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2007/07/01 メルマガ

動画系サイトの最新利用状況

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様
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2007年7月15日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「動画系サイトの最新利用状況」
 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ ネットレイティングスからのお知らせ
1. ネットレイティングス・データクロニクル2006 新発売
2. 新オンライン広告統計レポート「AdRelevance」新発売
3. ネットレイティングスからの新提案
全数ネット視聴率情報「マーケット・インテリジェンス」
4.リアルタイム・アクセスログ解析サービス「サイトセンサス」
5.「オンラインディレクトリ集計サービス」リニューアル
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼    動画系サイトの最新利用状況        ▼△▼
Youtubeは引き続きものすごい勢いで利用者を伸ばしている。5月月間の利
用者数は1,165万人に達し、リーチは25%である。つまり、ネットユーザーの
4人にひとりが月に最低1回はYouTubeサイトを訪問していることになる。これ
が弊社視聴率情報のプロパティ集計(企業単位集計)で好調な伸びを見せる
Googleの原動力のひとつとなっている。
Youtubeは動画系サイトの中では独壇場の強さを発揮しており、他の追随を
許さないかの様相を呈しているが、2番手、3番手も検討している。
--------   2007年5月動画サイトの月間利用者数       ---------
(動画共有系)   利用者数(単位:千人)  ひとり平均の月間利用時間
YouTube  11,648 1時間02分08秒
daily motion   1,636            33分29秒
ニコニコ動画   1,354          2時間10分28秒
アメーバビジョン   781            11分04秒
FlipClip   770             8分45秒
(動画配信系)
Yahoo!動画      5,758            26分54秒
Gyao0         4,897            44分09秒
Yahoo!映画 4,212             4分16秒
BIGLOBEストリーム 1,524            14分34秒
ShowTime 1,439            14分39秒
--------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings NetView AMS 家庭からのアクセス
まず、上表の動画共有系をみると、YouTubeと同じ米国の動画共有サイトで
あるdaily motionがここ数ヶ月で大きく伸張している。弊社データでは昨年
11月に利用者数34万人で初登場し、7ヶ月で150万人を突破している。YouTube
が登場した時の勢いに似ている。米国では1年以上前からランクイン、ランク
外近辺をうろうろしていたが、昨年秋以降に火がつき、現在は200万人の利用
者がいる。但し、米国の利用者数の伸びの勢いはかってのYouTubeほどはない。
このサイトもYouTubeと同じく日本語が通るばかりでなく、かなりの部分が日
本語で表示されている。第3位のニコニコ動画は純粋な画像共有サイトとは言
えないが、利用時間の長さが顕著だ。
動画配信系ではYahoo!動画が徐々にGyaOに差を付け始めている。これは
Yahoo!の持つ圧倒的利用者数からのシャワー効果の差が大きいのではないだ
ろうか。動画配信系の利用時間は共有系に比べて総じて短い。これは配信さ
れる動画がブラウザに埋め込まれたメディアプレイヤーでない場合(つまり
新たにメディアプレイヤーが起動し、その中で動画が配信される場合)の利
用時間を現在の弊社の視聴率ではレポートできないためであることもその理
由のひとつではあるが、一般に現在のネット利用では長尺の動画を視聴する
よりも、尺の短いショートフィルムをいくつも視聴するといった傾向が強い
ようだ。弊社視聴率も来年度には大幅なバージョンアップがおこなわれる予
定だ。その際には、メディアプレイヤーのような非ブラウザ系の視聴状況も
レポートが可能になるので、このあたりの分析をもっと詳細におこなうこと
もできるだろう。
では、最近の主流と言われている動画系サイトであるが、実際のインター
ネット・ユーセージ全体に占める位置はどの程度なのでろうか?下記は、弊
社では全てのウェブサイトをカテゴリー化しているが、そのカテゴリー別の
利用状況である。利用者数に一人平均の利用時間を乗じると、カテゴリー全
体の月間総利用時間になる。
--------   2007年5月  カテゴリー別総利用時間とシェア  ---------
総利用時間(千時間)  シェア
ポータルとオンライン・コミュニティ 122,199     30.9%
マルチカテゴリー・コマース        69,804     17.7%
動画以外のエンターテイメント       55,341     14.0%
ニュースと情報 36,929     9.3%
通信/インターネット・サービス 33,375    8.4%
動画系                  18,431     4.7%
金融/保険/投資 17,522     4.4%
旅行 13,300     3.4%
エレクトロニクス 9,992     2.5%
家庭とファッション 5,629     1.4%
ライフスタイル 4,391     1.1%
自動車 2,957     0.7%
教育とキャリア 2,705     0.7%
政府とNPO 1,719     0.4%
行事/ギフト 773     0.2%
企業 87     0.0%
--------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings NetView AMS 家庭からのアクセス
動画系の利用時間シェアは全体の約5%である。前述のようにメディアプレ
イヤーでの視聴時間が含まれていないので、実際はもう少し多いと考えられ
るが、それでも1割に満たないのが現状ではないだろうか。それでもシェア
は今後確実に増加していくだろう。
(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
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■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
URL にアクセスし購読中止の手続きをお願い申し上げます。
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配信停止手続ページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_release.html
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*配信先メールアドレスを変更したい場合は
一旦、上記配信停止ページより配信停止の手続きを完了後に下記URLより
再登録をお願い申し上げます。
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配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
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引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen//NetRatings REPORTER 編集部

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2007年7月1日号

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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】

「動画系サイトの最新利用状況」

 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼    動画系サイトの最新利用状況        ▼△▼

Youtubeは引き続きものすごい勢いで利用者を伸ばしている。5月月間の利

用者数は1,165万人に達し、リーチは25%である。つまり、ネットユーザーの

4人にひとりが月に最低1回はYouTubeサイトを訪問していることになる。これ

が弊社視聴率情報のプロパティ集計(企業単位集計)で好調な伸びを見せる

Googleの原動力のひとつとなっている。

Youtubeは動画系サイトの中では独壇場の強さを発揮しており、他の追随を

許さないかの様相を呈しているが、2番手、3番手も検討している。

--------   2007年5月動画サイトの月間利用者数       ---------

(動画共有系)   利用者数(単位:千人)  ひとり平均の月間利用時間

YouTube  11,648 1時間02分08秒

daily motion   1,636            33分29秒

ニコニコ動画   1,354          2時間10分28秒

アメーバビジョン   781            11分04秒

FlipClip   770             8分45秒

(動画配信系)

Yahoo!動画      5,758            26分54秒

Gyao0         4,897            44分09秒

Yahoo!映画 4,212             4分16秒

BIGLOBEストリーム 1,524            14分34秒

ShowTime 1,439            14分39秒

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Source:Nielsen//NetRatings NetView AMS 家庭からのアクセス

まず、上表の動画共有系をみると、YouTubeと同じ米国の動画共有サイトで

あるdaily motionがここ数ヶ月で大きく伸張している。弊社データでは昨年

11月に利用者数34万人で初登場し、7ヶ月で150万人を突破している。YouTube

が登場した時の勢いに似ている。米国では1年以上前からランクイン、ランク

外近辺をうろうろしていたが、昨年秋以降に火がつき、現在は200万人の利用

者がいる。但し、米国の利用者数の伸びの勢いはかってのYouTubeほどはない。

このサイトもYouTubeと同じく日本語が通るばかりでなく、かなりの部分が日

本語で表示されている。第3位のニコニコ動画は純粋な画像共有サイトとは言

えないが、利用時間の長さが顕著だ。

動画配信系ではYahoo!動画が徐々にGyaOに差を付け始めている。これは

Yahoo!の持つ圧倒的利用者数からのシャワー効果の差が大きいのではないだ

ろうか。動画配信系の利用時間は共有系に比べて総じて短い。これは配信さ

れる動画がブラウザに埋め込まれたメディアプレイヤーでない場合(つまり

新たにメディアプレイヤーが起動し、その中で動画が配信される場合)の利

用時間を現在の弊社の視聴率ではレポートできないためであることもその理

由のひとつではあるが、一般に現在のネット利用では長尺の動画を視聴する

よりも、尺の短いショートフィルムをいくつも視聴するといった傾向が強い

ようだ。弊社視聴率も来年度には大幅なバージョンアップがおこなわれる予

定だ。その際には、メディアプレイヤーのような非ブラウザ系の視聴状況も

レポートが可能になるので、このあたりの分析をもっと詳細におこなうこと

もできるだろう。

では、最近の主流と言われている動画系サイトであるが、実際のインター

ネット・ユーセージ全体に占める位置はどの程度なのでろうか?下記は、弊

社では全てのウェブサイトをカテゴリー化しているが、そのカテゴリー別の

利用状況である。利用者数に一人平均の利用時間を乗じると、カテゴリー全

体の月間総利用時間になる。

--------   2007年5月  カテゴリー別総利用時間とシェア  ---------

総利用時間(千時間)  シェア

ポータルとオンライン・コミュニティ 122,199     30.9%

マルチカテゴリー・コマース        69,804     17.7%

動画以外のエンターテイメント       55,341     14.0%

ニュースと情報 36,929     9.3%

通信/インターネット・サービス 33,375    8.4%

動画系                  18,431     4.7%

金融/保険/投資 17,522     4.4%

旅行 13,300     3.4%

エレクトロニクス 9,992     2.5%

家庭とファッション 5,629     1.4%

ライフスタイル 4,391     1.1%

自動車 2,957     0.7%

教育とキャリア 2,705     0.7%

政府とNPO 1,719     0.4%

行事/ギフト 773     0.2%

企業 87     0.0%

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Source:Nielsen//NetRatings NetView AMS 家庭からのアクセス

動画系の利用時間シェアは全体の約5%である。前述のようにメディアプレ

イヤーでの視聴時間が含まれていないので、実際はもう少し多いと考えられ

るが、それでも1割に満たないのが現状ではないだろうか。それでもシェア

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