米国のNielsenでは、テレビ、WEB、モバイルの各種デバイスの視聴率はじめ、広告効果測定やNM Incite(ニールセンとマッキンゼーによるジョイント・ベンチャー)による口コミ分析、その他自主調査を精力的に行っています。この自主調査レポートは、アナリストレポートとしてまとめられ『Nielsen Wire』にて一般公開しています。日本においても本レポートを逐次翻訳してお届けしていますので、日本市場の一歩先を行く米国の事情をいち早く把握し、是非業務にお役立てください。
大手メディア、代理店が消費者行動の変化(デバイスの多様化)について発言 2012/06/27 発表(原文はこちら)
ニールセンのコンシューマー360のイベントで、グローバルメディア製品や広告ソリューションの担当社長Steve Haskerは、視聴者が様々なデバイスをどのように使っているかという、直近の調査結果をイベント参加パネルに公開し、大手メディア、代理店の担当者とともにディスカッションを行いました。調査結果では、過去12か月間で、スマートフォンが34%、タブレットの利用が400%、それぞれ上昇しました。また、過去6か月では、インターネット接続したテレビが25%上昇しています。

グローバルなインターネット広告は2桁成長が見込まれ、その他のメディアをしのぐ 2012/07/10 発表(原文はこちら)
ニールセンの四半期ごとのグローバルAdViewパルス報告書によると、テレビ、新聞、ラジオ、屋外、インターネット、映画館での広告費は、昨年に比べ増加しています。また、テレビは広告収入の大半を占め続けていますが、インターネット広告については昨年の同四半期よりも12.1パーセントを費やし、最大の増加となりました。そしてこの間に、グローバル全体の広告は3.1パーセント押し上げられています。

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