Nielsen NetView 更新情報
データトレンドに関するお知らせ
2013年11月
トレンドブレイクの時期3
月間データ: 2013年11月度データから
週間データ: 2013年10月28日-11月3日週データから
トレンドブレーク発生の理由:
ニールセンは米国でインターネット視聴率サービスを開始した1999年以来、ブラウザのHTTPトラフィックの追跡を基にしたウェブ利用状況計測おこなって参りました。ユーザー活動(マウスやキーボードの操作など)やデスクトップの状態(どのアプリやブラウザのタブに焦点が当てられているか等)とパネルのクリックストリームの行動はニールセンの測定定義により紐付け、どのパネルが、いつ、どのページを、どれくらい長く利用しているのかを明らかにしていました。
しかし、ウェブブラウザの進化(複数のタブ、複数のブラウザ・プラットフォームの出現)、動画コンテンツの普及、ウェブページデザインの進化(AJAX、javascript、iframeなど)は、HTTPトラフィックの追跡を基にした測定定義では、データの精度と有効性の担保を難しくしていました。
この課題に対して、ニールセンはウェブブラウザのイベント情報を活用することで、より精緻なページビュー測定をおこなう新測定方式を導入します。
また、併せてページの利用時間の集計定義を現在のコンテンツ事情に即した方式にいたします。1999年時点では静的なページがインターネットコンテンツのほとんどでしたが、昨今は動画サイトやSNSなどのようにひとつのページで長時間を費やすコンテンツが主流となっています。これに対応する利用時間測定定義を導入します。
測定定義の変更に関する詳細は本リンクをご参照ください。
これにより過去のデータと比較する際、各ウェブサイトのページビュー数、利用時間に変動が生じ、データの連続性が失われています。ページビュー数、利用時間の増減幅はウェブサイトが提供するコンテンツやページの構成要素により異なります。この変動はニールセンの新測定定義導入により生じるものであり、各ウェブサイトの利用状況が変化したわけではありません。弊社サービスのご利用者様ならびにウェブサイト運営者様、広告関係者様にはその旨ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、2013年5月20日~26日週の週間データにて、新旧方式でにデータの差異を本リンクとしてまとめさせていただきました。リンクよりご参照賜れば幸いです。
2010年7月
トレンドブレイクの時期2
月間データ: 2010年7月度データから
週間データ: 2010年8月9日-15日週データから
トレンドブレーク発生の理由:
2010年7月度データより、ワークパネルの集計対象人数を、従来の3倍の1,500名に増員しました。また同時に、最新のウェイトバックプログラムをワークパネルデータの集計に導入しました。
これにより、「職場データ」ならびに「家庭と職場データ」の品質は大幅に向上しておりますが、従来のデータトレンドから変化が生じており、データの連続性が途絶えていることをご留意ください。
2008年10月
トレンドブレイクの時期1
月間データ: 2008年10月度データから
週間データ: 2008年9月29日-10月5日週データから
トレンドブレーク発生の理由:
2008年10月度データより、「家庭データ」の作成のために、応募型のメガパネルを導入し、従来のRDDパネルとともに運用を開始しました。また同時にメガパネルの利用傾向に補正を加えるためにウェイトバックプログラムに傾向スコアを導入しました。これにより、「家庭データ」において従来のデータトレンドから変化が生じており、データの連続性が途絶えていることをご留意ください。
その他更新情報
YouTube Homepageチャネルデータに関して
YouTube HomepageチャネルにおけるHTTPSのURLが正しくチャネルに集計されていない不具合をこのたび解消いたしました。この改良によりYouTube Homepageチャネルにおける訪問者数、ページビュー等が増加しておりますことをご留意ください。 尚、YouTube(ブランド)全体に関してはHTTP、HTTPSを問わず問題なくレポートを行っておりましたのでデータの変動はございません。
データにトレンドブレークが生じる時期:
月間データ: 2014年7月度データから
週間データ: 2014年7月21日-27日週データから
指標名の変更に関して
弊社では従来ユニークオーディエンス(ユーザー)数を表す指標名を「利用者数」としておりましたが、今般、ウェブサイトの会員数等との混同を防ぐために本指標を「訪問者数」に改めました。本指標が表す訪問者数とは集計対象期間内に該当するウェブサイト(ペアレント、ブランド、チャネル、ドメイン、サブドメイン)を一度でも訪問した非重複人数を表します。会員ページ等のログイン前のページが該当するウェブサイト(ペアレント、ブランド、チャネル、ドメイン、サブドメインのものであれば、そのページのみを訪問した非会員もひとりとしてカウントし、集計します。
mixiの訪問者数等のデータの変動に関して
2011年10月データにおいて、mixiの視聴定義外URLを排除処理しました。これに伴い、弊社レポートにおけるmixiの利用状況に変動が生じていることにご留意ください。尚、この変動は弊社の集計処理の変更に伴うもので、実際のmixiの利用者数等の利用状況に変動が生じたわけではありません。
今回、視聴定義外URLとして処理したのは、mixiの「イイネ!」ボタンをmixiサイト外で表示させた際にリクエストされるmixiドメインのURLです。これはインターネットユーザが外部サイトでmixiの「イイネ!」ボタンを表示させただけで、実際にはmixiサイトを視聴していなかったため、視聴定義外URLと認定し、集計除外措置をとりました。
Facebook6月データ、7月データのページビュー、利用時間の減少に関して
Facebookは2011年6月15日にユーザーインターフェイスの仕様変更を実施しました。これに伴いFacebookのインターフェイスのバックエンドで使用されるAJAXのコール方式が変更となり、Facebookの一部のページビューと利用時間が取得できなくなりました。この結果、Facebookの6月及び7月データにおいて一部のページビューと利用時間が過小にレポートされています。この問題に関して弊社は既にシステムの改良を実施し、8月データよりこの問題を解決しています。
ワークパネル増員と新ウェイトバックプログラム導入についてのお知らせ
2010年7月度データより、ワークパネルの集計対象人数を、従来の3倍の1,500名以上に増員しました。また同時に、最新のウェイトバックプログラムをワークパネルデータの集計に導入しました。
これにより、「職場データ」ならびに「家庭と職場データ」の品質は大幅に向上しておりますが、従来のデータトレンドから変化が生じており、データの連続性が途絶えていることをご留意ください。
データにトレンドブレークが生じる時期:
月間データ: 2010年7月度データから
週間データ: 2010年8月9日-15日週データから
尚、「家庭データ」に関しては2008年10月の集計方法変更時からの変更はございません。「家庭データ」に関しては2008年10月以降は連続したデータとしてご利用いただけます。
検索サービス・チャネル/サーチ・カテゴリにおける留意事項
新NetViewでレポートされている検索サイト(Google、Ask.jp、Baiduなど)の検索チャネル/サーチ・カテゴリの利用状況には、各サイトのトップページの利用状況(利用者数、ページビューなど)が含まれてレポートされています。一方、ポータルサイト(Yahoo!、MSN/Windows Liveなど)の検索チャネル/サーチ・カテゴリの利用状況には、各サイトのトップページの利用状況(利用者数、ページビューなど)は含まれていないため、双方のデータの比較は適正ではありません。
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