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2014/07/03
Nielsen Watch Weekly 2014年 6月27日号
WATCH WEEKLY
2014年6月27日号
注目ニュース
米で高まるラジオ需要
大方のアメリカ人にとって、ラジオは日常生活に不可欠なもの。ニールセンの Audio Today レポートによると、12歳以上のアメリカ人2億4400万人が毎週ラジオを聴取しているが、これはアメリカの人口のほぼ 92% に相当する。デジタル化の普及により、今日のラジオ聴取者は様々な方法でラジオを楽しめるようになったが、コンテンツクリエイターや広告主にとっても数年前には存在しなかった方法でラジオ聴取者とのエンゲージメントを獲得できるようになった。6月24日に開催されたニールセン主催「Nielsen's Consumer 360」カンファレンスにて発表された Audio Demand Landscape 調査の報告では、アメリカにおけるラジオ聴取者を6つのセグメントに分類、各セグメントの特徴を踏まえた新たなインサイトを提示している。
http://bit.ly/1q9Rqfi
米におけるウェアラブルデバイスの利用実態
アメリカの一般世帯における「ウェアラブル」の普及拡大により、ウェアラブルデバイスは進化を続けている。これに伴い、ウェアラブルデバイス利用者によるデータプランの利用も拡大傾向にある。ニールセンが新たに実施した分析によると、アンドロイド対応ウェアラブルデバイス所有者はスマートフォンに対するエンゲージメントが強く、平均的なアンドロイド利用者に比べてアクセスするアプリケーションの種類やデータ利用量が多い。当分析には2013年9月から2014年2月まで、Electronic Mobile Measurement (EMM)を用いて測定されたBluetooth を利用したアンドロイド対応ウェアラブルデバイスの利用実態データが用いられた。
http://bit.ly/1pEnLxk
米におけるヒスパニック系ミレニアル世代の攻略
アメリカにおける18歳から29歳のヒスパニック系人口の 38% は英語とスペイン語を母国語とするバイリンガルで、その人口は過去10年間で 73% 増加している。10代後半から20代のヒスパニック系バイリンガルの人口や消費力、影響力が強くなる中、多くの企業はこのグループの攻略を優先事項として掲げている。ニールセン、Univision Communications と Starcom MediaVest Group の多文化部門が共同で実施した最新の脳科学調査では、バイリンガルのヒスパニック系ミレニアル世代に対して同じ広告を英語とスペイン語で提示し、広告における言語の影響を測定した。調査結果によると、概ね結果が優れていたのはスペイン語の広告だった。
http://bit.ly/1qr4w9Q
米で高まるラジオ需要
大方のアメリカ人にとって、ラジオは日常生活に不可欠なもの。ニールセンの Audio Today レポートによると、12歳以上のアメリカ人2億4400万人が毎週ラジオを聴取しているが、これはアメリカの人口のほぼ 92% に相当する。デジタル化の普及により、今日のラジオ聴取者は様々な方法でラジオを楽しめるようになったが、コンテンツクリエイターや広告主にとっても数年前には存在しなかった方法でラジオ聴取者とのエンゲージメントを獲得できるようになった。6月24日に開催されたニールセン主催「Nielsen's Consumer 360」カンファレンスにて発表された Audio Demand Landscape 調査の報告では、アメリカにおけるラジオ聴取者を6つのセグメントに分類、各セグメントの特徴を踏まえた新たなインサイトを提示している。
米におけるウェアラブルデバイスの利用実態
アメリカの一般世帯における「ウェアラブル」の普及拡大により、ウェアラブルデバイスは進化を続けている。これに伴い、ウェアラブルデバイス利用者によるデータプランの利用も拡大傾向にある。ニールセンが新たに実施した分析によると、アンドロイド対応ウェアラブルデバイス所有者はスマートフォンに対するエンゲージメントが強く、平均的なアンドロイド利用者に比べてアクセスするアプリケーションの種類やデータ利用量が多い。当分析には2013年9月から2014年2月まで、Electronic Mobile Measurement (EMM)を用いて測定されたBluetooth を利用したアンドロイド対応ウェアラブルデバイスの利用実態データが用いられた。
米におけるヒスパニック系ミレニアル世代の攻略
アメリカにおける18歳から29歳のヒスパニック系人口の 38% は英語とスペイン語を母国語とするバイリンガルで、その人口は過去10年間で 73% 増加している。10代後半から20代のヒスパニック系バイリンガルの人口や消費力、影響力が強くなる中、多くの企業はこのグループの攻略を優先事項として掲げている。ニールセン、Univision Communications と Starcom MediaVest Group の多文化部門が共同で実施した最新のニューロフォーカス・ケーススタディでは、バイリンガルのヒスパニック系ミレニアル世代に対して同じ広告を英語とスペイン語で提示し、広告における言語の影響を測定した。調査結果によると、概ね結果が優れていたのはスペイン語の広告だった。
業界ニュース
The New York Times (ニューヨーク・タイムズ紙)
ニールセン、新製品に対する「イノベーションアワード」を発表
ニールセンの調べによると、2012年にアメリカで発表された3500もの消費者向け製品の内、初年度に売上5000万ドル以上を稼ぎ、翌年も売上を維持できたのはわずか14製品。市場で成功する消費者向け新製品は極めて少ないことから、同社はヒットした新製品を対象とした「イノベーションアワード」を6月23日に発表。また消費者向け製品メーカーのケーススタディを作成し、ヒット製品が単なる原材料の変更やパッケージ、サイズ改訂によるものではないことを説明する。「イノベーションアワード」の受賞製品は Sargento Foods が2012年に発表した Ultra Thin (ナチュラルチーズ製品)、Mondelez の belVita (朝食用ビスケット)、そして Anheuser-Busch の Straw-Ber Rita (フルーツビール飲料)。
Beet.TV (デジタル広告、マーケティング専門動画サイト)
ニールセンの製品担当社長 Steve Hasker、GRP に対する持論を展開
フランスのカンヌで開催されたカンヌライオンズ(Cannes Lions)期間中に行われたテレビ広告の未来に関するサミットに、ニールセンのグローバル製品リーダーシップ担当社長、Steve Hasker (スティーブ・ハスカー)がパネリストとして参加。モデレーターの Terence Kawaja (テレンス・カワジャ)による GRP の有効性に関する問いかけに対し、同氏は持論を展開。
The New York Times (ニューヨーク・タイムズ紙)
米でのAEREO 対テレビ放送局の裁判、最高裁で AEREO が敗訴
アメリカでテレビ番組のストリーミング再配信サービスを提供する Aereo とアメリカの大手テレビネットワークによる法的抗争に対し、合衆国連邦最高裁判所は6月25日、裁定を下した。Aereo がミニチュアアンテナを利用してテレビ放送信号を傍受することは著作権侵害にあたり、傍受した放送信号を契約者に有償で提供することは違法と裁定された。
Beet.TV (デジタル広告、マーケティング専門動画サイト)
マルチプラットフォームの普及・進化がテレビネットワークに与える影響
メディアやマーケティングのプラットフォームの進化がメディアエージェンシー、ブランドやテレビネットワークに与える影響について、ニールセンのグローバル製品リーダーシップ担当社長、Steve Hasker (スティーブ・ハスカー)は「テレビネットワークは引き続き有利なポジションにある」という見解を展開。
今週のデジタル用語
プレロール広告 (PRE ROLL)
「プレロール広告」とは、オンライン動画のローディング前に流れる広告。複数の広告から構成される場合もあるが、各広告の尺は平均で10秒から30秒。プレロール広告に対し、「ミッドロール広告」はオンライン動画のチャプター間に流れる広告を指し、「エンドロール広告」は動画の再生後に流れる広告となる。
業界インサイト
モバイルインサイト
アメリカでは消費者、メーカー共に健康意識の高まりが顕著で、健康に関する目標を達成するためにテクノロジーが利用される傾向にある。利用されているアンドロイド対応ウェアラブルデバイスの内、60% がフィットネストラッカー、8% がmHealth (モバイルヘルス)デバイス。利用者の健康状態をモニタリングする機能を提供する Smartwatches は、アンドロイド利用者が所有するウェアラブルデバイスの 25% を占める。