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2000/05/22 [データ]

2000年4月のインターネット人口調査結果を発表、日本のインターネット利用人口1,893万人、利用率15.8%

インターネット利用者動向情報サービス「Nielsen//NetRatings」
2000年4月のインターネット人口調査結果を発表

エーシーニールセン・コーポレーション株式会社(本社:東京都港区六本木4-1-4、最高経営責任者:デビッド・マッカラム)とネットレイティングス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-22-21、代表取締役 社長:萩原 雅之)の共同事業であるインターネット利用者動向情報サービス「Nielsen//NetRatings」は、2000年4月に実施したインターネット人口調査をまとめました。

この調査は、Nielsen//NetRatingsのパネル・リクルートを行う過程で並行して実施されたものです。現在もリクルートは継続して毎日実施しており、Nielsen//NetRatingsでは、インターネット人口推定調査結果を毎月発表しています。

今回の調査は、日本全国の世帯を対象にRDD方式(電話による無作為抽出方式)に基づき電話調査を実施し、調査を完了した約15,000世帯、約48,000人が集計対象となっています。

調査結果*1によると、インターネット利用者数は、自宅利用者数(1ヵ月以内にPCで利用)が1,228万人、自宅外利用者数が1,013万人、自宅と自宅外での併用者数が348万人となり、併用者の重複を除いたインターネット利用数は1,893万人(人口に占める利用率、15.8%)となりました。男女内訳は、男性1,177万人、女性716万人、男女比は62対38です。

4月中に調査を完了した15,000世帯のパソコン所有世帯率は約38%、インターネット接続ができるパソコンを所有する世帯率は約20%で、パソコンのインターネット接続率は約52%でした。自宅でインターネットを利用している人のオンラインショッピングの個人利用経験率は約14%でした。

先月(3月)との比較では、自宅でのインターネット利用者数は23%増と、今年になって微増にとどまっていたのが、4月になって大きく増加しました。

Nielsen//NetRatingsは、エーシーニールセンの世界規模の市場調査サービス網、統計的に代表性の高い調査パネル(調査対象者)の開発・管理における実績と、ネットレイティングスが開発した最新のインターネット利用者動向測定技術・分析技術が融合されたもので、日本では昨年末より調査活動を開始しています。Nielsen//NetRatingsでは、3月から提供開始しているインターネット利用者動向情報と並行して、月次で日本のインターネット人口調査結果を発表し、日本のインターネットの利用実態を積極的に公表していきます。

Nielsen//NetRatingsは現在、米国、日本、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールの7ヵ国でインターネット利用者動向情報を提供しています。以後、サービス提供地域を迅速に拡大し、2001年度末には世界30ヵ国以上、世界のインターネット視聴人口の90%以上を網羅するエリアでサービスを提供開始する予定です。

米国ネットレイティングス社は、1997年に創立されました。独自のトラッキング技術の開発により、従来不可能であったバナー広告のトラッキングを実現し、インターネット利用者動向情報の提供を開始しました。その信頼性と精度の高いインターネット利用者動向情報はインターネット・サイト運営企業、Eコマース企業、広告代理店、広告主より高い評価を得ています。ネットレイティングス株式会社はその日本法人として1999年5月に設立されました。

エーシーニールセンは、100ヵ国以上で一般消費財や小売り・サービス産業、メディア・娯楽産業、またインターネット関連産業向けに市場調査、従来のメディアに加えニューメディアの情報および分析サービスを提供している世界で最大の市場調査会社です。1999年度の売上高は15億ドルです。

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