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2005/12/01 メルマガ

Yahoo!検索結果表示方法変更でPV大幅増

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様
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│       Nielsen//NetRatings R E P O R T E R       │
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2005年12月1日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「Yahoo!検索結果表示方法変更でPV大幅増」
  (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ ネットレイティングスからのお知らせ
1.『データクロニクル2000-2005』発刊
2. ネットレイティングスからの新提案
全数ネット視聴率情報「マーケット・インテリジェンス」
3.リアルタイム・アクセスログ解析サービス「サイトセンサス」と
オンライン広告マネジメント「アドインテリジェンス」
4.『検索キーワードランキング 』リニューアル新発売
5.「オンラインディレクトリ集計サービス」リニューアル
6. 新商品 「ネット視聴率トピックス」
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■ PR <Internet Explorer 7 Betaセミナー開催>
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現在マイクロソフトで開発を進めております Microsoft Internet Explorer
の次期バージョン Internet Explorer 7に関しまして、下記の通りセミナー
を開催させていただく運びとなりましたのでご案内させていただきます。
Internet Explorer 7 は、エンドユーザーのブラウジングエクスペリエンス
を更に向上するべく、様々な機能強化を予定しております。本セミナーでは
Internet Explorer 7 の製品概要や新機能、Web ページ制作に関する留意点
IE7 ベータプログラム等につきまして、ご説明させていただきたいと思いま
すので、是非とも参加をご検討いただければ幸いです。なお、本セミナーは
Web サイトを運営されている方々、Web サイトを作成されている方々を対象
としておりますので、もし御社内に適切なご担当者様が他にいらっしゃいま
したらご案内ください。
以上、お忙しいところ恐縮ではございますが、ご検討の程何卒よろしくお願
い申し上げます。
※本セミナーは当初 11 月下旬に開催を予定しておりましたが、諸般の事情
により、下記の通り 12 月 21 日に開催を延期させていただくこととなりま
した。大変恐縮ではございますがご了承いただければ幸いです。
- 記 -
■開催概要
開催日 : 2005 年 12 月 21 日 (水)
会場 : 品川三菱ビル 4F ダイヤモンドホール
対象 : Web サイトのオーナー、Web サイトを運営されている方、
Web サイトを作成されている方
定員 : 400 名
参加費 : 無料
■セッションスケジュール
13:30 受付開始
13:30 - 14:00 Internet Explorer 7 概要
14:00 - 15:00 Internet Explorer 7 新機能と評価ポイント
15:00 - 15:15 休憩
15:15 - 15:45 ベータプログラムについて
15:45 - 16:30 Windows Vista について
16:30 - 16:40 Q&A
■お申し込み
・下記の Web サイトよりお申し込みください。
<http://www.microsoft.com/japan/windows/ie/seminar/rd02.asp>
・ご登録後に表示される受講証をプリントアウトの上、当日会場受付へお持ちください。
(当日お持ちいただくもの:受講証)
■お問い合わせ
Internet Explorer 7 Beta セミナー登録事務局
TEL : 03-3351-7346 (10 : 00 - 17 : 00 土日・祝日を除く )
FAX : 0120-518-807
Email : ie7@event-registration.jp
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼    Yahoo!検索結果表示方法変更でPV大幅増    ▼△▼
Yahoo!Japanが10月3日に検索結果の表示方法を変更した。具体的には従来の
ディレクトリ(登録サイト)を優先的に表示する方式からGoogleと同様にロ
ボット検索(ウェブ検索)の結果が優先表示されるように変更された。
これはYahoo!独自のYahoo! Search Technologyによるもので実は日本以外の
各国のYahoo!では既に採用されていた方式である。それが故に日本の SEO業
界では「いつYahoo!Japan が導入するのか?」が注目されていたので、「つ
いに来た。」と言ったところであろう。
では、この変更がユーザーにどのような変化をもたらしたのだろうか?詳細
は11月29日に弊社が発行したニュースリリースを参照していただきたい。そ
れによるとYahoo!Japan は他国と異なりディレクトリ検索も残したので、こ
の従来型の検索表示を良しとするユーザーの離脱を最小限に抑え、かつ、新
方式による大幅なページビューを獲得することにより、結果的に「Yahoo!検
索」全体で2億ページ余りのページビュー増を獲得している。利用者数自体
は1%増に留まっている。もっとも、検索サービス提供者がその仕様を変更し
たからと言って急に利用者が伸びるわけではない。むしろ、従来方式が好き
だったユーザーを上手くつなぎとめたと言える。このことに関して弊社代表
取締役社長の萩原雅之は「日本ではリニューアル後も、「Yahoo!カテゴリと
の一致」表示を残したことで、ディレクトリのページビューを2割減程度に
抑えています。一方、より多くのページが利用されるロボット検索に移行し
たことで「Yahoo!検索」全体としては広告収入増につながる総ページビュー
数の増加にも成功したといえます。」とコメントしている。実際 2億も検索
結果ページが増えたということは 2億ページ分の広告枠が新たに生まれたと
いうことだ。
もう少しユーザー行動の変化を詳細に見たのが下記表である。ページビュー
は前述のとおり2億PV増(10%増)、利用頻度は横ばい、ひとり平均の月間利
用ページ数は7ページ増(9%増)、ひとりあたりの月間利用時間も1分24秒増
(8%増)している。
--------------「Yahoo!検索」全体の月間利用状況比較------------------
        2005年9月  2005年10月   増減  %
利用者数(単位:千人)     26,027  26,347 320 +1
ページビュー(単位:千頁) 2,087,759 2,288,976 201,217 +10
1人当たりの利用頻度       8.90 9.08 0.18 +2
1人当たりの利用ページ数      80      87     7  +9
1人当たりの利用時間     17分26秒   18分50秒  1分24秒  +8
--------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings チャネル分析レポート
2005年10月 家庭からのアクセス
さて、これをユーザー視点で見るとどのように解釈したらよいのだろうか。
弊社の NetView ECSのロイヤリティレポートで「Yahoo!検索」の10月の前月
利用者の再訪問率を調べてみると81% で、9月 の同指標 78%と比べても大き
な変化はない。ということは、利用者数も、実際に利用した人も優先表示方
法の変更前後では変わっていないということになる。それなのにひとり平均
の利用ページ数が 10%近く伸びたということは、もしかすると「期待する検
索結果を得るためにより多くのページをめくる必要があった。」ということ
かも知れない。あるいは変更されたばかりなので「もの珍しさによるPV消費
がおこなわれた」のか?
ここからは私独自の見解であることを前置きして、私はどちらかと言うと従
来からロボット検索志向派である。故にGoogleを多用している。ところが昨
今、私の期待する検索結果が上位にリストされないケースがあるようになっ
た。もしくは意図しないサイトが上位にリストされるケースがある。私が本
来探したい情報のキーワードが含まれた個人のBlogサイトが上位にリストさ
れるケースがあるのだ。これはリスティングする際の検索エンジンのアルゴ
リズムによるものだそうで、例えば、ウェブサイトの相互リンク数(バック
リンク数)が多いということも重要な要素らしい。ゆえにトラックバックが
付くことが当たり前の個人のBlogサイトが上位にリストされるケースが増え
ているようである。 (最近、若干この傾向が改善されたような気もするが・
・・)Yahoo!のロボットも同様のアルゴリズムを持っているらしい。(あく
までも、らしい。)これはユーザーにとってあまり歓迎されることではない
と思う。しかし、それを補うものがある。俗にリスティング広告と呼ばれる
もので、検索結果に即したウェブサイトのリンクが広告として検索結果ペー
ジに表示されるものである。この広告リンクをクリックすることが、知りた
い情報への最短のショーットカットになっているケースもある。弊社が先日
おこなったオンラインショッピング行動の意識調査(参照:11月 7日発行ニ
ュースリリース)では検索行動についても調べており、それによると3割強の
ネットユーザーが「リスティング広告は情報を探すのに便利」、15% が「必
ずリスティング広告を見る」という回答をおこなっている。本来、邪魔なは
ずの広告がこのように好意的に受け取られるケースは珍しいのではないだろ
うか。
話題を変えて。今年で 10年目を迎える年末恒例のYahoo! Internet Guide主
催のWEB OF THE YEARが今月7日に発表される。弊社ではこの賞のノミネート
対象サイト選考に3年ほど前から協力をしてきたが、今年から「ネットレイ
ティングス賞」を創設し、贈賞する運びとなった。趣旨は、利用者動向デー
タに基づいた選考を行い、授与するということで、先日その選考を終えた。
詳細は12月7日をお楽しみに。
参考:11月7日発行の弊社ニュースリリース
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease1107_J.pdf
11月29日発行のニュースリリース
http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease11292005_J.pdf
(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
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■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
URL にアクセスし購読中止の手続きをお願い申し上げます。
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配信停止手続ページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_release.html
--------------------------------------------------------------------
*配信先メールアドレスを変更したい場合は
一旦、上記配信停止ページより配信停止の手続きを完了後に下記URLより
再登録をお願い申し上げます。
--------------------------------------------------------------------
配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
--------------------------------------------------------------------
引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen//NetRatings REPORTER 編集部

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様

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2005年12月1日号

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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】

「Yahoo!検索結果表示方法変更でPV大幅増」

  (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼    Yahoo!検索結果表示方法変更でPV大幅増    ▼△▼

Yahoo!Japanが10月3日に検索結果の表示方法を変更した。具体的には従来の

ディレクトリ(登録サイト)を優先的に表示する方式からGoogleと同様にロ

ボット検索(ウェブ検索)の結果が優先表示されるように変更された。

これはYahoo!独自のYahoo! Search Technologyによるもので実は日本以外の

各国のYahoo!では既に採用されていた方式である。それが故に日本の SEO業

界では「いつYahoo!Japan が導入するのか?」が注目されていたので、「つ

いに来た。」と言ったところであろう。

では、この変更がユーザーにどのような変化をもたらしたのだろうか?詳細

は11月29日に弊社が発行したニュースリリースを参照していただきたい。そ

れによるとYahoo!Japan は他国と異なりディレクトリ検索も残したので、こ

の従来型の検索表示を良しとするユーザーの離脱を最小限に抑え、かつ、新

方式による大幅なページビューを獲得することにより、結果的に「Yahoo!検

索」全体で2億ページ余りのページビュー増を獲得している。利用者数自体

は1%増に留まっている。もっとも、検索サービス提供者がその仕様を変更し

たからと言って急に利用者が伸びるわけではない。むしろ、従来方式が好き

だったユーザーを上手くつなぎとめたと言える。このことに関して弊社代表

取締役社長の萩原雅之は「日本ではリニューアル後も、「Yahoo!カテゴリと

の一致」表示を残したことで、ディレクトリのページビューを2割減程度に

抑えています。一方、より多くのページが利用されるロボット検索に移行し

たことで「Yahoo!検索」全体としては広告収入増につながる総ページビュー

数の増加にも成功したといえます。」とコメントしている。実際 2億も検索

結果ページが増えたということは 2億ページ分の広告枠が新たに生まれたと

いうことだ。

もう少しユーザー行動の変化を詳細に見たのが下記表である。ページビュー

は前述のとおり2億PV増(10%増)、利用頻度は横ばい、ひとり平均の月間利

用ページ数は7ページ増(9%増)、ひとりあたりの月間利用時間も1分24秒増

(8%増)している。

--------------「Yahoo!検索」全体の月間利用状況比較------------------

        2005年9月  2005年10月   増減  %

利用者数(単位:千人)     26,027  26,347 320 +1

ページビュー(単位:千頁) 2,087,759 2,288,976 201,217 +10

1人当たりの利用頻度       8.90 9.08 0.18 +2

1人当たりの利用ページ数      80      87     7  +9

1人当たりの利用時間     17分26秒   18分50秒  1分24秒  +8

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Source:Nielsen//NetRatings チャネル分析レポート

2005年10月 家庭からのアクセス

さて、これをユーザー視点で見るとどのように解釈したらよいのだろうか。

弊社の NetView ECSのロイヤリティレポートで「Yahoo!検索」の10月の前月

利用者の再訪問率を調べてみると81% で、9月 の同指標 78%と比べても大き

な変化はない。ということは、利用者数も、実際に利用した人も優先表示方

法の変更前後では変わっていないということになる。それなのにひとり平均

の利用ページ数が 10%近く伸びたということは、もしかすると「期待する検

索結果を得るためにより多くのページをめくる必要があった。」ということ

かも知れない。あるいは変更されたばかりなので「もの珍しさによるPV消費

がおこなわれた」のか?

ここからは私独自の見解であることを前置きして、私はどちらかと言うと従

来からロボット検索志向派である。故にGoogleを多用している。ところが昨

今、私の期待する検索結果が上位にリストされないケースがあるようになっ

た。もしくは意図しないサイトが上位にリストされるケースがある。私が本

来探したい情報のキーワードが含まれた個人のBlogサイトが上位にリストさ

れるケースがあるのだ。これはリスティングする際の検索エンジンのアルゴ

リズムによるものだそうで、例えば、ウェブサイトの相互リンク数(バック

リンク数)が多いということも重要な要素らしい。ゆえにトラックバックが

付くことが当たり前の個人のBlogサイトが上位にリストされるケースが増え

ているようである。 (最近、若干この傾向が改善されたような気もするが・

・・)

Yahoo!のロボットも同様のアルゴリズムを持っているらしい。(あく

までも、らしい。)これはユーザーにとってあまり歓迎されることではない

と思う。しかし、それを補うものがある。俗にリスティング広告と呼ばれる

もので、検索結果に即したウェブサイトのリンクが広告として検索結果ペー

ジに表示されるものである。この広告リンクをクリックすることが、知りた

い情報への最短のショーットカットになっているケースもある。弊社が先日

おこなったオンラインショッピング行動の意識調査(参照:11月 7日発行ニ

ュースリリース)では検索行動についても調べており、それによると3割強の

ネットユーザーが「リスティング広告は情報を探すのに便利」、15% が「必

ずリスティング広告を見る」という回答をおこなっている。本来、邪魔なは

ずの広告がこのように好意的に受け取られるケースは珍しいのではないだろ

うか。

話題を変えて。今年で 10年目を迎える年末恒例のYahoo! Internet Guide主

催のWEB OF THE YEARが今月7日に発表される。弊社ではこの賞のノミネート

対象サイト選考に3年ほど前から協力をしてきたが、今年から「ネットレイ

ティングス賞」を創設し、贈賞する運びとなった。趣旨は、利用者動向デー

タに基づいた選考を行い、授与するということで、先日その選考を終えた。

詳細は12月7日をお楽しみに。

(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)

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