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2007/02/01 メルマガ

話題のサイトの今

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様
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│                                │
│       Nielsen//NetRatings R E P O R T E R       │
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2007年2月1日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「話題のサイトの今」
 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ ネットレイティングスからのお知らせ
1. ネットレイティングス・データクロニクル2006 新発売
2. 新オンライン広告統計レポート「AdRelevance」新発売
3. ネットレイティングスからの新提案
全数ネット視聴率情報「マーケット・インテリジェンス」
4.リアルタイム・アクセスログ解析サービス「サイトセンサス」
5.「オンラインディレクトリ集計サービス」リニューアル
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼         話題のサイトの今           ▼△▼
昨年度このメールマガジンや弊社のニュースリリースで取り上げた話題の
ウェブサイトの現状を検証してみる。その時点では日の出の勢いが如くレポ
ートしたが、横ばいやマイナス成長はなかなか取り上げにくいので、この際
まとめてトレンドデータで「その後」を見てみよう。
--------    話題のサイトの時系列利用者数        ---------
(単位:千人)
Wikipedia  YouTtube  mixi  Oricon  GyaO    iza
Dec-05    5,784 201 1,814 2,097 2,903 -
Jan-06 6,797 754 2,033 2,497 3,242 -
Feb-06 7,154 1,505 2,351 2,174 2,913 -
Mar-06 7,535 2,121 2,645 2,488 3,434 -
Apr-06 8,974 2,662 2,888   1,889 3,557 -
May-06 10,274 4,106 3,233 2,853 3,823 -
Jun-06 10,626 5,161 3,432 3,819 3,525 -
Jul-06 11,631 6,398 4,100 3,073 4,233 417
Aug-06 12,466 7,319 4,575 4,039 3,922 599
Sep-06 12,940 7,343 5,125 4,676 3,878 948
Oct-06 13,091 8,086 5,203 4,694 3,724 2,979
Nov-06 12,958 8,130 4,930 4,507 4,137 2,390
Dec-06 12,940 8,963 5,190 5,088 4,057 2,571
--------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings NetView AMS 家庭からのアクセス
ウィキペディアは12月時点で約1,300万人の利用者を集め、リーチは29%に
達し、メジャーサイトのポジションを確実にしている。ドメイン別のランキ
ングでも堂々13位である。単独コンテンツで、かつ、非営利組織の運営サイ
トとしては異例のポジションを獲得している。しかし、ここ数ヶ月の利用者
数トレンドをみると、ほぼ横ばいで天井が近づきつつあることを示している。
YouTubeは昨年秋に一旦利用者増にブレーキがかかったかに見えたが、それ
以降も順調に利用者数を伸ばし続けている。12月時点では利用者数が900万人
に迫り、今後の成長が尚期待できる。話題をサイト側が提供するのではなく
ユーザー側で作り上げていくWeb2.0の強みを存分に発揮しているようだ。
mixiは正直、天井が見えた感がする。ここ数ヶ月の利用者数は横ばいだ。
また、かって「mixi疲れ」と例えられた利用ページ数や利用時間も減少傾向
にある。ひとりあたりのページビューはピークだった昨年6月の736ページか
ら300ページも減らし433ページになった。ひとりあたりの利用時間も同様に
昨年6月のピーク時から46分減らし、2時間58分と遂に 3時間を割り込んだ。
しかし、現状の数字も際立った高水準にあることは間違いない。また、mixi
自体とmixiユーザーの双方が利用環境の対応と実際の利用をPCからモバイル
へとシフトしているとも聞く。このあたりもPCでの利用状況をレポートする
弊社視聴率における減少傾向の一因だろう。
オリコンスタイルは順調のようだ。ここ数ヶ月は450万人内外で、500万人
台やそれ以上を狙える勢いを感じる。このサイトの強みは利用者属性にある。
オリコンと聞くとティーンエイジャー中心のイメージがあるかも知れないが
構成比指数でみると25-29歳、次いで 30-34歳、20-24歳とマーケティング的
においしい世代が、インターネット全体の利用者構成比率よりも高くなって
いる。女性の利用者の構成比指数もネット全体よりも14ポイント高いことも
広告媒体として有望だろう。オリコンの強みは他社にないオリジナリティの
あるコンテンツ=楽曲ランキングを持っていることに尽きるだろう。
GyaOは昨年というよりも一昨年の話題のサイトである。その後も堅調に利
用者数を伸ばしており、ここ半年は400万人内外で安定している。気になると
ころは、ここに来て老舗であるYahoo!動画が巻き返しており、数ヶ月前から
トップの座をGyaOから奪還したことだ。12月のYahoo!動画の利用者数は455万
人で、じりじりGyaOを引き離しにかかっている。とはいえ、まだ勝負がつい
たという水準ではない。GyaOとYahoo!双方の今後の頑張りと成長に期待した
い。
最後にニュースサイトとして非常にユニークな性格でスタートしたizaは
10月に300万人に利用者がジャンプアップして以後、その近辺で安定している
ようだ。扱う素材がニュースということから急激な成長は望めないであろう
が、現状に甘んじるとメジャーサイトへの道が遠のくかもしれない。しかし
サイト立上げから半年のサイトの未来を早計に結論付けることはできない。
今後の動向に注目である。
さて、以上がかって取り上げた人気サイトの現状であるが、世間的に話題
を呼んだウェブサイトの動向を少しお知らせしよう。日本のSNSブームに乗っ
かる形で上陸してきた世界最大のSNSサイトMySpaceは日本ではまだまだ不振
のようだ。11月の利用者数は約25万人、12月が30万人と苦戦している。また
12月24日に全国の地方新聞社を束ねた新聞ニュースポータルとしてスタート
した 47Newsは、12月は当然ランキング外だが、1月の週間データを見る限り
でもかなりの苦戦を強いられているようだ。しかし、従来にないコンセプト
のニュースサイトなので、どこかのタイミングで火がつくかも知れない。
さて、今年はどんなウェブサイトが急上昇してくるのでありましょうか。
(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
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■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
URL にアクセスし購読中止の手続きをお願い申し上げます。
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配信停止手続ページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_release.html
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*配信先メールアドレスを変更したい場合は
一旦、上記配信停止ページより配信停止の手続きを完了後に下記URLより
再登録をお願い申し上げます。
--------------------------------------------------------------------
配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
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引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen//NetRatings REPORTER 編集部

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「話題のサイトの今」

 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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昨年度このメールマガジンや弊社のニュースリリースで取り上げた話題の

ウェブサイトの現状を検証してみる。その時点では日の出の勢いが如くレポ

ートしたが、横ばいやマイナス成長はなかなか取り上げにくいので、この際

まとめてトレンドデータで「その後」を見てみよう。

--------    話題のサイトの時系列利用者数        ---------

(単位:千人)

Wikipedia  YouTube  mixi  Oricon  GyaO    iza

Dec-05    5,784 201 1,814 2,097 2,903 -

Jan-06 6,797 754 2,033 2,497 3,242 -

Feb-06 7,154 1,505 2,351 2,174 2,913 -

Mar-06 7,535 2,121 2,645 2,488 3,434 -

Apr-06 8,974 2,662 2,888   1,889 3,557 -

May-06 10,274 4,106 3,233 2,853 3,823 -

Jun-06 10,626 5,161 3,432 3,819 3,525 -

Jul-06 11,631 6,398 4,100 3,073 4,233 417

Aug-06 12,466 7,319 4,575 4,039 3,922 599

Sep-06 12,940 7,343 5,125 4,676 3,878 948

Oct-06 13,091 8,086 5,203 4,694 3,724 2,979

Nov-06 12,958 8,130 4,930 4,507 4,137 2,390

Dec-06 12,940 8,963 5,190 5,088 4,057 2,571

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Source:Nielsen//NetRatings NetView AMS 家庭からのアクセス

ウィキペディアは12月時点で約1,300万人の利用者を集め、リーチは29%に

達し、メジャーサイトのポジションを確実にしている。ドメイン別のランキ

ングでも堂々13位である。単独コンテンツで、かつ、非営利組織の運営サイ

トとしては異例のポジションを獲得している。しかし、ここ数ヶ月の利用者

数トレンドをみると、ほぼ横ばいで天井が近づきつつあることを示している。

YouTubeは昨年秋に一旦利用者増にブレーキがかかったかに見えたが、それ

以降も順調に利用者数を伸ばし続けている。12月時点では利用者数が900万人

に迫り、今後の成長が尚期待できる。話題をサイト側が提供するのではなく

ユーザー側で作り上げていくWeb2.0の強みを存分に発揮しているようだ。

mixiは正直、天井が見えた感がする。ここ数ヶ月の利用者数は横ばいだ。

また、かって「mixi疲れ」と例えられた利用ページ数や利用時間も減少傾向

にある。ひとりあたりのページビューはピークだった昨年6月の736ページか

ら300ページも減らし433ページになった。ひとりあたりの利用時間も同様に

昨年6月のピーク時から46分減らし、2時間58分と遂に 3時間を割り込んだ。

しかし、現状の数字も際立った高水準にあることは間違いない。また、mixi

自体とmixiユーザーの双方が利用環境の対応と実際の利用をPCからモバイル

へとシフトしているとも聞く。このあたりもPCでの利用状況をレポートする

弊社視聴率における減少傾向の一因だろう。

オリコンスタイルは順調のようだ。ここ数ヶ月は450万人内外で、500万人

台やそれ以上を狙える勢いを感じる。このサイトの強みは利用者属性にある。

オリコンと聞くとティーンエイジャー中心のイメージがあるかも知れないが

構成比指数でみると25-29歳、次いで 30-34歳、20-24歳とマーケティング的

においしい世代が、インターネット全体の利用者構成比率よりも高くなって

いる。女性の利用者の構成比指数もネット全体よりも14ポイント高いことも

広告媒体として有望だろう。オリコンの強みは他社にないオリジナリティの

あるコンテンツ=楽曲ランキングを持っていることに尽きるだろう。

GyaOは昨年というよりも一昨年の話題のサイトである。その後も堅調に利

用者数を伸ばしており、ここ半年は400万人内外で安定している。気になると

ころは、ここに来て老舗であるYahoo!動画が巻き返しており、数ヶ月前から

トップの座をGyaOから奪還したことだ。12月のYahoo!動画の利用者数は455万

人で、じりじりGyaOを引き離しにかかっている。とはいえ、まだ勝負がつい

たという水準ではない。GyaOとYahoo!双方の今後の頑張りと成長に期待した

い。

最後にニュースサイトとして非常にユニークな性格でスタートしたizaは

10月に300万人に利用者がジャンプアップして以後、その近辺で安定している

ようだ。扱う素材がニュースということから急激な成長は望めないであろう

が、現状に甘んじるとメジャーサイトへの道が遠のくかもしれない。しかし

サイト立上げから半年のサイトの未来を早計に結論付けることはできない。

今後の動向に注目である。

さて、以上がかって取り上げた人気サイトの現状であるが、世間的に話題

を呼んだウェブサイトの動向を少しお知らせしよう。日本のSNSブームに乗っ

かる形で上陸してきた世界最大のSNSサイトMySpaceは日本ではまだまだ不振

のようだ。11月の利用者数は約25万人、12月が30万人と苦戦している。また

12月24日に全国の地方新聞社を束ねた新聞ニュースポータルとしてスタート

した 47Newsは、12月は当然ランキング外だが、1月の週間データを見る限り

でもかなりの苦戦を強いられているようだ。しかし、従来にないコンセプト

のニュースサイトなので、どこかのタイミングで火がつくかも知れない。

さて、今年はどんなウェブサイトが急上昇してくるのでありましょうか。

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