strip3.png

n-sq.jpg

 
Watch Weekly2.jpg

  2017年5月1日、8日合併号  

 

HIGHLIGHT

ールセン デジタル広告視聴率によるTWITTERの計測を新たに世界23市場で開始

モバイルソーシャルメディア広告キャンペーンにおける比較可能な効果測定指標を提供

視聴行動分析サービスを提供するニールセン デジタル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 宮本淳)は、5月17日、米国に加え、新たに日本を含む世界23市場でニールセン デジタル広告視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings)によるTwitterモバイルキャンペーンの測定を開始したことを発表しました。ニールセン デジタル広告視聴率は、Twitterのソーシャルプラットフォーム上の広告が意図された視聴者に、どれだけ効果的に到達したのかを測定します。

世界中の消費者がモバイルデバイスを通じて広告との接触を増やしている状況下で、ニールセンのTwitterキャンペーン計測は世界中の顧客に、キャンペーンのパフォーマンスに関する独立した第三者測定指標を提供します。 ニールセン デジタル広告視聴率は、Twitterモバイルアプリ上で展開される広告キャンペーンの計測に、テレビに使用されている指標と同様の指標である年齢や性別ごとの視聴者数、リーチ(到達率)、フリーケンシー(頻度)、GRPを用いて、広告主、広告代理店、媒体社に信頼できるオーディエンス検証を提供します。

「スマートフォンの利用が増え続け、更にデジタル広告費におけるモバイル広告費が成長する中、マーケティング活動全体におけるTwitter上でのマーケティングの効果を理解することが、これまで以上に重要になっています。私たちは、より良い広告効果の透明性を提供し、広告主のマーケティング目標を達成できるように、ニールセンとの協業を拡張しました。」とTwitterのMarket Insight&Analytics担当副社長のジェフリー・グラハム氏は述べています。

ニールセンはグローバル規模に展開する業界標準のニールセン デジタル広告視聴率のプラットフォームを活用して、日本、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、香港、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、イギリス、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ポーランド、トルコ、メキシコ、ブラジル、プエルトリコの24市場で、地域を跨いで包括的にTwitterのモバイル広告のリーチを測定、キャンペーンの最適化を顧客に提供します。

Twitterにおけるキャンペーン計測の実現は両社の強固なビジネスパートナーシップに基づいています。米国では2016年5月にTwitterのニールセン デジタル広告視聴率での測定が開始されました。2014年にはTwitterなどのソーシャルメディア上で展開されるテレビ番組に関連する活動を測定するソーシャル・コンテンツ・レイティングスの提供を開始しました。また、ニールセンとTwitterは2013年にTwitter Nielsen Brand Effectの提供を開始し、世界中のTwitterサービス提供市場において、プロモツイートによるメッセージアソシエイション、ブランド好感度、購買意向などのブランドリフト効果の測定をおこなっています。

ニールセン デジタル広告視聴率について

「ニールセン デジタル広告視聴率」は、デジタル広告キャンペーンのターゲット消費者へのリーチを詳しく知りたいと願う広告主にとって最適なソリューションです。さまざまなデジタル・メディア上で展開する広告キャンペーンに接触している消費者をより良く理解する物差しを求め続けてきた広告主、広告代理店、媒体社は、このサービスを使うことで、広告効果をより正確に説明し他社との比較や検討ができるようになります。「ニールセン デジタル広告視聴率」の日本でのサービス提供は、世界最大のソーシャルネットワーキング・サービス、フェイスブック社とのパートナーシップによって実現しました。日本で2,400万人の登録者数を誇るフェイスブックの巨大なユーザー・データベースをパネルと見立て、その情報とニールセンの持つ市場代表性の高いオンライン・パネルの情報とを複合的に組み合わせることにより、日本のオンライン・ユーザーで広告に接触した人々を性別、年齢層まで把握することが可能になります。調査結果は24時間以内にオンラインのインターフェイス上に表示され、顧客企業は自社の広告キャンペーンの結果をすばやく知り、必要に応じてキャンペーンの途中でもこれを改善し最適化することが可能です。サービスの詳細は、ウェブサイトでもご覧いただけます。http://www.netratings.co.jp/solution/DigitalAdRatings.html



INDUSTRY NEWS

Ad Age (アドバタイジング・エイジ誌    
プログラマティックテレビ広告獲得の新たなチャンスを狙う米Google
Googleは同社のアドテクノロジーを活用してテレビコマーシャル枠の取引機能を追加、以前に発表したものの 2012年に廃止したGoogle TV Adsに代表されるサービスに再び挑戦する。同社は4月24日月曜日(現地時間)、プログラマティックテレビ広告取引に関する計画を発表、広告主は同社のアドテクプラットフォームを介した動画広告枠取引により、テレビ視聴者にリーチすることが可能になる。これは同社のパイプを通じた初のテレビ広告枠取引となるが、広告枠を提供するテレビネットワークや広告在庫、さらにはリーチ可能な世帯数などの詳細は明らかになっていない。 もっと見る


アメリカの大手テレビネットワークCBSの最高経営責任者(CEO)、Les Moonves (レス・ムーンヴェス)は11月3日午後(現地時間)に行われた同社の投資家向け収支報告の際に、2017年のアップフロント交渉でニールセンのTotal Audience Measurementが重要な役割を果たすことを期待するコメントを出した。「トータルオーディエンス視聴率は、CBS が放送する番組がリーチする視聴者数に対する正当な対価を得るための重要なステップとなる。視聴習慣の変化を踏まえ、今後は大きな対価が期待できるだろう。」  もっと見る

BeetTV (インタビュー動画サイト)  
ニールセン、米テレビネットワークの新たなデータ戦略の支持を表明

 
4月22日から27日までラスベガスで開催されたNAB Show 2017 にて、ニールセンのメディアリサーチ製品マネジメント担当SVP、Kelly Abcarian (ケリー・アブキャリアン)は「ニールセンはOpenAP や複数のテレビネットワークによる協業施策を強く支持している」、とコメント。協業施策とは Fox、Turner、Viacom が提携して行うリニアテレビ向けターゲティング広告取引や、NBC UniversalやA+E Networksによる類似施策を指す。これらの施策について、同氏はニールセンが2014年に発表したニールセンカタリーナおよびバイヤーレポートデータ提供サービスを念頭に、「ニールセンが数十年に渡り、行っていること」と語った。また、テレビネットワークが広告バイヤーに対してより粒度が高く、個人に紐づいた視聴データを提供する上で、これらのデータが有用になるという見解を示した。同氏は、「ニールセンが所有する過去のベンチマークやデータにより、テレビ業界は年齢や性別に基づく広告バイイングから、真のオーディエンスセグメンテーションバイイングに移行することができるだろう」、とコメント。 もっと見る

 

Inside Radio (ラジオ・放送業界ニュースサイト)   
ニールセンのGracenoteにより、今後自動車は「移動するPPM」に
 
5億6000万ドルをかけてGracenoteの買収を完了したニールセンは、手中にしたメディア・エンターテインメントメタデータプロバイダーを活用したオーディオ計測サービスの強化・拡大を思案している。GracenoteのACR (Automatic Content Recognition、自動コンテンツ認識)テクノロジーは既に全世界で1億台以上の自動車のインフォテインメントセンターに実装されており、ニールセンは同テクノロジーをさらに進化することで聞き取れない CBETコードを検出する手法を模索している。ニールセンのデジタルオーディオ担当 VP、Rob Kass (ロブ・キャス)は、「基本的に(Gracenoteがインフォテインメントシステムに実装された)車がPPM(ポータブル・ピープル・メーター)として機能するということ。クルマがPPMとなる場合、どのようなイメージか、実現可能なのか、スケジュールはどうなるのかなどを考えている」、とコメント。 Gracenoteから派生する車内でのリスニングデータを追加することで、同社はPPMサンプルに「ボリューム」を追加する可能性を見出している。同社のPPMサービスに対する顧客からの最大のクレームは、不十分なサンプル数だからだ。同氏は、「最終的にはパネルやビッグデータに還元されるもので、どのようにデータを統合するかという問題」、と語る。このシナリオを想定すると、Gracenoteから収集されるビッグデータの活用方法は、リターンパスセットトップボックスデータでテレビ視聴率パネル補強するのと同様であることが想像される。パネルの存続について、同氏は「パネルをリプレースするような考えはない」ことを強調した。 もっと見る


MarketingProfs (マーケティング教育・リソース提供サイト) 
注意散漫な時代の広告の在り方 
 
Dr. Carl Marci (カール・マーシ)による寄稿記事。デジタルデバイスや短くて気軽に楽しめるコンテンツの氾濫により、消費者のメディア接触方法はかつてない程多様化している。その結果、消費者は注意散漫となり、注意持続時間も短くなっている。このように広告主にとっては極めて厳しい環境を踏まえると、消費者に対して脳科学的なアプローチを採用することで従来の調査手法よりも深いインサイトを発掘することが可能になる。 もっと見る


Bloomberg (経済情報・金融ニュース)
YouTube、テレビ広告主の獲得に向けて新オリジナル番組40本を用意
 
世界で最も有名な動画サイト、YouTubeはオリジナル番組シリーズ6本の制作を計画、同サイトで無料配信する。Google が所有する同サイトはテレビ広告主の獲得を目指し、番組制作を飛躍的に拡大する。 もっと見る


Variety (エンターテインメント業界誌)
Twitterのテレビアプリ、Roku でリリース
 T
witterは同社のテレビアプリをRokuでリリースした。アメリカ在住の Roku TV やストリーミングボックス所有者は今後、Twitter のチャンネルストアを通じてTwitterのRoku チャンネルにアクセスすることが可能、Twitter のライブ配信を視聴することができるようになる。Twitterアカウントがなくても視聴が可能で、利用者はリアルタイム動画配信やTwitter のタイムラインを閲覧できる。 もっと見る



 
 
Copyright c2017 The Nielsen Company. Confidential and proprietary.