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2005/03/01 メルマガ

オンライン書店 セブンアンドワイ の躍進

ielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様
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│       Nielsen//NetRatings R E P O R T E R       │
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└────────────────────────────────┘
2005年3月1日号
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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「オンライン書店 セブンアンドワイ の躍進」
(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ ネットレイティングスからのお知らせ
1. ネットレイティングスからの新提案
全数ネット視聴率情報「マーケティング・インテリジェンス」
2.リアルタイム・アクセスログ解析サービス「サイトセンサス」
3.『ネットレイティングス・データクロニクル 2000-2004
    -インターネット視聴率でみる日本人のウェブ利用行動全記録』
4.「ネット視聴率トピックス」
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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
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▼△▼オンライン書店 セブンアンドワイ の躍進 ▼△▼
オンライン書店「セブンアンドワイ」が躍進している。そもそもこの「セ
ブンアンドワイ」であるが、ロゴマークの「7&Y」で表せば解り易い。この
メルマガはテキストなのでピンと来ないかも知れないが、ロゴの「7」はコ
ンビニエンスストアチェーンの「セブン-イレブン」のロゴと同一であり、
「Y」は「Yahoo!Japan」のYと同じである。つまり、この両社を中心に設立
されたオンライン書店であることが分かる。このセブンアンドワイは昨年12
月15日に旧社名(及びサイト名)の「イーエスブックス」からドメイン名の
変更を伴うブランド変更をおこなっている。イーエスブックスの方がまだ馴
染みが深い読者も多いかもしれない。
さて、このセブンアンドワイであるが、ネットレイティングスが2月28日に
発表したニュースリリースによると自社ドメイン(www.7andy.jp)の利用者
数がブランドとドメイン移行前の昨年11月から30%増の176万人(50万人増)
に急増しているという。但し、同書店と資本・業務提携しているヤフージャ
パン内のセブンアンドワイコンテンツ利用者との非重複利用者数合計は1月時
点ではブランド移行前とほぼ同水準の306万人に留まっている。これはブラン
ド移行時に、TV-CMを中心とする積極的な告知が功を奏しセブンアンドワイ自
社ドメインの大幅な利用者数が躍進、結果としてセブンアンドワイ全体の利
用者数維持を支えた形になっている。ドメイン名の変更を伴うブランド変更
においてこの水準を保てたのは善戦であり、今後に大いに期待が持てる。
----------------セブンアンドワイ利用者数推移-------------------------
                     (単位:千人)
04年10月  11月  12月  05年1月
7andy.jp         -    -   1,167  1,761
esbooks.co.jp          1,157   1,218   685 -
Yahoo!内の「7&Y」利用者を含めた 3,056 3,235 2,946 3,063
合計利用者数(非重複)
----------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings 2004年10月~2005年1月 家庭からのアクセス
今後大いに期待が持てると前述したが、それはセブンアンドワイの利用者層
に面白い特徴が見られるからである。オンライン書店のトップを走る
Amazon.co.jpとセブンアンドワイの利用者構成を比較すると、Amazon.co.jpの
女性構成比が40%弱であるのに対し、セブンアンドワイでは48%となっている。
また、Amazon.co.jpの利用者の中心がM2層(35~49歳男性)であるのに対し、
セブンアンドワイではF2層(35~49歳女性)になっている。また、女性ティー
ンエイジャーの比率がAmazon.co.jpよりもセブンアンドワイが高くなっている。
この違いについてネットレイティングス代表取締役社長・萩原雅之は「セブン
アンドワイは、コンビニエンスストアでの商品受取りと代金の支払いができる
ことや店舗受け取りの場合は 1,500円以下でも送料・手数料無料というユニー
クな特長を訴求することで、書籍やCD販売において大きなシェアを占める
Amazon.co.jpとは異なる顧客層に浸透していることがうかがえる。」とコメン
トしている。
平たく言えば、クレジットカードを持てない若年層や商品代金以外の出費に
敏感な主婦層に支持されているということだ。また、夜間の宅配による配達が
必すしも全ての人に好まれるわけではない。このあたりもリアル店舗をシステ
ムの中に組み込んだセブンアンドワイの強みかも知れない。
---------------「7&Y」と「Amazon.co.jp」の利用者構成-----------------
7&Y        Amazon.co.jp
男性            51.6% 60.2%
女性 48.4% 39.8%
男性 2-12歳 3.1% 3.2%
男性13-19歳 7.8% 8.0%
男性20-34歳 12.7% 14.5%
男性35-49歳 19.5% 23.2%
男性50歳以上 8.5% 11.2%
女性 2-12歳 1.5% 2.9%
女性13-19歳 9.5% 7.2%
女性20-34歳 11.8% 12.2%
女性35-49歳 21.6% 14.6%
女性50歳以上 4.0% 2.9%
--------------------------------------------------------------------
Source:Nielsen//NetRatings 2005年1月 家庭からのアクセス
ニュースリリースでは触れていないが、セブンアンドワイのコンバージョン
率が非常に高い。商品購入に至るまでのコンバージョン率の分析は今回行わな
かったが、サイトを訪問し、商品をカートに入れるまでのコンバージョン率を
計算するとセブンアンドワイは16%である。この場合の母数はセキュアサイト
を共有しているYahoo!内の7&Yコンテンツ利用者を含めた非重複利用者数と
している。一方、Amazon.co.jpのそれは約12%であり、こちらもなかなかの高
水準だ。アマゾンの場合は取り扱い商品アイテムが書籍だけでなく7&Yより
も多岐に渡ることが比較を不利にしている。
     (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
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配信停止手続ページ
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一旦、上記配信停止ページより配信停止の手続きを完了後に、下記URLより
再登録をお願い申し上げます。
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配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
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引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen//NetRatings REPORTER 編集部

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2005年3月1日号

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■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】

「オンライン書店 セブンアンドワイ の躍進」

(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼オンライン書店 セブンアンドワイ の躍進 ▼△▼

オンライン書店「セブンアンドワイ」が躍進している。そもそもこの「セ

ブンアンドワイ」であるが、ロゴマークの「7&Y」で表せば解り易い。この

メルマガはテキストなのでピンと来ないかも知れないが、ロゴの「7」はコ

ンビニエンスストアチェーンの「セブン-イレブン」のロゴと同一であり、

「Y」は「Yahoo!Japan」のYと同じである。つまり、この両社を中心に設立

されたオンライン書店であることが分かる。このセブンアンドワイは昨年12

月15日に旧社名(及びサイト名)の「イーエスブックス」からドメイン名の

変更を伴うブランド変更をおこなっている。イーエスブックスの方がまだ馴

染みが深い読者も多いかもしれない。

さて、このセブンアンドワイであるが、ネットレイティングスが2月28日に

発表したニュースリリースによると自社ドメイン(www.7andy.jp)の利用者

数がブランドとドメイン移行前の昨年11月から30%増の176万人(50万人増)

に急増しているという。但し、同書店と資本・業務提携しているヤフージャ

パン内のセブンアンドワイコンテンツ利用者との非重複利用者数合計は1月時

点ではブランド移行前とほぼ同水準の306万人に留まっている。これはブラン

ド移行時に、TV-CMを中心とする積極的な告知が功を奏しセブンアンドワイ自

社ドメインの大幅な利用者数が躍進、結果としてセブンアンドワイ全体の利

用者数維持を支えた形になっている。ドメイン名の変更を伴うブランド変更

においてこの水準を保てたのは善戦であり、今後に大いに期待が持てる。

----------------セブンアンドワイ利用者数推移-------------------------

                     (単位:千人)

04年10月  11月  12月  05年1月

7andy.jp         -    -   1,167  1,761

esbooks.co.jp          1,157   1,218   685 -

Yahoo!内の「7&Y」利用者を含めた 3,056 3,235 2,946 3,063

合計利用者数(非重複)

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Source:Nielsen//NetRatings 2004年10月~2005年1月 家庭からのアクセス

今後大いに期待が持てると前述したが、それはセブンアンドワイの利用者層

に面白い特徴が見られるからである。オンライン書店のトップを走る

Amazon.co.jpとセブンアンドワイの利用者構成を比較すると、Amazon.co.jpの

女性構成比が40%弱であるのに対し、セブンアンドワイでは48%となっている。

また、Amazon.co.jpの利用者の中心がM2層(35~49歳男性)であるのに対し、

セブンアンドワイではF2層(35~49歳女性)になっている。また、女性ティー

ンエイジャーの比率がAmazon.co.jpよりもセブンアンドワイが高くなっている。

この違いについてネットレイティングス代表取締役社長・萩原雅之は「セブン

アンドワイは、コンビニエンスストアでの商品受取りと代金の支払いができる

ことや店舗受け取りの場合は 1,500円以下でも送料・手数料無料というユニー

クな特長を訴求することで、書籍やCD販売において大きなシェアを占める

Amazon.co.jpとは異なる顧客層に浸透していることがうかがえる。」とコメン

トしている。

平たく言えば、クレジットカードを持てない若年層や商品代金以外の出費に

敏感な主婦層に支持されているということだ。また、夜間の宅配による配達が

必すしも全ての人に好まれるわけではない。このあたりもリアル店舗をシステ

ムの中に組み込んだセブンアンドワイの強みかも知れない。

---------------「7&Y」と「Amazon.co.jp」の利用者構成-----------------

7&Y        Amazon.co.jp

男性            51.6% 60.2%

女性 48.4% 39.8%

男性 2-12歳 3.1% 3.2%

男性13-19歳 7.8% 8.0%

男性20-34歳 12.7% 14.5%

男性35-49歳 19.5% 23.2%

男性50歳以上 8.5% 11.2%

女性 2-12歳 1.5% 2.9%

女性13-19歳 9.5% 7.2%

女性20-34歳 11.8% 12.2%

女性35-49歳 21.6% 14.6%

女性50歳以上 4.0% 2.9%

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Source:Nielsen//NetRatings 2005年1月 家庭からのアクセス

ニュースリリースでは触れていないが、セブンアンドワイのコンバージョン

率が非常に高い。商品購入に至るまでのコンバージョン率の分析は今回行わな

かったが、サイトを訪問し、商品をカートに入れるまでのコンバージョン率を

計算するとセブンアンドワイは16%である。この場合の母数はセキュアサイト

を共有しているYahoo!内の7&Yコンテンツ利用者を含めた非重複利用者数と

している。一方、Amazon.co.jpのそれは約12%であり、こちらもなかなかの高

水準だ。アマゾンの場合は取り扱い商品アイテムが書籍だけでなく7&Yより

も多岐に渡ることが比較を不利にしている。

     (ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)

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