコメントも記載されていた。
全ての日において、全体の3%前後が「薬」に関しても触れているメッセー
ジとなっている。
また、同日にTV版の元祖チャーリーズエンジェルに出演して人気だった女
優のファラ・フォーセットもなくなっており、ファラの死にも触れ、エンタ
ーテイメント界のスターが2人も同時に居なくなったのは大変悲しいという
メッセージも目立っていた。
海外のアーティストということもあり、日本語では客観的に彼を見ている
記述が多かったが、英語圏では、深い悲しみを表現したり、過去の行動に対
する議論が交わされていたりと、日頃から彼の存在や行動がより身近な話題
となっていたのではないだろうか。
いずれにせよ、彼が世界中から注目された存在だったことに間違いはない
だろう。
マイケル、ファラの冥福を祈る。
(ネットレイティングス アナリスト 中村 義哉)

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世界中で話題となったマイケル・ジャクソン 

    (ネットレイティングス アナリスト 中村 義哉)

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼  世界中で話題となったマイケル・ジャクソン』  ▼△▼

去る7月30日に弊社はCGM分析サービスである「BuzzMetrics(バズメトリク

ス)」の提供を開始した。本サービスの特徴のひとつは多言語対応にあり、

複数の言語を同一のスキームで分析できることにある。そこで、今回はこの

BuzzMetricsからのデータを活用して、6月の話題を振り返りたい。

さて、6月の話題を思い浮かべると、真っ先に思いつくのは「KING OF POP」

マイケル・ジャクソンの死だろう。現地時間、6月25日の突然の死亡報道で、

世界が騒然とし、多くの人が衝撃を受けたことは間違いない。

マイケルジャクソンの死亡を報道したニュースサイトの複数でトラフィッ

クが急増したり、Twitterも一時アクセスしづらい状況にあったことは報道で

も取り上げられたとおりである。

では、CGMの世界ではどのくらいの人が彼の死を語ったのだろうか。

各国のバズのボリュームを比較したい。

死亡が報道された6/25の前後の10日間で、マイケルジャクソンについて記

載されたメッセージ数(バズボリューム)は下記となった。

英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、日本語におけるブログ、およ

び、掲示板のメッセージ総数は約50万件。今回はYoutubeやTwitterは含めて

いないが、それらを含めると、その数は壮大なものになるだろう。

言語別には英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、日本語の順でボリ

ュームが多い。

----------バズボリューム(ブログ、掲示板のみ)------------------------

日本語  英語  ドイツ語 スペイン語 イタリア語

6月24日 12 1,194 30 21 10

6月25日 1,427 101,812 1,979 2,286 805

6月26日 3,176 123,156 14,474 7,154 4,896

6月27日 869 41,591 3,421 2,053 986

6月28日 533 40,032 2,356 1,645 610

6月29日 435 37,275 2,143 2,018 805

6月30日 362 26,875 1,363 1,703 463

7月1日 226 21,464 911 1,304 459

7月2日 198 18,335 1,088 1,234 411

7月3日 185 16,427 1,241 1,042 364

合計 7,423 428,161 29,006 20,460 9,809

※期間中に「Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)」というキーワードが

記載されていたメッセージの数

※米国東部標準時間で計測

※Nielsen BuzzMetricsより

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やはり英語圏での人気は絶大で、25、26日の2日間で実に22万件と計測期間

全体の約半分のメッセージが書かれている。

どの言語でも26日の書き込みが最も多く、その後ボリュームは下がるもの

の死亡報道前に比べて一定数のメッセージがかかれており、マイケルの死に

ついての関心が持続しているのがわかる。特に英語圏では7/1以降も日々1万

件以上のメッセージが書かれ、7/7の葬儀に再度ボリュームが増加し約4万件

のメッセージが書かれた。

では、マイケルについて語っているメッセージ内容はどういったものか?

筆者が読解可能な日本語と英語のみになるが、どのようなことが語られて

いたのか大まかに分類してみる。

日本語の場合は、「驚き」や「衝撃」を受けたというメッセージが多かっ

たが、すぐに、マイケルの死を冷静に受け止めて、彼の曲を聞いていた時の

シチュエーションやコンサート時の思い出を書き込んだメッセージが多く記

載されていた。またYoutubeからの動画引用も数多くみられた。

一方英語でのメッセージをみると、報道のあった直後はやはり、死亡報道

が本当かどうかの確認を行っているメッセージが多かった。

死亡が確認されたあとは、思い出を語るというよりは、深い悲しみを表現

し、冥福を祈るメッセージや、彼の才能、音楽界への貢献をたたえるものが

多かった。

また、掲示板上では才能と過去の行動(裁判について)に関して、議論さ

れており、才能と、彼のしたことは別で、素直に冥福を祈ることは出来ない

といったコメントも記載されていた。

全ての日において、全体の3%前後が「薬」に関しても触れているメッセー

ジとなっている。

また、同日にTV版の元祖チャーリーズエンジェルに出演して人気だった女

優のファラ・フォーセットもなくなっており、ファラの死にも触れ、エンタ

ーテイメント界のスターが2人も同時に居なくなったのは大変悲しいという

メッセージも目立っていた。

海外のアーティストということもあり、日本語では客観的に彼を見ている

記述が多かったが、英語圏では、深い悲しみを表現したり、過去の行動に対

する議論が交わされていたりと、日頃から彼の存在や行動がより身近な話題

となっていたのではないだろうか。

いずれにせよ、彼が世界中から注目された存在だったことに間違いはない

だろう。

マイケル、ファラの冥福を祈る。

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