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2005/01/01 メルマガ

2004年のインターネット利用動向を総括

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様
┌────────────────────────────────┐
│                                │
│       Nielsen//NetRatings R E P O R T E R       │
│                                │
└────────────────────────────────┘
2005年1月1日号 (復刊 4号)
====================================================================
■ 新年のご挨拶
(ネットレイティングス代表取締役社長 萩原雅之)
■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】
「2004年のインターネット利用動向を総括」
(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)
■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
■ ネットレイティングスからのお知らせ
1.『ネットレイティングス・データクロニクル 2000-2004
    -インターネット視聴率でみる日本人のウェブ利用行動全記録』
2.アクセスログ解析サービス「サイトセンサス」
====================================================================
■新年のご挨拶
====================================================================
ネットレイティングスが日本におけるネット視聴率サービスをスタートし
て今年でちょうど5年という節目を迎えます。この間、ネットビジネスは量
的にも質的にも格段の成長を遂げ、視聴率データを利用いただくお客様もそ
の活用場面も私たちの想像を越えるほどの拡がりを見せました。
皆様のご理解とご支援に心より御礼を申し上げます。
昨年は視聴率データからみても、メガポータルやショッピングサイトが大
きく利用者数を伸ばし、ブログサイトが過去に例を見ないほど短期間に浸透
するなど久々に活気あふれる1年でした。
今年も有料音楽配信や韓国ドラマをきっかけとした映像販売、さらにはプ
ロ野球のストリーミング中継などエンターティメント系のブロードバンドコ
ンテンツの流通が確実視されており、ネット視聴率の役割もさらに大きなも
のになると考えております。
このような状況を踏まえ、今年は以下の課題に取り組んで参ります。
1.昨年末のアクセスログ解析サービス「SiteCensus」投入を第二の創業と
位置付け、マクロ動向や競合情報分析のためのネット視聴率と自社サイ
トのアクセス解析とを統合した「サイトメジャメントのワンストップ・
サービス」を提供できる体制を整えます。
2.基幹サービスであるインターネット視聴率「NetView」 のさらなる精度
向上に努めるとともに、単なる視聴率データの提供にとどまらず、お客
様の個別課題に応えるためのカスタマイズデータを迅速に提供し、意思
決定に貢献するコンサルティング力を強化いたします。
3.携帯電話や情報家電による「どこでもインターネット化」に対応するた
め、パソコンに限らない多様なデバイス・メジャメント技術と指標の開
発、さらに売上データ・アンケートデータなど多様なマーケティングリ
ソースとの統合化を積極的に推進します。
私たちのビジネスは、調査会社としての独立性を維持し、データの精度へ
の信頼があって初めて維持・成長できます。全スタッフがこの点を認識し、
今後ともお客様に満足いただけるサービスを心がけて参ります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2005年 1月 6日
ネットレイティングス株式会社代表取締役社長 萩原雅之
====================================================================
■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>
====================================================================
▼△▼2004年のインターネット利用動向を総括▼△▼
ネットレイティングは、インターネット利用動向調査結果を毎週、毎月発表
しているが、月間の利用データは翌月の10日過ぎに発表している。従って、
現段階では12月分の集計が上がっておらず、厳密には2004年を総括すること
はできない。1月から11月までの11ヵ月間を1年間と読み替えて頂きたく、ま
ずはお許しを頂戴したい。
ネットレイティングスが12月20日に発表したニュースリリースによると昨年
のインターネットトレンドのキーワードは「ブログ」「ブロドラ」「ベース
ボール」の3Bである。昨年1年間、「ココログ」、「エキサイトブログ」、
「JUGEM(じゅげむ)」など多くのブログサイトが初登場しいずれもハイペー
スで訪問者が増加した。また昨年の韓流ブームを反映して、「朝鮮日報」、
「ハンゲーム」、「ぺ・ヨンジュン公式サイト」など韓国関連サイトの利用
者が急増したほか、「冬のソナタ」をはじめとする韓国ドラマを牽引役とし
て、動画ポータルの「AII」などが人気となり、ブロードバンド環境で韓
国ドラマを日常感覚で楽しむ「ブロドラ族」の存在が注目された。一方、プ
ロ野球参入表明で知名度が急上昇したライブドアのポータルサイトや「ライ
ブドアブログ」は、各カテゴリー内で競合を大きくうわまわる伸び率を獲得
したほか、ライブドアと共に新規参入で話題をあつめた楽天の「楽天市場」
もこの1年で利用者数は前年同月で49%増加、約1500万人となった。主要ポー
タルやショッピングサイトも概して好調で、特に「goo」が前年同月比60%増、
「アマゾン」が47%増、「グーグル」が73%増となっているのが目立つ。
----------主要なポータル・EC・コミュニティサイトの伸び率------------
(単位:千人)
利用者数 03年11月  04年11月  伸び率(%)
yahoo.co.jp          22,759 29,633 30%
nifty.com 13,875 16,659 20%
infoseek.co.jp 11,997 15,377 28%
rakuten.co.jp 10,074 14,968 49%
msn.co.jp 10,467 14,241 36%
goo.ne.jp 6,889 11,021 60%
amazon.co.jp 7,421 10,901 47%
google.co.jp 4,606 7,981 73%
excite.co.jp 5,479 7,512 37%
2ch.net 5,256 7,014 33%
---------------------------------------------------------------------
Sourece:Nielsen//NetRatings 2003年11月、2004年11月 家庭からのアクセス
弊社代表取締役社長チーフアナリストの萩原雅之は、「昨年はデータにあがっ
てくるブログサービスは数えるくらいしかありませんでしたが、今年初登場し
たドメインの利用者数ランキング上位がブログのドメインで占められ、ブログ
コンテンツのパワーが目立った1年でした。今年韓国ドラマで弾みがついたブ
ロードバンドコンテンツ配信についても、来年本格化する有料音楽配信サービ
スや楽天及びソフトバンクが計画しているプロ野球中継サービスなどによって、
来年は利用者数が一気に増えそうです。」と分析及び予想をしている。
--------------この1年間の伸び率が高かった主なサイト-------------------
(単位:千人)
利用者数 03年11月  04年11月  伸び率(%)
wikipedia.org 283 2,058 626%
livedoor.com 692 3,824 453%
allcinema.net 155 828 435%
dhc.co.jp 287 971 238%
aii.co.jp 162 547 237%
hatena.ne.jp 1,598 4,847 203%
apple.com 540 1,563 189%
chosun.com 431 1,117 159%
esbooks.co.jp 529 1,218 130%
hangame.co.jp 767 1,451 89%
---------------------------------------------------------------------
Sourece:Nielsen//NetRatings 2003年11月、2004年11月 家庭からのアクセス
--------この1年で初登場し、現在の利用者数が多い主なサイト------------
利用者数 (単位:千人)
livedoor.jp(ブログ)   7,835
exblog.jp(ブログ) 2,819
jugem.jp(ブログ) 2,609
cocolog-nifty.com (ブログ) 2,452
seesaa.net(ブログ) 1,402
ecnavi.jp(ショッピング) 1,350
yaplog.jp(ブログ) 1,121
9199.jp(検索) 1,095
okweb.jp(コミュニティ) 888
yongjoon.jp(エンターテイメント) 626
---------------------------------------------------------------------
Sourece:Nielsen//NetRatings 2004年11月 家庭からのアクセス
この1年間でインターネット利用者(1ヵ月間に実際に家庭のPCでインターネッ
ト接続し、ウェブサイトを閲覧した人)の推定人口は、2,995万人(1月)から
3,658万人(11月)へと663万人増加した。増加率にして22%強の成長である。
一時の急成長時代からは幾分鈍化しているが、まだまだかなり高い水準でイン
ターネット利用者は増加している。また、それ以上に注目されるのが利用時間
の伸びである。季節変動があるので、前年同月で比較すると2003年11月のひと
りあたりの利用時間が13時間56分であるのに対し、2004年11月のひとりあたり
の利用時間は14時間57分と1時間も伸びているのである。同期間におけるイン
ターネット人口の増加が720万人であるから、日本のインターネット利用総時
間はなんと732万時間も増加したことになる。ブロードバンドの普及により着
実にインターネットが生活サイクルの中に浸透しつつあることが伺われる。
*文中のデータは全て家庭からのアクセス
(ネットレイティングス マーケティングディレクター 西村総一郎)
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■ 配信を停止されたい場合のお手続きについて
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ご購読を希望されない場合は、たいへんご手数をおかけいたしますが、下記
URL にアクセスし購読中止の手続きをお願い申し上げます。
--------------------------------------------------------------------
配信停止手続ページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_release.html
--------------------------------------------------------------------
*配信先メールアドレスを変更したい場合は
一旦、上記配信停止ページより配信停止の手続きを完了後に、下記URLより
再登録をお願い申し上げます。
--------------------------------------------------------------------
配信登録手続きページ
http://csp.netratings.co.jp/nnr/rep_offer.html
--------------------------------------------------------------------
引き続きご愛読賜れば幸いです。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
ネットレイティングス株式会社
Nielsen//NetRatings REPORTER 編集部

Nielsen//NetRatings REPORTER ご購読者 様

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2005年1月1日号 (復刊 4号)

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■ 新年のご挨拶

(ネットレイティングス代表取締役社長 萩原雅之)

■ コラム 【ウェブマーケティング・データライン】

「2004年のインターネット利用動向を総括」

(ネットレイティングス マーケティング部 西村総一郎)

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■新年のご挨拶

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ネットレイティングスが日本におけるネット視聴率サービスをスタートし

て今年でちょうど5年という節目を迎えます。この間、ネットビジネスは量

的にも質的にも格段の成長を遂げ、視聴率データを利用いただくお客様もそ

の活用場面も私たちの想像を越えるほどの拡がりを見せました。

皆様のご理解とご支援に心より御礼を申し上げます。

昨年は視聴率データからみても、メガポータルやショッピングサイトが大

きく利用者数を伸ばし、ブログサイトが過去に例を見ないほど短期間に浸透

するなど久々に活気あふれる1年でした。

今年も有料音楽配信や韓国ドラマをきっかけとした映像販売、さらにはプ

ロ野球のストリーミング中継などエンターティメント系のブロードバンドコ

ンテンツの流通が確実視されており、ネット視聴率の役割もさらに大きなも

のになると考えております。

このような状況を踏まえ、今年は以下の課題に取り組んで参ります。

1.昨年末のアクセスログ解析サービス「SiteCensus」投入を第二の創業と

位置付け、マクロ動向や競合情報分析のためのネット視聴率と自社サイ

トのアクセス解析とを統合した「サイトメジャメントのワンストップ・

サービス」を提供できる体制を整えます。

2.基幹サービスであるインターネット視聴率「NetView」 のさらなる精度

向上に努めるとともに、単なる視聴率データの提供にとどまらず、お客

様の個別課題に応えるためのカスタマイズデータを迅速に提供し、意思

決定に貢献するコンサルティング力を強化いたします。

3.携帯電話や情報家電による「どこでもインターネット化」に対応するた

め、パソコンに限らない多様なデバイス・メジャメント技術と指標の開

発、さらに売上データ・アンケートデータなど多様なマーケティングリ

ソースとの統合化を積極的に推進します。

私たちのビジネスは、調査会社としての独立性を維持し、データの精度へ

の信頼があって初めて維持・成長できます。全スタッフがこの点を認識し、

今後ともお客様に満足いただけるサービスを心がけて参ります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2005年 1月 6日

ネットレイティングス株式会社代表取締役社長 萩原雅之

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■ コラム <ウェブマーケティング・データライン>

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▼△▼2004年のインターネット利用動向を総括▼△▼

ネットレイティングは、インターネット利用動向調査結果を毎週、毎月発表

しているが、月間の利用データは翌月の10日過ぎに発表している。従って、

現段階では12月分の集計が上がっておらず、厳密には2004年を総括すること

はできない。1月から11月までの11ヵ月間を1年間と読み替えて頂きたく、ま

ずはお許しを頂戴したい。

ネットレイティングスが12月20日に発表したニュースリリースによると昨年

のインターネットトレンドのキーワードは「ブログ」「ブロドラ」「ベース

ボール」の3Bである。昨年1年間、「ココログ」、「エキサイトブログ」、

「JUGEM(じゅげむ)」など多くのブログサイトが初登場しいずれもハイペー

スで訪問者が増加した。また昨年の韓流ブームを反映して、「朝鮮日報」、

「ハンゲーム」、「ぺ・ヨンジュン公式サイト」など韓国関連サイトの利用

者が急増したほか、「冬のソナタ」をはじめとする韓国ドラマを牽引役とし

て、動画ポータルの「AII」などが人気となり、ブロードバンド環境で韓

国ドラマを日常感覚で楽しむ「ブロドラ族」の存在が注目された。一方、プ

ロ野球参入表明で知名度が急上昇したライブドアのポータルサイトや「ライ

ブドアブログ」は、各カテゴリー内で競合を大きくうわまわる伸び率を獲得

したほか、ライブドアと共に新規参入で話題をあつめた楽天の「楽天市場」

もこの1年で利用者数は前年同月で49%増加、約1500万人となった。主要ポー

タルやショッピングサイトも概して好調で、特に「goo」が前年同月比60%増、

「アマゾン」が47%増、「グーグル」が73%増となっているのが目立つ。

----------主要なポータル・EC・コミュニティサイトの伸び率------------

(単位:千人)

利用者数 03年11月  04年11月  伸び率(%)

yahoo.co.jp          22,759 29,633 30%

nifty.com 13,875 16,659 20%

infoseek.co.jp 11,997 15,377 28%

rakuten.co.jp 10,074 14,968 49%

msn.co.jp 10,467 14,241 36%

goo.ne.jp 6,889 11,021 60%

amazon.co.jp 7,421 10,901 47%

google.co.jp 4,606 7,981 73%

excite.co.jp 5,479 7,512 37%

2ch.net 5,256 7,014 33%

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Sourece:Nielsen//NetRatings 2003年11月、2004年11月 家庭からのアクセス

弊社代表取締役社長チーフアナリストの萩原雅之は、「昨年はデータにあがっ

てくるブログサービスは数えるくらいしかありませんでしたが、今年初登場し

たドメインの利用者数ランキング上位がブログのドメインで占められ、ブログ

コンテンツのパワーが目立った1年でした。今年韓国ドラマで弾みがついたブ

ロードバンドコンテンツ配信についても、来年本格化する有料音楽配信サービ

スや楽天及びソフトバンクが計画しているプロ野球中継サービスなどによって、

来年は利用者数が一気に増えそうです。」と分析及び予想をしている。

--------------この1年間の伸び率が高かった主なサイト-------------------

(単位:千人)

利用者数 03年11月  04年11月  伸び率(%)

wikipedia.org 283 2,058 626%

livedoor.com 692 3,824 453%

allcinema.net 155 828 435%

dhc.co.jp 287 971 238%

aii.co.jp 162 547 237%

hatena.ne.jp 1,598 4,847 203%

apple.com 540 1,563 189%

chosun.com 431 1,117 159%

esbooks.co.jp 529 1,218 130%

hangame.co.jp 767 1,451 89%

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--------この1年で初登場し、現在の利用者数が多い主なサイト------------

利用者数 (単位:千人)

livedoor.jp(ブログ)   7,835

exblog.jp(ブログ) 2,819

jugem.jp(ブログ) 2,609

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ecnavi.jp(ショッピング) 1,350

yaplog.jp(ブログ) 1,121

9199.jp(検索) 1,095

okweb.jp(コミュニティ) 888

yongjoon.jp(エンターテイメント) 626

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Sourece:Nielsen//NetRatings 2004年11月 家庭からのアクセス

この1年間でインターネット利用者(1ヵ月間に実際に家庭のPCでインターネッ

ト接続し、ウェブサイトを閲覧した人)の推定人口は、2,995万人(1月)から

3,658万人(11月)へと663万人増加した。増加率にして22%強の成長である。

一時の急成長時代からは幾分鈍化しているが、まだまだかなり高い水準でイン

ターネット利用者は増加している。また、それ以上に注目されるのが利用時間

の伸びである。季節変動があるので、前年同月で比較すると2003年11月のひと

りあたりの利用時間が13時間56分であるのに対し、2004年11月のひとりあたり

の利用時間は14時間57分と1時間も伸びているのである。同期間におけるイン

ターネット人口の増加が720万人であるから、日本のインターネット利用総時

間はなんと732万時間も増加したことになる。ブロードバンドの普及により着

実にインターネットが生活サイクルの中に浸透しつつあることが伺われる。

*文中のデータは全て家庭からのアクセス

(ネットレイティングス マーケティングディレクター 西村総一郎)

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今後とも宜しくお願い申し上げます。

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