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2008/01/15 メルマガ

「Googleが快挙!遂に日本の企業サイトランキングで堂々2位に」

Nielsen Online REPORTER ご購読者 様
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│                                │
│       Nielsen Online R E P O R T E R        │
│                                │
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2008年1月15日号
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■ メールマガジン・タイトル変更のお知らせ
■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「Googleが快挙!遂に日本の企業サイトランキングで堂々2位に」
      (ネットレイティングス アナリスト 溝端 陽太郎)
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
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■ メールマガジン・タイトル変更のお知らせ
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いつも本メールマガジンのご愛読を賜り誠にありがとうございます。
弊社は1999年の創業以来、Nielsen//NetRatingsブランドの元にネット視聴
率調査 NetViewをはじめとするオンライン調査データと分析・知見を提供して
参りましたが、このほど世界中の全てのニールセン・グループ傘下の企業が
米国The Nielsen Company に統合され、ひとつの会社として活動していくこと
になりました。ネットレイティングス株式会社は従来のNetRatingsブランド・
サービスにCGM分析の世界標準である Nielsen Buzz Metricsをサービス・ライ
ンナップに加え、「Nielsen Online」というビジネスユニットとして、今後
活動して参ります。
つきましては、本メールマガジンも今号より「Nielsen Online Reporter」
とタイトルを変更すると共に、内容を一部リニューアルさせていただきました。
引き続きご愛読を賜れば幸いです。
★New!★――――――――――――――――――――――――――――――
あなたのサイトを訪れているのは誰か、本当に知っていますか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――
◆オンラインアンケートとログ解析を統合させた新サービス!
サイト利用者の利用意識とサイト内行動を同時に探ることができます。
◆オフライン認知経路別のコンバージョンを知ることができます。
◆コンテンツ別の利用者属性、訪問目的やサイトの印象別の閲覧ページ等が
把握できます。
『SiteCensusアンケート機能』
http://www.netratings.co.jp/service/int_iwi.html?nnr=080115
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│   電話: 03-4363-4201 メール:sales@netratings.co.jp     │
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼ Googleが快挙!遂に日本の企業サイトランキングで堂々2位に ▼△▼
成人式も終わり1月も半ばにさしかかった。年末年始の休暇からやっと本来
の仕事のペースが取り戻せつつある。皆様はいかがお過ごしだろうか?
本年も、本メールマガジン上で毎月2回(1日、15日)アナリストによる最新ト
ピックスを紹介して参ります。今後とも末永くよろしくお願いいたします。
それでは、コラム【ウェブマーケティング・データライン】本題に移ろう。
新年最初のトッピクスは、「Google」についてである。1998年にガレージから
始まった企業は、2004年に株式公開を果たし現在も破竹の勢いがとまらない成
長企業である。
そのGoogleであるが、弊社の視聴率サービスのNetViewにおいて、楽天が
2002年より死守し続けてきたYahoo!に次ぐ2位の座を昨年末11月に奪ったのだ。
今回取り上げる数字は、弊社ネット視聴率サービスNetViewでのプロパティ
という指標で、同一企業の様々なサイトのアクセス数を企業単位で集計してい
るものである。企業サイトのパワーを計るための重要な指標の一つで、特徴と
してはいくつものサイトを束ねており、会社の分割・合併等がない限り大きな
変動の起きにくい指標のひとつである。
にも関わらず、2005年12月時点では、14位だったGoogleは、その後2年のう
ちに2002年以後、破られてこなかった日本のネット視聴率No.2に躍り出たのだ。
□ プロパティ単位(企業単位の括り)での利用者数集計結果(単位:千人)
----------------------------------------------------------------------
プロパティ名 2005年12月 2007年11月 2007年12月
Yahoo! 34,164 (1位) 41,873 (1位) 42,574(1位)
Google 12,634 (14位) 26,242 (2位) 27,137(2位)
Rakuten 23,454 (2位) 25,897 (3位) 27,021(3位)
NTT Communications 14,425 (9位) 24,168 (4位) 24,225(4位)
Microsoft 14,890 (8位) 22,277 (5位) 23,235(5位)
----------------------------------------------------------------------
Source:Niesen Online NetView プロパティ 家庭からのアクセス
( )内はその時点での利用者数によるプロパティ順位
*2005年12月時のMicrosoftの利用者数にはMSNの利用者数は含まれていません。
<参考グラフ:http://www.netratings.co.jp/hot_off/01152008_01.gif>
■功を奏した「YouTube」の買収とその後のブーム
この快挙を牽引したのは、投稿動画サイト「YouTube」である。Googleがこ
の急成長中のサイトを2006年に買収し、その後、数々の賞を受賞し話題に事欠
かなかったサイトだ。言わずも知れたことだが、このYouTubeは、インターネ
ット高速化の波にのりブロードバンドを活用したユーザー主導のリッチコンテ
ンツメディアという新動画ジャンルを作り、現在もなおユーザーからの支持を
受けているサイトである。
本コラム2007年12月15日号で「動画共有サイトの視聴率ランキング」を取り
上げたが、「利用者数ではYouTubeが断トツ」(コラムデータラインより)な
のである。実はこのYouTube、現在は、月間利用者数が1,450万人を超えるが
2005年12月の段階では、20万人であった。(買収時点は810万人程度)
□ Google全体とYouTubeの関係 NetView集計結果(単位:千人)
----------------------------------------------------------------------
Google(YouTube含む)    YouTube単体
2006年12月    20,153           8,963
2007年 6月    23,747           12,165
2007年12月    27,137           15,167
----------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen Online NetView 利用者数 家庭からのアクセス
2006年12月,2007年6月,12月
※集計リストは、NetViewのポータルコンテンツビューによる
■今回のGoogleは、2004年のGMO以来の急上昇
今回のGoogleのように短期間でプロパティ順位を押し上げた例は、過去にさ
かのぼって一件だけある。2003年末から2004年末にかけてのGMO(旧Global
media online)以来である。当時GMOは、東京証券取引所市場第2部に上場し、
インターネット接続サービスのベッコアメ・インターネット、インターネット
サービスプロバイダのゼロ、低額レンタルサーバーのpaperboy&co.の買収とい
うように、M&A戦略が功を奏し、2003年末時点で16位だったプロパティ順位を
その一年後に4位にするという快挙を成し遂げている。
□ GMO(旧global media online)の当時のプロパティ推移(利用者数)
----------------------------------------------------------------------
GMO(旧global media online)
2004年 1月 6,262
2004年 3月         9,880
2004年 6月        13,274
2004年 9月 16,627
2004年12月 18,111
----------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen Online NetView 2004年度 家庭からのアクセス
■今回の快挙の特筆すべき点は「YouTube」のパワー
しかしながら、2003年末~2004年末のGMOと違う点として、この度のGoogle
の快挙では、2002年から変らなかった2位という座を奪った点とその要因がほ
ぼひとつのサイトである点である。確かにGoogleの打ち出すほとんどのサービ
スが、YouTubeには至らないもの右肩上がりでこれらも十分貢献に値するのだ
が、やはり投稿動画サイトの雄は何者にも変え難い。
日本において、Yahoo!の独壇場はまだまだ揺るがないだろうが、今回2007年
末時点でGoogleがNo.2に躍り出たことでますますネット周りの緊張感が高まる。
今年も諸外国同様日本においてもGoogleの勢いが止まらないのではないか?
今年も注目の一年である。
(ネットレイティングス アナリスト 溝端 陽太郎)
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
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配信停止手続ページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_release.html
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一旦、上記配信停止ページより配信停止の手続きを完了後に下記URLより
再登録をお願い申し上げます。
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配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
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引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen//NetRatings REPORTER 編集部

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2008年1月15日号

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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】

「Googleが快挙!遂に日本の企業サイトランキングで堂々2位に」

      (ネットレイティングス アナリスト 溝端 陽太郎)

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼ Googleが快挙!遂に日本の企業サイトランキングで堂々2位に ▼△▼

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本年も、本メールマガジン上で毎月2回(1日、15日)アナリストによる最新ト

ピックスを紹介して参ります。今後とも末永くよろしくお願いいたします。

それでは、コラム【ウェブマーケティング・データライン】本題に移ろう。

新年最初のトッピクスは、「Google」についてである。1998年にガレージから

始まった企業は、2004年に株式公開を果たし現在も破竹の勢いがとまらない成

長企業である。

そのGoogleであるが、弊社の視聴率サービスのNetViewにおいて、楽天が

2002年より死守し続けてきたYahoo!に次ぐ2位の座を昨年末11月に奪ったのだ。

今回取り上げる数字は、弊社ネット視聴率サービスNetViewでのプロパティ

という指標で、同一企業の様々なサイトのアクセス数を企業単位で集計してい

るものである。企業サイトのパワーを計るための重要な指標の一つで、特徴と

してはいくつものサイトを束ねており、会社の分割・合併等がない限り大きな

変動の起きにくい指標のひとつである。

にも関わらず、2005年12月時点では、14位だったGoogleは、その後2年のう

ちに2002年以後、破られてこなかった日本のネット視聴率No.2に躍り出たのだ。

□ プロパティ単位(企業単位の括り)での利用者数集計結果(単位:千人)

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プロパティ名 2005年12月 2007年11月 2007年12月

Yahoo! 34,164 (1位) 41,873 (1位) 42,574(1位)

Google 12,634 (14位) 26,242 (2位) 27,137(2位)

Rakuten 23,454 (2位) 25,897 (3位) 27,021(3位)

NTT Communications 14,425 (9位) 24,168 (4位) 24,225(4位)

Microsoft 14,890 (8位) 22,277 (5位) 23,235(5位)

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Source:Niesen Online NetView プロパティ 家庭からのアクセス

( )内はその時点での利用者数によるプロパティ順位

*2005年12月時のMicrosoftの利用者数にはMSNの利用者数は含まれていません。

<参考グラフ:http://www.netratings.co.jp/hot_off/01152008_01.gif>

■功を奏した「YouTube」の買収とその後のブーム

この快挙を牽引したのは、投稿動画サイト「YouTube」である。Googleがこ

の急成長中のサイトを2006年に買収し、その後、数々の賞を受賞し話題に事欠

かなかったサイトだ。言わずも知れたことだが、このYouTubeは、インターネ

ット高速化の波にのりブロードバンドを活用したユーザー主導のリッチコンテ

ンツメディアという新動画ジャンルを作り、現在もなおユーザーからの支持を

受けているサイトである。

本コラム2007年12月15日号で「動画共有サイトの視聴率ランキング」を取り

上げたが、「利用者数ではYouTubeが断トツ」(コラムデータラインより)な

のである。実はこのYouTube、現在は、月間利用者数が1,450万人を超えるが

2005年12月の段階では、20万人であった。(買収時点は810万人程度)

□ Google全体とYouTubeの関係 NetView集計結果(単位:千人)

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Google(YouTube含む)    YouTube単体

2006年12月    20,153           8,963

2007年 6月    23,747           12,165

2007年12月    27,137           15,167

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Source:Nielsen Online NetView 利用者数 家庭からのアクセス

2006年12月,2007年6月,12月

※集計リストは、NetViewのポータルコンテンツビューによる

■今回のGoogleは、2004年のGMO以来の急上昇

今回のGoogleのように短期間でプロパティ順位を押し上げた例は、過去にさ

かのぼって一件だけある。2003年末から2004年末にかけてのGMO(旧Global

media online)以来である。当時GMOは、東京証券取引所市場第2部に上場し、

インターネット接続サービスのベッコアメ・インターネット、インターネット

サービスプロバイダのゼロ、低額レンタルサーバーのpaperboy&co.の買収とい

うように、M&A戦略が功を奏し、2003年末時点で16位だったプロパティ順位を

その一年後に4位にするという快挙を成し遂げている。

□ GMO(旧global media online)の当時のプロパティ推移(利用者数)

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GMO(旧global media online)

2004年 1月 6,262

2004年 3月         9,880

2004年 6月        13,274

2004年 9月 16,627

2004年12月 18,111

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Source:Nielsen Online NetView 2004年度 家庭からのアクセス

■今回の快挙の特筆すべき点は「YouTube」のパワー

しかしながら、2003年末~2004年末のGMOと違う点として、この度のGoogle

の快挙では、2002年から変らなかった2位という座を奪った点とその要因がほ

ぼひとつのサイトである点である。確かにGoogleの打ち出すほとんどのサービ

スが、YouTubeには至らないもの右肩上がりでこれらも十分貢献に値するのだ

が、やはり投稿動画サイトの雄は何者にも変え難い。

日本において、Yahoo!の独壇場はまだまだ揺るがないだろうが、今回2007年

末時点でGoogleがNo.2に躍り出たことでますますネット周りの緊張感が高まる。

今年も諸外国同様日本においてもGoogleの勢いが止まらないのではないか?

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