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2006/03/15 メルマガ

トリノ・オリンピックゲーム2006

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様
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│                                │
│       Nielsen//NetRatings R E P O R T E R       │
│                                │
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2006年3月15日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「トリノ・オリンピックゲーム2006 」
 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ ネットレイティングスからのお知らせ
1. 無料セミナー開催のお知らせ(3月24日開催)
2. アクセス解析サービス「サイトセンサス」に
携帯サイト版「SiteCensus@Mobile」新登場!
3.『データクロニクル2000-2005』発刊
4. ネットレイティングスからの新提案
全数ネット視聴率情報「マーケット・インテリジェンス」
5.リアルタイム・アクセスログ解析サービス「サイトセンサス」と
オンライン広告マネジメント「アドインテリジェンス」
6.『検索キーワードランキング 』リニューアル新発売
7.「オンラインディレクトリ集計サービス」リニューアル
8. 新商品 「ネット視聴率トピックス」
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼ トリノ・オリンピックゲーム2006  ▼△▼
今年はスポーツイベント・イヤーである。その幕開けが冬季五輪大会トリノ
オリンピックであった。現在は野球界初めての試みである WBC(ワールド・
べースボール・クラッシック)が開催されている。6月には FIFAワールドカ
ップ2006ドイツ大会が開催される。いずれも海外での開催であり、時差の関
係でライブ視聴するには辛いところだ。実際、トリノ・オリンピックは日本
時間深夜の試合ということで、夜更かしし、明くる日に辛い思いをした人も
多かったろう。テレビニュースで試合結果や速報を知る人も多かったが、今
はインターネットがある。
今回のトリノ・オリンピックを大々的に特集したのが Yahoo!Japanだ。スペ
シャルサイト「トリノオリンピック特集(torino.yahoo.co.jp)」は速報、
日程・結果、競技紹介、会場案内、選手紹介と充実していた。その結果、こ
の特集サイトは2月月間で764万人の利用者を集めた。インターネット利用者
全体の約20% がこの特集サイトを訪問したことになる。その内訳が少し面白
い。当然、速報などのニュース性の高いページが多く視聴されているが、そ
れに匹敵する利用者を集めたのが、専門家のコラム「Voice of trino」だ。
専門家による試合の見所や結果に対する論評が書かれている。このコラムが
上位にいくつもランクされた。最も読者が多かったコラムは 2月12日のモー
グル女子の試合結果を受けて書かれた三浦豪太氏の「足りなかった「スピー
ド」―愛子と多英のオリンピック」で約 97万人が読んでいる。次いで2月26
日の長田渚左氏のコラム「獲るべくして獲った金メダル 荒川静香の" 勝利
の方程式"」で、こちらは63万人の読者がいた。次いで、 2月18日の生島淳
氏の「日本のジャンプがイジメられてるって、本当?」が62万人の読者を集
めて続いている。スポーツ・ニュースサイトとして常に上位にランクされる
nikkanspots.com (日刊スポーツ新聞社)が立ち上げたオリンピック特集サ
イトtorino2006.nikkansports.comの月間利用者数が 59万人であることから
いかにYahoo!のコラム企画が好評を得ていたかがわかる。これはネットに速
報性だけを求めるのではなく、雑誌的な楽しさやエンターテインメント性を
求めている利用者が多いことを表しているのだろう。これは今後のネット・
メディア戦略への良いヒントとなる。テレビや新聞のコンテンツを単純にネ
ットに移植するのではなく、ネット独自のコンテンツを提供していくことが
ネットの魅力を増大させるのだろう。GyaOは赤字覚悟の先行投資で、ネット
専用番組を自社製作している。そればかりが要因ではないだろうが、動画配
信サイトの中で頭ひとつも、ふたつも抜け出している理由のひとつではない
だろうか。
--------- トリノオリンピック特集サイト週間利用者数推移 -------------
(単位:千人)
 1/30-2/5  2/6-12   2/13-19   2/20-26
torino.yahoo.co.jp     211   3,732 4,018 5,510
www.joc.or.jp - 256 364 398
trino2006.nikkansports.com - 247 243 370
ganbare-nippon.yahoo.co.jp 298 293 210 239
--------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings 2006年1/30-2/26 家庭からのアクセス
予想外の苦戦で前半盛り上がらなかった今回の五輪であるが、ネット視聴率
は最終週に向けて右肩上がりで盛り上がっていた。これは金メダルをを獲得
した荒川静香選手を始めとするフィギュア3人娘の貢献が大である。
話を変えて、今や2月の風物詩となりつつある国税庁サイト(nta.go.jp)が
大幅に利用者数を増やした。昨年同月より73万人増の 309万人の利用者を集
めた。また、同サイト内の「確定申告書作成コーナー(https://www.keisan
.nta.go.jp/)」を昨年同月比58万人増の200万人が利用した。確実にこのサ
ービスが浸透してきている。
2月の視聴動向の話題をもうひとつ。Yahoo!JapanがはじめたYahoo!共同購入
(groupbuy.yahoo.co.jp)が好調な滑り出しを見せている。 1月の19万人か
ら大幅に利用者数を伸ばし、2月には138万人とした。Yahoo!の場合、新しい
コンテンツを立ち上げるといきなり利用者数 100万人台という他サイトから
すると誠に羨まし状況が続いているが、これはYahoo!の持つ圧倒的なリーチ
がなせる業だ。しかし、Yahoo!の新コンテンツが投入後に伸び悩むケースが
出てきているのも事実だ。この共同購入も週間データで見るとじりじりと利
用者数を減らしている。これはYahoo!を追いかける他サイトにはチャンスか
も知れない。
(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
URL にアクセスし購読中止の手続きをお願い申し上げます。
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配信停止手続ページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_release.html
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*配信先メールアドレスを変更したい場合は
一旦、上記配信停止ページより配信停止の手続きを完了後に下記URLより
再登録をお願い申し上げます。
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配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
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引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen//NetRatings REPORTER 編集部

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 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )

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▼△▼ トリノ・オリンピックゲーム2006  ▼△▼

今年はスポーツイベント・イヤーである。その幕開けが冬季五輪大会トリノ

オリンピックであった。現在は野球界初めての試みである WBC(ワールド・

べースボール・クラッシック)が開催されている。6月には FIFAワールドカ

ップ2006ドイツ大会が開催される。いずれも海外での開催であり、時差の関

係でライブ視聴するには辛いところだ。実際、トリノ・オリンピックは日本

時間深夜の試合ということで、夜更かしし、明くる日に辛い思いをした人も

多かったろう。テレビニュースで試合結果や速報を知る人も多かったが、今

はインターネットがある。

今回のトリノ・オリンピックを大々的に特集したのが Yahoo!Japanだ。スペ

シャルサイト「トリノオリンピック特集(torino.yahoo.co.jp)」は速報、

日程・結果、競技紹介、会場案内、選手紹介と充実していた。その結果、こ

の特集サイトは2月月間で764万人の利用者を集めた。インターネット利用者

全体の約20% がこの特集サイトを訪問したことになる。その内訳が少し面白

い。当然、速報などのニュース性の高いページが多く視聴されているが、そ

れに匹敵する利用者を集めたのが、専門家のコラム「Voice of trino」だ。

専門家による試合の見所や結果に対する論評が書かれている。このコラムが

上位にいくつもランクされた。最も読者が多かったコラムは 2月12日のモー

グル女子の試合結果を受けて書かれた三浦豪太氏の「足りなかった「スピー

ド」―愛子と多英のオリンピック」で約 97万人が読んでいる。次いで2月26

日の長田渚左氏のコラム「獲るべくして獲った金メダル 荒川静香の" 勝利

の方程式"」で、こちらは63万人の読者がいた。次いで、 2月18日の生島淳

氏の「日本のジャンプがイジメられてるって、本当?」が62万人の読者を集

めて続いている。

スポーツ・ニュースサイトとして常に上位にランクされるnikkanspots.com

(日刊スポーツ新聞社)が立ち上げたオリンピック特集サイト

torino2006.nikkansports.comの月間利用者数が 59万人であることから

いかにYahoo!のコラム企画が好評を得ていたかがわかる。これはネットに速

報性だけを求めるのではなく、雑誌的な楽しさやエンターテインメント性を

求めている利用者が多いことを表しているのだろう。これは今後のネット・

メディア戦略への良いヒントとなる。テレビや新聞のコンテンツを単純にネ

ットに移植するのではなく、ネット独自のコンテンツを提供していくことが

ネットの魅力を増大させるのだろう。GyaOは赤字覚悟の先行投資で、ネット

専用番組を自社製作している。そればかりが要因ではないだろうが、動画配

信サイトの中で頭ひとつも、ふたつも抜け出している理由のひとつではない

だろうか。

--------- トリノオリンピック特集サイト週間利用者数推移 -------------

(単位:千人)

 1/30-2/5  2/6-12   2/13-19   2/20-26

torino.yahoo.co.jp     211   3,732 4,018 5,510

www.joc.or.jp - 256 364 398

trino2006.nikkansports.com - 247 243 370

ganbare-nippon.yahoo.co.jp 298 293 210 239

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Source:Nielsen//NetRatings 2006年1/30-2/26 家庭からのアクセス

予想外の苦戦で前半盛り上がらなかった今回の五輪であるが、ネット視聴率

は最終週に向けて右肩上がりで盛り上がっていた。これは金メダルをを獲得

した荒川静香選手を始めとするフィギュア3人娘の貢献が大である。

話を変えて、今や2月の風物詩となりつつある国税庁サイト(nta.go.jp)が

大幅に利用者数を増やした。昨年同月より73万人増の 309万人の利用者を集

めた。また、同サイト内の「確定申告書作成コーナー(https://www.keisan

.nta.go.jp/)」を昨年同月比58万人増の200万人が利用した。確実にこのサ

ービスが浸透してきている。

2月の視聴動向の話題をもうひとつ。Yahoo!JapanがはじめたYahoo!共同購入

(groupbuy.yahoo.co.jp)が好調な滑り出しを見せている。 1月の19万人か

ら大幅に利用者数を伸ばし、2月には138万人とした。Yahoo!の場合、新しい

コンテンツを立ち上げるといきなり利用者数 100万人台という他サイトから

すると誠に羨まし状況が続いているが、これはYahoo!の持つ圧倒的なリーチ

がなせる業だ。しかし、Yahoo!の新コンテンツが投入後に伸び悩むケースが

出てきているのも事実だ。この共同購入も週間データで見るとじりじりと利

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