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2000/02/01 [データ]

1999年11~12月のインターネット人口調査結果を発表、日本のインターネット利用人口1,500万人、利用率13%

 

インターネット利用者動向情報サービス「Nielsen//NetRatings」
1999年11~12月のインターネット人口調査結果を発表


エーシーニールセン・コーポレーション株式会社(本社:東京都港区六本木4-1-4、最高経営責任者:デビッド・マッカラム)とネットレイティングス株式会社(本社:東京都港区赤坂2-22-21、代表取締役 社長:萩原 雅之)の共同事業であるインターネット利用者動向情報サービス「Nielsen//NetRatings」は、1999年11~12月に実施したインターネット人口調査をまとめました。

この調査は、Nielsen//NetRatingsのパネル・リクルートを行う過程で並行して実施されたものです。現在もリクルートは毎日実施しており、Nielsen//NetRatingsでは、今後、インターネット人口推定調査結果を毎月発表する予定です。

今回の調査は、日本全国の世帯を対象にRDD方式(電話による無作為抽出方式)に基づき約346,000世帯を電話調査の対象とし、調査の完了した約55,000世帯、約180,000人を今回の集計対象にしています。

調査結果*1によると、インターネット利用者数は、自宅利用者数(1ヵ月以内にPCで利用)が868万人、自宅外利用者数が1,182万人、自宅と自宅外での併用者数が512万人となり、併用者の重複を除いたインターネット利用数は1,538万人(人口に占める利用率、約13%)となりました。男女内訳は、男性972万人、女性566万人、男女比は63対37です。

調査の完了した55,000世帯では、パソコン所有世帯率は約32%、インターネット接続できるパソコンを所有する世帯率は約14%で、パソコンのインターネット接続率は約45%でした。また、インターネット接続携帯電話の所有世帯率は約4%でした。

Nielsen//NetRatingsは、エーシーニールセンの世界規模の市場調査サービス網、統計的に代表性の高い調査パネル(調査対象者)の開発・管理における実績と、ネットレイティングスが開発した最新のインターネット利用者動向測定技術・分析技術が融合されたもので、日本では昨年末より調査活動を開始しています。Nielsen//NetRatingsでは、今後、3月から提供を開始するインターネット利用者動向情報と並行して、月次で日本のインターネット人口調査結果を発表し、日本のインターネットの利用実態を積極的に公表していきます。

また、Nielsen//NetRatingsは既に情報提供が開始されている米国、3月から提供開始予定の日本に引き続き、本年第1四半期中にはイギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールの5ヵ国で情報提供が開始されます。以後、サービス提供地域は迅速に拡大し、2001年度末には世界30ヵ国以上、世界のインターネット視聴人口の90%以上を網羅するエリアでサービスは提供される予定です。

米国ネットレイティングス社は、1997年に創立されました。独自のトラッキング技術の開発により、従来不可能であったバナー広告のトラッキングを実現し、インターネット利用者動向情報の提供を開始しました。その信頼性と精度の高いインターネット利用者動向情報はインターネット・サイト運営企業、Eコマース企業、広告代理店、広告主より高い評価を得ています。ネットレイティングス株式会社はその日本法人として1999年5月に設立されました。

エーシーニールセン・コーポレーションは、1923年に設立された世界で最も歴史のある市場調査会社です。全世界100ヵ国以上で一般消費財やサービス産業向けに市場調査、情報および分析サービスを提供している世界で最大の市場調査会社で、1998年度の売上高は14億ドルです。エーシーニールセン・コーポレーションは米国ネットレイティングス社と共同でインターネット利用者動向調査を提供していくために、1999年9月にACNielsen eRatings.com社を設立しました。

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