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2006/03/01 メルマガ

アマゾン躍進。競争が激化するオンラインショッピングサイト

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様
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│                                │
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2006年3月1日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「アマゾン躍進。競争が激化するオンラインショッピングサイト 」
 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ ネットレイティングスからのお知らせ
1. 無料セミナー開催のお知らせ(3月24日開催)
2. アクセス解析サービス「サイトセンサス」に
携帯サイト版「SiteCensus@Mobile」新登場!
3.『データクロニクル2000-2005』発刊
4. ネットレイティングスからの新提案
全数ネット視聴率情報「マーケット・インテリジェンス」
5.リアルタイム・アクセスログ解析サービス「サイトセンサス」と
オンライン広告マネジメント「アドインテリジェンス」
6.『検索キーワードランキング 』リニューアル新発売
7.「オンラインディレクトリ集計サービス」リニューアル
8. 新商品 「ネット視聴率トピックス」
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼アマゾン躍進。競争が激化するオンラインショッピングサイト ▼△▼
アマゾン(Amazon.co.jp)の利用者が漸進している。今年1月の月間訪問者数
は遂に1,600万人を突破し、ドメイン・ランキングでも4位に躍進した。
一方、日本のオンライン・ショッピングモールをリードする楽天市場も 1月
には過去最高の 1,800万人あまりの訪問者を集め、ドメインランキングでも
初めてyahoo.co.jpに次ぐ2位に躍り出た。オンラインショッピングサイトの
もうひとつの雄であるYahoo!Shoppingも順調に利用者数を伸ばしており、3
強体制が出来上がりつつあると言って良いだろう。
この現象に関して弊社代表取締役社長の萩原雅之は「ポータルサイトや ISP
サイトなど 1,000万人以上を集めるような大型サイトの訪問者数の伸び率が
鈍化している中、オンラインショッピングは今後も利用者数の増加が見込め
る分野です。特に、Amazon.co.jpの成長は著しく、楽天市場との訪問者数の
差は1年前の約300万人から、150万人程度にまで縮まりました。昨年のスポ
ーツ用品など、書籍以外の取扱商品をさらに拡大させることで、楽天市場に
並ぶ可能性もありそうです。」 とコメントしている。果たしてアマゾンが楽
天をキャッチアップできるか否かはわからない。オークションの利用者を除
くと利用者数で第3位にあたる Yahoo!Shoppingが、Yahoo!本体の圧倒的なリ
ーチを背景に一気に差し切る可能性もある。今後、目が離せないカテゴリー
だ。
----------------- 楽天、アマゾンの利用者数推移 ---------------------
利用者数=単位:千人
楽天市場(rakuten.co.jp)   Amazon(amazon.co.jp)
   利用者数(ドメイン順位)    利用者数(ドメイン順位)
2005年2月 14,776 (4) 11,559 (11)
3月 15,715 (4) 12,260 (10)
4月 15,458 (4) 11,823 (10)
5月 16,583 (3) 12,952 (10)
6月 16,299 (3) 12,336 (11)
7月 16,556 (3) 12,568 (11)
8月 16,591 (3) 13,268 (11)
9月 17,050 (3) 14,257 ( 9)
10月 17,684 (3) 14,894 ( 8)
11月 17,333 (3) 14,755 ( 6)
12月 17,529 (3) 15,551 ( 5)
2006年1月 18,083 (2) 16,483 ( 4)
--------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings 2006年1月 家庭からのアクセス
前記のコメント中で弊社萩原は「ポータルサイトや ISPサイトなど 1,000万
人以上を集めるような大型サイトの訪問者数の伸び率が鈍化している中・・
・」と言っているが、厳密に言うと全てが鈍化しているわけではない。イン
ターネット利用人口が緩やかな上昇に転じた昨今もTopを走る Yahoo!は年率
10%以上(純増利用者数 356万人)も利用者数を伸ばしている。逆に下位のウ
ェブサイトの利用者数増は明らかに鈍化しており、上位寡占の色合いが濃く
なってきた。上位の中でも ISP系のウェブサイトは利用者数の面で苦戦して
いるようだ。下の表はインターネット利用者全体に占める割合を表すリーチ
%の推移である。この数字を見ても上位寡占化の傾向を知ることができる。
-------------- リーチ%の年次推移(各年1月の利用者数)---------------
2002年 2003年 2004年 2005年 2006年
Yahoo!      70.3% 74.0% 77.7% 81.7% 84.9%
20位のサイト 17.9% 18.5% 18.2% 21.9% 22.9%
50位のサイト    8.2% 9.9% 9.9% 11.3% 11.9%
100位のサイト 5.0% 5.7% 5.9% 6.1% 6.5%
300位のサイト 1.9% 2.1% 2.4% 2.5% 2.6%
500位のサイト 1.2% 1.4% 1.5% 1.7% 1.7%
--------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings 2002-2006年1月 家庭からのアクセス
さて、 1月の月間ネット視聴率ランキングを見るとライブドアが運営するウ
ェブサイトの利用者数が初めて 1,500万人を超えていた。企業別ランキング
で1,500万人を超える利用者を獲得している企業はライブドアを含めて8社し
かいない。正に実業の部分で超一流のネット企業の仲間入りをしたと言える
が背景が背景だけに素直には喜べないところだろう。前号でお伝えしたとお
り週間利用データで見ると、キラーコンテンツの「社長日記」の更新が途絶
えて以来、下り坂の傾向にある。来月もこの水準を保てるかは疑問が残る。
僅か1年で利用者数を56%も伸ばしたポータルサイトが衰退していくことは寂
しい。なんとか頑張ってもらいたいものだ。
(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
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■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
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http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_release.html
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配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
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引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen//NetRatings REPORTER 編集部

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼アマゾン躍進。競争が激化するオンラインショッピングサイト ▼△▼

アマゾン(Amazon.co.jp)の利用者が漸進している。今年1月の月間訪問者数

は遂に1,600万人を突破し、ドメイン・ランキングでも4位に躍進した。

一方、日本のオンライン・ショッピングモールをリードする楽天市場も 1月

には過去最高の 1,800万人あまりの訪問者を集め、ドメインランキングでも

初めてyahoo.co.jpに次ぐ2位に躍り出た。オンラインショッピングサイトの

もうひとつの雄であるYahoo!Shoppingも順調に利用者数を伸ばしており、3

強体制が出来上がりつつあると言って良いだろう。

この現象に関して弊社代表取締役社長の萩原雅之は「ポータルサイトや ISP

サイトなど 1,000万人以上を集めるような大型サイトの訪問者数の伸び率が

鈍化している中、オンラインショッピングは今後も利用者数の増加が見込め

る分野です。特に、Amazon.co.jpの成長は著しく、楽天市場との訪問者数の

差は1年前の約300万人から、150万人程度にまで縮まりました。昨年のスポ

ーツ用品など、書籍以外の取扱商品をさらに拡大させることで、楽天市場に

並ぶ可能性もありそうです。」 とコメントしている。果たしてアマゾンが楽

天をキャッチアップできるか否かはわからない。オークションの利用者を除

くと利用者数で第3位にあたる Yahoo!Shoppingが、Yahoo!本体の圧倒的なリ

ーチを背景に一気に差し切る可能性もある。今後、目が離せないカテゴリー

だ。

----------------- 楽天、アマゾンの利用者数推移 ---------------------

利用者数=単位:千人

楽天市場(rakuten.co.jp)   Amazon(amazon.co.jp)

   利用者数(ドメイン順位)    利用者数(ドメイン順位)

2005年2月 14,776 (4) 11,559 (11)

3月 15,715 (4) 12,260 (10)

4月 15,458 (4) 11,823 (10)

5月 16,583 (3) 12,952 (10)

6月 16,299 (3) 12,336 (11)

7月 16,556 (3) 12,568 (11)

8月 16,591 (3) 13,268 (11)

9月 17,050 (3) 14,257 ( 9)

10月 17,684 (3) 14,894 ( 8)

11月 17,333 (3) 14,755 ( 6)

12月 17,529 (3) 15,551 ( 5)

2006年1月 18,083 (2) 16,483 ( 4)

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Source:Nielsen//NetRatings 2006年1月 家庭からのアクセス

前記のコメント中で弊社萩原は「ポータルサイトや ISPサイトなど 1,000万

人以上を集めるような大型サイトの訪問者数の伸び率が鈍化している中・・

・」と言っているが、厳密に言うと全てが鈍化しているわけではない。イン

ターネット利用人口が緩やかな上昇に転じた昨今もTopを走る Yahoo!は年率

10%以上(純増利用者数 356万人)も利用者数を伸ばしている。逆に下位のウ

ェブサイトの利用者数増は明らかに鈍化しており、上位寡占の色合いが濃く

なってきた。上位の中でも ISP系のウェブサイトは利用者数の面で苦戦して

いるようだ。下の表はインターネット利用者全体に占める割合を表すリーチ

%の推移である。この数字を見ても上位寡占化の傾向を知ることができる。

-------------- リーチ%の年次推移(各年1月の利用者数)---------------

2002年 2003年 2004年 2005年 2006年

Yahoo!      70.3% 74.0% 77.7% 81.7% 84.9%

20位のサイト 17.9% 18.5% 18.2% 21.9% 22.9%

50位のサイト    8.2% 9.9% 9.9% 11.3% 11.9%

100位のサイト 5.0% 5.7% 5.9% 6.1% 6.5%

300位のサイト 1.9% 2.1% 2.4% 2.5% 2.6%

500位のサイト 1.2% 1.4% 1.5% 1.7% 1.7%

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Source:Nielsen//NetRatings 2002-2006年1月 家庭からのアクセス

さて、 1月の月間ネット視聴率ランキングを見るとライブドアが運営するウ

ェブサイトの利用者数が初めて 1,500万人を超えていた。企業別ランキング

で1,500万人を超える利用者を獲得している企業はライブドアを含めて8社し

かいない。正に実業の部分で超一流のネット企業の仲間入りをしたと言える

が背景が背景だけに素直には喜べないところだろう。前号でお伝えしたとお

り週間利用データで見ると、キラーコンテンツの「社長日記」の更新が途絶

えて以来、下り坂の傾向にある。来月もこの水準を保てるかは疑問が残る。

僅か1年で利用者数を56%も伸ばしたポータルサイトが衰退していくことは寂

しい。なんとか頑張ってもらいたいものだ。

(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)

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