「Nielsen//NetRatings」
2000年11月度月間インターネット利用者動向調査結果を発表

エーシーニールセン・コーポレーション株式会社（本社：東京都港区六本木4-1-4、最高経営責任者：デビッド・マッカラム）とネットレイティングス株式会社（本社：東京都港区赤坂7-10-17、代表取締役社長：萩原 雅之）の共同事業であるインターネット利用者動向情報サービス「Nielsen//NetRatings」は、2000年11月に「インターネット基礎調査」を実施し、最新のインターネット人口などをまとめました。

今回の調査は、日本全国の世帯を対象にRDD方式（電話による無作為抽出方式）に基づき電話調査を実施し、調査を完了した6,000世帯、18,702人が集計対象となっています。

調査結果^*1よると、11月調査時点でののPC接続によるインターネットの推計利用人口は、前月比1.6％増の2,474万人、人口に占める利用率は20.0％となりました（男女の内訳：男性1,460万人、女性1,014万人、男女比：59対41）。今年の1月から11月までの家庭からのPC接続によるインターネット人口の推移を見ると、年初1月の1,633万人から11月には2,474万人になり、インターネット人口は約1.5倍になったことがわかりました。

また、ｉモードなどウェブ接続できる携帯電話によるウェブの推計利用者は、前月比17.1%増の786万人（人口に占める利用率は6.3%）になりました。家庭からのPC接続によるインターネット利用者と携帯電話によるウェブ利用者を加えたインターネット人口は前月比14.9％増、2,842万人となりました（PCと携帯電話の併用利用の重複分を除く。人口に占める利用率は22.9％）。

過去半年のウェブ接続できる携帯電話の所有者数ならびウェブ利用者の推移を見ると、この間で、ウェブ接続できる携帯電話の所有者数は53.7％増、同携帯電話によるウェブ利用者は151.3％増となりました。ウェブ利用者の急増は、最近の豊富な着信メロディなど、コンテンツの充実に起因していると考えられています。

なお、自宅PCからインターネットを利用してのオンラインショッピング利用経験率（個人）は17.9％、利用者数にすると337万人になります。　4月の利用率と比較すると、87.5％という高い伸びを示しました。4月からは、毎月ほぼ着実に伸びていますが、季節的な要因が大きく影響し、8月は、前月比20％と高い伸びを示しました。12月の伸びが期待できそうです。