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2012/10/23 [お知らせ]
ニールセン株式会社、デジタル消費者のデバイス、コンテンツの利用行動を可視化する「デジタル・コンシューマ・データベース」を発売
~ もっともよく同時利用されるデバイスはテレビとPC、スマートフォンも同時利用されるデバイスとしては従来型携帯電話を上回る存在に ~
ad:tech Tokyo 2012の展示ブースにて分析例レポートを頒布
メディア視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼CEO:福徳 俊弘)は、テレビ、パソコン、スマートフォン、タブレットなどのデジタルデバイスを駆使する現在のデジタル消費者の利用行動を可視化する「デジタル・コンシューマ・データベース」を本日、発売いたしました。
現在の消費者は当たり前のように複数のデバイスを利用し、コンテンツを提供する側も同一のコンテンツを複数の機器から利用できることを前提にしています。企業のマーケティング担当者は複数のデバイスを視野に入れた活動が前提となり、その最適な組み合わせを考えることが重要な課題のひとつとなっています。デジタル・コンシューマ・データベースは、デジタル消費者の行動を明らかにするために、消費者がどのようにデバイス(スクリーン)を使い分けて、コンテンツを利用しているのかを調査し、デジタルデバイスの利用動向を俯瞰できるベーシックデータとしてデータベース化したものです。
このデジタル・コンシューマ・データベースを基に弊社アナリストがおこなった分析によると、同時に複数のデバイスを利用する割合は若年層ほど高く、また、もっともよく同時利用されるデバイスの組み合わせはテレビとPCであることがわかりました。
複数のデバイスを同時利用すると回答した人は全体の3 分の2 にのぼり、多くの人が2つ以上のデバイスを同時に利用しています。男女別で見るとデバイスの同時利用割合にほとんど差はありませんでしたが、年代別では60代の14%に対して、10代、20代では5ポイント高い19%と若年層ほど割合が高くなっています。性年代別では10 代女性が最も同時利用する割合が高い結果となりました。(図表1)
図表1:性・年齢別複数デバイスの同時利用の有無
もっとも同時利用されるデバイスはテレビで、次いでPC。この2 つを中心としてスマートフォンを加えると、3 つのデバイスの同時利用が全回答数の75%に達しました。同時利用の組み合わせでは[テレビ× PC ]の組み合わせがもっとも多く、半数を超えました。これは、テレビを視聴しながらPC を利用する、またはその逆の組み合わせが日常的におこなわれており、この2 デバイスが1 日の生活シーンの中で接触する「帰宅してから就寝まで」の時間帯で活発に利用されていることがうかがえます。また、普及率では3割を切るスマートフォンですが、同時利用するデバイスとしては既に従来型携帯電話を上回る存在になっています。(図表2-1、2-2、2-3)
図表2-1:同時に利用するデバイス(単位:%)
図表2-2:同時に利用するデバイスの組み合わせ(単位:%)
図表2-3:デバイスの利用シーン別利用状況
デジタル・コンシューマ・データベースでは、商品カテゴリーごとに、購買フェーズごとに主に利用したデバイスに関しても聞いています。それによると、化粧品では、テレビは「関心」から「比較検討」、「購入」とフェーズが進むに従い利用割合が徐々に減少していることがわかりました。また、主に利用していた機器としてスマートフォンを挙げる割合が他の商品より高く、関心~購入のいずれのフェーズにおいても5% 強の回答者がスマートフォンを主に利用したと回答しています。一方、アルコール飲料は商品に関心を持つフェーズでテレビを利用したと回答した割合が特に高く、今回調査対象とした7 商品の中で最も高くなっていました。ただし、「比較検討」「購入」フェーズではテレビに対する割合は下がり、反対に「交通/屋外広告・店頭」に対する割合が上がっていました。電化製品は「関心」「比較検討」「購入」いずれのフェーズにおいてもPC を利用した割合が非常に高いのが特徴的でした。また、他の商品と比較するとスマートフォンだけでなくタブレットに対する割合が高くなっています。 (図表3)
図表3:購入商品別 各フェーズで主に利用していた機器
ad:tech Tokyo 2012の弊社ブースにて分析レポートを頒布
ニールセン株式会社は10月30日(火)、31日(水)の両日に東京国際フォーラムで開催されるad:techTokyo 2012に出展いたします。当日は弊社展示ブースにて、デジタル・コンシューマ・データベースを基に制作された分析レポート「マルチスクリーン時代の消費者~デバイスとコンテンツ消費に関するレポート2012」を先着500名様に頒布いたします。是非、弊社ブースまでお越しください。
デジタル・コンシューマ・データベースの調査仕様に関して
デジタル・コンシューマ・データベースはオンライン調査で得られたデジタル消費者の行動をローデータでご提供し、ご契約者様独自の分析視点で任意のクロス集計が実施可能なデータベースです。属性、利用デバイス、利用コンテンツなどのクロス集計ができます。
調査仕様
調査方法: インターネット調査
調査時期: 2012年9月7日~9月10日
調査地域: 日本全国
設問数: 25問
調査対象: 15歳~69歳男女
対象者完了者数: 3,096サンプル (各年代/男女別均等258サンプル)
調査内容
納品形態:エクセルファイルでのローデータ及クロス集計ツール
(クロス集計ツールのご提供は12月上旬の予定です)
価格: 1,000,000円(税別)
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【ニールセン株式会社 会社概要】 *弊社は2012年7月1日、ニールセン株式会社に社名変更いたしました
会社名: ニールセン株式会社(旧ネットレイティングス株式会社) 英文社名: Nielsen Co., Ltd.
本社所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-25-18 渋谷ガーデンフロント
資本金: 1億円
設立: 1999年5月
代表者: 代表取締役会長兼CEO 福徳 俊弘
代表取締役社長兼COO 武智 清訓
主要株主 :ニールセン、 トランスコスモス株式会社 など
ニールセン株式会社(旧ネットレイティングス株式会社)はニールセン、トランスコスモス株式会社などの出資による合弁会社です。ニールセンの消費者視聴行動分析部門の日本法人として、視聴者分析、広告分析、ソーシャルメディア分析の3つのソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、及び分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い信頼性の評価をいただいております。ニールセン株式会社のサービス概要、及び会社概要は、http://www.netratings.co.jp/ でご覧いただけます。
ニールセンについて
ニールセン・ホールディングスN.V.(NYSE:NLSN)は世界的な情報・調査会社で、マーケティング及び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報、トレードショーやそれに関連した分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディーメンに本社を持ち、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。詳細は、ホームページ(www.nielsen.com)をご覧ください。
ニールセン株式会社(旧ネットレイティングス株式会社)が提供しているソリューションと主な製品サービス
視聴者分析ソリューション
インターネット視聴率データ Nielsen NetView、
スマートフォン・メディア利用実態調査レポート
インターネット基礎調査レポート Nielsen BasicReport など
広告分析ソリューション
オンライン広告統計データ Nielsen AdRelevance、Nielsen AdRelevance EXpenditure
広告効果分析サービス Ad Effectiveness など
ソーシャルメディア分析ソリューション
ソーシャルメディア分析サービス Nielsen BuzzMetrics
ソーシャルメディア分析ツール Nielsen My BuzzMetrics など
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本件に関するお問い合わせ先:
ニールセン株式会社 広報担当 西村総一郎
電話:(03)4363-4200
e-mail: jpw_press@nielsen.com