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2010/08/18 [お知らせ]
ニールセン・オンライン、職場のインターネット利用動向に対する適切な洞察をもたらすために 職場パネルを2200名に増員
~職場での利用者数比率が最も高いポータルサイトはMSN/WindowsLive/Bing~
ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉尚志)は、ニールセン・オンライン(Nielsen Online) が提供するインターネット利用動向調査「NetView」の職場のパネル数を2200人に増員し、信頼性、網羅性を向上させた「職場データ」の提供を本日から開始します。
日本全体のインターネット利用において、総利用時間では40%、ページビューでは45%が職場からのアクセスで占められています。日本全体のインターネット利用状況を把握し、マーケティング活動に適切な洞察をもたらすためには、より精緻で網羅的な職場でのインターネット利用状況データを提供することが不可欠です。日本で唯一の職場でのインターネット利用動向を提供するニールセン・オンラインのNetViewは、職場のパネルの増員により職場データにおける統計誤差を軽減させるとともに、レポート対象ブランド数を8倍の1200以上に拡大、インターネットマーケティングの基礎データとしてより一層貢献できるようになりました。(図表1)
図表1 日本のアクセスロケーション別インターネット利用状況 (2010年7月)
2010年7月の1カ月における職場のPCからのインターネット利用者数の最も多いウェブサイトはYahoo! Japanで1590万人の利用者を集めています。これは職場のインターネット利用者数の92%に相当し、職場においてもYahoo! Japanが高い支持を得ていることがわかります。次いでGoogleが1330万人の利用者を集めており、これは職場のインターネットユーザーの77%に相当します。家庭と職場の利用者数(重複を除く)では、Googleは首位のYahoo! Japanに大きく水をあけられていますが、職場での利用者数においては僅差に迫っていることがわかります。(図表2)
一方、日本の上位5位までのポータルサイトにおいて最も職場での利用者数比率の高いウェブサイトはMSN/WindowsLive/Bingで、MSN/WindowsLive/Bing利用者全体の44%は職場から同サイトを利用しています。(図表3)
弊社チーフアナリストの鈴木成典は「職場でのインターネット利用動向データはニールセン・オンラインだけが提供しているデータです。職場におけるインターネットの利用は総利用時間及びページビューの双方で全体の40%以上に達しており、職場でのインターネット利用動向はインターネットマーケティングにおける洞察をおこなう上でとても重要な要素になっています。このたび大幅に増員された職場のパネルはデータの信頼性の向上に大きく寄与しているばかりでなく、利用頻度の低いコンテンツの利用状況のレポートを可能にしています。これにより、職場での各ウェブサイトの利用状況を網羅的に把握することが可能となりました。その結果、より効果的なオンライン広告計画やマーケティング戦略の策定が可能になります。」と述べています。
図表2 上位5ポータルサイトの家庭と職場のPCからの利用者数 (2010年7月)
(単位:千人)
図表3 上位5ポータルサイトの家庭と職場のPCからの利用者数比率 (2010年7月)
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本件に関するお問い合わせ先:
ネットレイティングス PR事務局 担当 西村総一郎
電話:(03)4363-4200
e-mail: press@netratings.co.jp