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2006/01/15 メルマガ

空前の株式ブーム到来か!?

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様
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│                                │
│       Nielsen//NetRatings R E P O R T E R       │
│                                │
└────────────────────────────────┘
2006年1月1・15日合併号
====================================================================
■ 新年ご挨拶 ネットレイティングス株式会社
代表取締役社長 萩原 雅之
■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「空前の株式ブーム到来か!? 」
 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ ネットレイティングスからのお知らせ
1. 無料セミナー開催のお知らせ(1月25日開催)
2. アクセス解析サービス「サイトセンサス」に
携帯サイト版「SiteCensus@Mobile」新登場!
3.『データクロニクル2000-2005』発刊
4. ネットレイティングスからの新提案
全数ネット視聴率情報「マーケット・インテリジェンス」
5.リアルタイム・アクセスログ解析サービス「サイトセンサス」と
オンライン広告マネジメント「アドインテリジェンス」
6.『検索キーワードランキング 』リニューアル新発売
7.「オンラインディレクトリ集計サービス」リニューアル
8. 新商品 「ネット視聴率トピックス」
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■新年のご挨拶
====================================================================
ネットレイティングスは、2000年 4月に日本初のネット視聴率サービスの
提供を開始し、今年で 丸6年を迎えることができました。これも日頃より弊
社をお引き立ていただいております皆様のおかげと、新年のお慶びを申し上
げますと共に深く御礼申し上げます。
昨年は日本のネット市場にいくつかの新しい息吹が生まれました。例えば
本格的なネットの動画コンテンツ時代の到来を実感させる「GyaO」の登場や
従来のネットの匿名性を打ち破った新しいスタイルのコミュニティ「mixi」
の台頭、ネット視聴率ランキングの常連に割って入ったニューカマー「ライ
ブドア」の登場など話題に事欠かない 1年でありました。今年はこれらのニ
ューカマーに加えて、より面白いコンテンツ、より利便性の高いサービスが
ネット界に参入してくることだろうと予想しています。リアルの流通や経済
を凌駕する本格的なネット社会の到来が正に今、始まろうとしてます。
この新時代のネット社会に対応するべく、今年、弊社のネット視聴率情報
は従来型のウェブサイトの利用者数やページビューなどの情報に加えて、動
画や音楽のダウンロード状況、ブラウザ以外のインターネットアクセスによ
る利用状況のレポートなどを網羅する新世代のネット視聴率情報に進化を遂
げる予定です。
また、昨年度よりサービス提供を開始したアクセス解析サービス「サイト
センサス」は、益々の機能的なバージョンアップに加え、数値をソリューシ
ョンに変える分析の提供のためのスタッフ増員により、皆様のご期待に沿う
べく体制を充実させて参ります。また、ウェブビーコン型アクセス解析を発
展させた業界共有型全数インターネット視聴率情報「マーケット・インテリ
ジェンス」も実際にいくつかの業界で導入が始まっております。このウェブ
マーケティングの基本インフラとなるこのサービスの拡大にも鋭意努めて参
ります。
マクロ動向や競合情報分析のためのネット視聴率とミクロ視点の自社サイ
トのアクセス解析、さらに業界共有型のマーケティング情報を統合したワン
ストップ・サービスを提供できる唯一の企業として皆様のビジネスに貢献し
て参る所存です。
私たちのビジネスは、調査会社としての独立性を維持し、データの精度へ
の信頼があって初めて維持・成長できます。全スタッフがこの点を認識し、
今後ともお客様に満足いただけるサービスを心がけて参ります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
  2006年 1月
ネットレイティングス株式会社代表取締役社長 萩原雅之
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼    空前の株式ブーム到来か!?    ▼△▼
昨年暮れのニュースを見ていてふと思った。そのニュースは年末のボーナス
を手にしたサラリーマンに対する街頭インタビューで、お決まりの「ボーナ
スの使い道は?」との質問に対し、「株を買います。」という答えが圧倒的
に多かった。少し昔(かなり昔か?)の答えは堅実な日本人気質を象徴する
かのような答えである「貯金(預金)します。」だったと思う。しかし、今
は「株」なのだ。確かに現在の長期に渡る超低金利では「貯金」は得策では
ない。しかし、いきなり「株」なのか?とふと思った。ちょっと前ならば、
「株」は少し山っ気のある人向けの金融商品であり、一般庶民は投資信託商
品や国債の購入あたりが一般的ではなかったろうか。しかし、現在は誰もが
当たり前に株を買う。この少し難しい金融商品のハードルを下げたのはイン
ターネットだろう。
ネットレイティングスが12月19日に発行したニュースリリースによると、オ
ンライン証券サイトの利用者が400万人を突破したとある。400万人は全イン
ターネット人口の1割に相当する。ネットユーザーの10人に1人がトレーディ
ングをしないまでも、何らかの目的を持ってオンライン証券サイトを訪れて
いるのだ。金融音痴の筆者には衝撃のトピックスであり、このニュースリリ
ースを書いた弊社社長の萩原に分析談を聞きに行った。ところが、萩原も私
と同じくらいの金融音痴で、彼もオンライントレーディングの経験がないと
言う。少し安心した。そして、萩原は面白い分析を披露してくれた。それに
よると、この 400万人の中にはかなり熱心なデイトレーダーが含まれている
が大半は私と同じような素人であろう。そして、その素人はネットにおいて
も、必ずしもベテランであるとは考えにくい。ブロードバンドによる常時接
続環境が提供された後にネットユーザーになった人が多いはずだ。そして、
彼らはここ 1-2年のごく短い間に、オンラインバンキングによる決済やネッ
トオークションによる見ず知らずの人との取引などを経験することにより、
格段にネット・リテラシーを向上させた。その経験を元に抵抗なくオンライ
ントレーディングを利用するようになったのではないか、と。
ネットレイティングスは日本広告主協会Web広告研究会の委託を受けて昨年6
月 1カ月間の時間帯別インターネット利用状況分析をおこなった。それによ
ると平日の午前中に新たな大きなインターネット利用者数の山ができている
ことがわかった。この山は午前9時をピークに緩やかに下降し、 12時台に大
きく減少し、13時から15時にかけてまた大きな山をつくっている。この山を
作っている利用者層はM3(50歳以上の男性)と F2(35-49歳女性)だ。また
同時にサイトカテゴリー別に時間帯別集計をおこなったが、検索やニュース
といったカテゴリは、特定の時間に利用が大きく増えるといった傾向はなく
利用者数とほぼ同じ曲線でページビューが推移している。それに対しオンラ
イントレーディングを主とする金融カテゴリは、市場の開場、閉場時間とぴ
ったりとリンクしてページビューが跳ね上がっている。つまり、従来ネット
ユーザーの中心にいなかったM3層を中心とする人たちが、熱心にオンライン
トレーディングに取り組んでいることが垣間見れるのだ。萩原の分析はこの
データからも納得できる。
12月19日のニュースリリースでは日経平均株価とオンライン証券サイト利用
者数との相関にも言及している。これが見事なまでの相関を示しており、オ
ンライントレーディング利用者数が増えるほどに、株価も上昇しているので
ある。昨今の株式市場の活況をミニバブルに例える人もいるが、私はそう思
わない。かってのバブルとその崩壊をもたらしたのは、企業による金融ゲー
ムがその全ての要因のように思う。しかし、現在の株式市場をを支えている
のは個人投資家(と外資)だそうだ。個人投資家が増えるということは一部
の(少数の)ファンドや企業による利ざや目的の投資と異なりなり、ある意
味安定した資金を市場に供給していると言えるのではないだろうか。
さて、株式投資には東洋経済の会社四季報や日経会社情報は必需品であるが
昨今の投資銘柄の主役であるネット企業を分析するには弊社のインターネッ
ト視聴率は欠かせない存在であると思う。特に企業単位の集計であるプロパ
ティ集計は役立つ。例えば、GMO を例に取ると、個々のブランドとして運営
されるウェブサイトは皆、中堅クラスであるが、それを束ねて運営している
「GMOインターネット」を企業別集計で見るとヤフー、楽天に次ぐ第3位にラ
ンクされていることがわかる。ネットユーザーの約50%がGMOが運営するいず
れかのサイトの利用者となっているのだ。このような情報は他からは入手で
きない。これからの株式投資にはネットレイティングスのネット視聴率は必
需品だ。と年頭であるので、自社宣伝をお許し頂きたい。本年も宜しくお願
い申し上げます。
参照)
・12月19日発行弊社ニュースリリース
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease12192005_J.pdf
・日本広告主協会Web広告研究会のニュースリリース
http://www.wab.ne.jp/pdf/20051031.pdf
(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)

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2006年1月1・15日合併号

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■ 新年ご挨拶 ネットレイティングス株式会社

代表取締役社長 萩原 雅之

■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】

「空前の株式ブーム到来か!? 」

 (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎 )

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■新年のご挨拶

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ネットレイティングスは、2000年 4月に日本初のネット視聴率サービスの

提供を開始し、今年で 丸6年を迎えることができました。これも日頃より弊

社をお引き立ていただいております皆様のおかげと、新年のお慶びを申し上

げますと共に深く御礼申し上げます。

昨年は日本のネット市場にいくつかの新しい息吹が生まれました。例えば

本格的なネットの動画コンテンツ時代の到来を実感させる「GyaO」の登場や

従来のネットの匿名性を打ち破った新しいスタイルのコミュニティ「mixi」

の台頭、ネット視聴率ランキングの常連に割って入ったニューカマー「ライ

ブドア」の登場など話題に事欠かない 1年でありました。今年はこれらのニ

ューカマーに加えて、より面白いコンテンツ、より利便性の高いサービスが

ネット界に参入してくることだろうと予想しています。リアルの流通や経済

を凌駕する本格的なネット社会の到来が正に今、始まろうとしてます。

この新時代のネット社会に対応するべく、今年、弊社のネット視聴率情報

は従来型のウェブサイトの利用者数やページビューなどの情報に加えて、動

画や音楽のダウンロード状況、ブラウザ以外のインターネットアクセスによ

る利用状況のレポートなどを網羅する新世代のネット視聴率情報に進化を遂

げる予定です。

また、昨年度よりサービス提供を開始したアクセス解析サービス「サイト

センサス」は、益々の機能的なバージョンアップに加え、数値をソリューシ

ョンに変える分析の提供のためのスタッフ増員により、皆様のご期待に沿う

べく体制を充実させて参ります。また、ウェブビーコン型アクセス解析を発

展させた業界共有型全数インターネット視聴率情報「マーケット・インテリ

ジェンス」も実際にいくつかの業界で導入が始まっております。このウェブ

マーケティングの基本インフラとなるこのサービスの拡大にも鋭意努めて参

ります。

マクロ動向や競合情報分析のためのネット視聴率とミクロ視点の自社サイ

トのアクセス解析、さらに業界共有型のマーケティング情報を統合したワン

ストップ・サービスを提供できる唯一の企業として皆様のビジネスに貢献し

て参る所存です。

私たちのビジネスは、調査会社としての独立性を維持し、データの精度へ

の信頼があって初めて維持・成長できます。全スタッフがこの点を認識し、

今後ともお客様に満足いただけるサービスを心がけて参ります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

  2006年 1月

ネットレイティングス株式会社代表取締役社長 萩原雅之

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼    空前の株式ブーム到来か!?    ▼△▼

昨年暮れのニュースを見ていてふと思った。そのニュースは年末のボーナス

を手にしたサラリーマンに対する街頭インタビューで、お決まりの「ボーナ

スの使い道は?」との質問に対し、「株を買います。」という答えが圧倒的

に多かった。少し昔(かなり昔か?)の答えは堅実な日本人気質を象徴する

かのような答えである「貯金(預金)します。」だったと思う。しかし、今

は「株」なのだ。確かに現在の長期に渡る超低金利では「貯金」は得策では

ない。しかし、いきなり「株」なのか?とふと思った。ちょっと前ならば、

「株」は少し山っ気のある人向けの金融商品であり、一般庶民は投資信託商

品や国債の購入あたりが一般的ではなかったろうか。しかし、現在は誰もが

当たり前に株を買う。この少し難しい金融商品のハードルを下げたのはイン

ターネットだろう。

ネットレイティングスが12月19日に発行したニュースリリースによると、オ

ンライン証券サイトの利用者が400万人を突破したとある。400万人は全イン

ターネット人口の1割に相当する。ネットユーザーの10人に1人がトレーディ

ングをしないまでも、何らかの目的を持ってオンライン証券サイトを訪れて

いるのだ。金融音痴の筆者には衝撃のトピックスであり、このニュースリリ

ースを書いた弊社社長の萩原に分析談を聞きに行った。ところが、萩原も私

と同じくらいの金融音痴で、彼もオンライントレーディングの経験がないと

言う。少し安心した。そして、萩原は面白い分析を披露してくれた。それに

よると、この 400万人の中にはかなり熱心なデイトレーダーが含まれている

が大半は私と同じような素人であろう。そして、その素人はネットにおいて

も、必ずしもベテランであるとは考えにくい。ブロードバンドによる常時接

続環境が提供された後にネットユーザーになった人が多いはずだ。そして、

彼らはここ 1-2年のごく短い間に、オンラインバンキングによる決済やネッ

トオークションによる見ず知らずの人との取引などを経験することにより、

格段にネット・リテラシーを向上させた。その経験を元に抵抗なくオンライ

ントレーディングを利用するようになったのではないか、と。

ネットレイティングスは日本広告主協会Web広告研究会の委託を受けて昨年6

月 1カ月間の時間帯別インターネット利用状況分析をおこなった。それによ

ると平日の午前中に新たな大きなインターネット利用者数の山ができている

ことがわかった。この山は午前9時をピークに緩やかに下降し、 12時台に大

きく減少し、13時から15時にかけてまた大きな山をつくっている。この山を

作っている利用者層はM3(50歳以上の男性)と F2(35-49歳女性)だ。また

同時にサイトカテゴリー別に時間帯別集計をおこなったが、検索やニュース

といったカテゴリは、特定の時間に利用が大きく増えるといった傾向はなく

利用者数とほぼ同じ曲線でページビューが推移している。それに対しオンラ

イントレーディングを主とする金融カテゴリは、市場の開場、閉場時間とぴ

ったりとリンクしてページビューが跳ね上がっている。つまり、従来ネット

ユーザーの中心にいなかったM3層を中心とする人たちが、熱心にオンライン

トレーディングに取り組んでいることが垣間見れるのだ。萩原の分析はこの

データからも納得できる。

12月19日のニュースリリースでは日経平均株価とオンライン証券サイト利用

者数との相関にも言及している。これが見事なまでの相関を示しており、オ

ンライントレーディング利用者数が増えるほどに、株価も上昇しているので

ある。昨今の株式市場の活況をミニバブルに例える人もいるが、私はそう思

わない。かってのバブルとその崩壊をもたらしたのは、企業による金融ゲー

ムがその全ての要因のように思う。しかし、現在の株式市場をを支えている

のは個人投資家(と外資)だそうだ。個人投資家が増えるということは一部

の(少数の)ファンドや企業による利ざや目的の投資と異なりなり、ある意

味安定した資金を市場に供給していると言えるのではないだろうか。

さて、株式投資には東洋経済の会社四季報や日経会社情報は必需品であるが

昨今の投資銘柄の主役であるネット企業を分析するには弊社のインターネッ

ト視聴率は欠かせない存在であると思う。特に企業単位の集計であるプロパ

ティ集計は役立つ。例えば、GMO を例に取ると、個々のブランドとして運営

されるウェブサイトは皆、中堅クラスであるが、それを束ねて運営している

「GMOインターネット」を企業別集計で見るとヤフー、楽天に次ぐ第3位にラ

ンクされていることがわかる。ネットユーザーの約50%がGMOが運営するいず

れかのサイトの利用者となっているのだ。このような情報は他からは入手で

きない。これからの株式投資にはネットレイティングスのネット視聴率は必

需品だ。と年頭であるので、自社宣伝をお許し頂きたい。本年も宜しくお願

い申し上げます。

(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)

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