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2012/07/24 [データ]

スマートフォン・メディア利用実態調査レポート LINEの利用者割合が大幅に上昇、Facebookも引き続き増加

~ スマートフォン・メディア利用実態調査レポート6月版より抜粋 ~

メディア視聴行動分析サービスを提供するニールセン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼CEO:福徳 俊弘)は、スマートフォン・メディア利用実態調査レポート(2012年6月版)より、スマートフォン利用動向のトピックスをまとめました。

1. Facebook、LINE、スマートフォンとの相性の良さが顕著に

「よく利用するウェブサイト:トップ30」では、前回調査時と比較しFacebook(今回:10位、前回:12位)が初のTOP10入り した。

特に利用率の上昇が大きかったのはLINEで、今回は14位と前回24位から大幅に順位を上げた。

図表1:よく利用するウェブサイト:トップ30 [スマートフォンからの利用] 利用者割合

20120725_01.gif

2. Twitter、Facebookはアプリから使用する割合が高い。

「よく利用するウェブサイト:トップ30」においては、スマートフォンでの利用方法の内訳を見ると、Facebookはアプリからの利用が87%とアプリとの相性が良いことがわかる。また、Twitterも同様の傾向でアプリ利用率が88%とFacebookと同様の結果となった。

図表2:よく利用するウェブサイト:トップ30 [スマートフォンからの利用] 利用方20120725_02.gif

3.最近6カ月以内のスマートフォン利用開始者の割合では、初めて女性が男性を上回る

スマートフォンを初めて利用した時期(性別) では、調査の度に女性利用者の割合が増加傾向であったものの、最近6ヶ月以内の利用開始者の割合では、今回の調査で初めて女性が男性を上回った。

図表3:初めてスマートフォンを利用した時期(性別)

20120725_03.gif

弊社シニアアナリストの中村義哉は「四半期ごとに5回実施してきた同調査ですが、最近6ヶ月以内にスマートフォンを利用し始めた人の割合で、今回初めて女性が男性を上回りました。加えて、特に20代女性のスマートフォンからのオンラインショッピング利用率も増加傾向にあり、今後注目すべきセグメントといえます。また、LINEの利用率の大幅な増加も注目すべき点です。SNSの動向が大きく注目されている中で、通話、メールという従来型のコミュニケーションに焦点を絞り、スマートフォンでの利用を前提として作られたサービスにも関わらず、多くの利用者を獲得してきました。スマートフォンはすでに生活のあらゆる場面で活用されており、生活者の行動に直結した形で利用されています。LINEのように従来型コミュニケーションに特化するなど、今後は生活者がスマートフォンを利用するシーンの一部を切り取り、それをサポートするサービスを展開することが、より重要になってきています」と述べています。

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「スマートフォン・メディア利用実態調査レポート」 概要

1.2スクリーンでのインターネット利用動向の把握

PC及びスマートフォンでのインターネット利用実態を、アンケート調査とインターネット基礎調査

(*1)、を用いて分析

2.スマートフォンの利用実態の詳細把握

スマートフォンにおける、利用機種、用途、利用シーン、利用ウェブサイト、利用コンテンツ(SNS、EC、検索等)、アプリの利用状況、利用シーンにおけるPCとの使い分け、といった詳細の利用実態の把握

3.包括的なインターネット利用動向の定点観測

変化の激しいインターネット利用実態とスマートフォン利用動向を、四半期ごとの定点観測調査で継続的にトラッキング

*1:日本の消費者のインターネット利用動向を把握するためニールセン株式会社で独自に行っている、RDD(Random Digit Dialing)方式による定点観測電話調査。日本の国勢調査を基に、消費者のインターネット接続状況を1999年から継続的に調査している

<調査仕様>

調査方法:インターネット調査

調査時期 :2012年5月21日 ~ 5月23日

調査地域 :日本全国

設問数:68問 スクリーニング10問+本調査58問

調査対象:13歳~69歳男女(本人名義でスマートフォンを個人契約し、かつ利用していること)

対象者数:約3,000サンプル

対象者割付:集計時にスマートフォン所有者の人口構成比に応じてウエイトバック集計を実施

<調査内容>

本調査

1.インターネットの利用状況

2.スマートフォンの利用状況

3.ウェブサイトの利用状況

4.オンラインショッピングサイトの利用状況

5.SNSサイトの利用状況

6. アプリケーションの利用状況

7. 広告のクリック有無

8. ユーザーのプロフィール

<納品形態>

PDFレポート(約100ページ)、及びエクセルファイルでのクロス集計表及びローデータ

<価格>

500,000円(税別)

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【ニールセン株式会社(旧ネットレイティングス株式会社) 会社概要】

会社名: ニールセン株式会社(旧ネットレイティングス株式会社)  英文社名: Nielsen Co., Ltd.

本社所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-25-18 渋谷ガーデンフロント

資本金: 1億円

設立: 1999年5月

代表者: 代表取締役会長兼CEO 福徳 俊弘

代表取締役社長兼COO 武智 清訓

主要株主 :ニールセン、 トランスコスモス株式会社 など

ニールセン株式会社(旧ネットレイティングス株式会社)はニールセン、トランスコスモス株式会社などの出資による合弁会社です。ニールセンの消費者視聴行動分析部門の日本法人として、視聴者分析、広告分析、ソーシャルメディア分析の3つのソリューションを通じて、お客様のビジネスにおける重要な意思決定を支援するデータ、分析、インサイトを提供しています。製品やサービス、及び分析結果のインサイトについては、広告主企業、メディア運営企業、Eコマース企業、広告会社より高い信頼性の評価をいただいております。ニールセン株式会社のサービス概要、及び会社概要は、http://www.netratings.co.jp/ でご覧いただけます。

ニールセンについて

ニールセン・ホールディングスN.V.(NYSE:NLSN)は世界的な情報・調査会社で、マーケティング及び消費者情報、テレビ等のメディア情報、オンライン情報、モバイル情報、トレードショーやそれに関連した分野でリーダー的地位を確立しています。アメリカ・ニューヨークとオランダ・ディーメンに本社を持ち、世界100カ国以上でビジネスを展開しています。詳細は、ホームページ(www.nielsen.com)をご覧ください。

ニールセン株式会社(旧ネットレイティングス株式会社)が提供しているソリューションと主な製品サービス

視聴者分析ソリューション

インターネット視聴率データ Nielsen NetView、

スマートフォン・メディア利用実態調査レポート

インターネット基礎調査レポート Nielsen BasicReport など

広告分析ソリューション

オンライン広告統計データ Nielsen AdRelevance、Nielsen AdRelevance EXpenditure

広告効果分析サービス Ad Effectiveness など

ソーシャルメディア分析ソリューション

ソーシャルメディア分析サービス Nielsen BuzzMetrics

ソーシャルメディア分析ツール Nielsen My BuzzMetrics など

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本件に関するお問い合わせ先:

ニールセン株式会社 広報担当 小宮山 聖花

電話:(03)4363-4200

e-mail: jpw_press@nielsen.com

お問い合わせ

広報、プレスリリース等 に関するお問い合わせ
広報担当宛
TEL:03-6837-6500(代表)
E-Mail:jpw_press@nielsen.com

Newsrelease_20120725_J.pdf