MW_new title.png

MEDIA WEEKLY 2022年11月22日~2022年12月13日号                



INSIGHT

デジタル測定の革新をもたらし、重複排除の比較可能性を実現する「常時接続」機能

個々のキャンペーンを有効にする必要がある、ポイントインタイム測定とは異なり、DARの「常時接続」機能はパソコン、モバイルデバイス、コネクテッドデバイスにまたがる広告の連続測定を提供します。様々なメディアの境界線の曖昧化が進む中、ニールセンは現在最も必要とされる比較可能性を提供します。

全文(日本語)は下記のページをご覧ください。
https://www.nielsen.com/ja/insights/2022/always-on-modernizes-digital-measurement-with-deduplicated-comparability/




実行可能なROIドライバーキャンペーンを最適化し、リターンを最大化する

世界的な景気後退が予想される中、マーケティング担当者はマーケティング予算の適正化、広告費の確保、メディア投資に対するリターンの実現を迫られています。しかし、メディア環境の複雑化に伴い、ROIの追跡と予測は難しくなっており、フルファネルROIの測定能力に自信を持っているグローバルマーケターはわずか54%に過ぎません。

全文(日本語)は 下記のページをご覧ください。
https://www.nielsen.com/ja/insights/2022/executional-roi-drivers-optimize-campaigns-to-maximize-roi/









INDUSTRY NEWS

MediaPost (広告・メディア専門ニュース)

米業界団体IABのレポート、2023年CTV広告費+14%を予測

MediaPostは11月18日、米国のオンライン広告業界団体IAB(Interactive Advertising Bureau)が発表した2023年展望レポートの内容を掲載。同レポートによると、2023年のCTV広告費は対前年比+14.4%となる見込みで、これは全媒体中トップの増加率。対して、リニアテレビ広告費は対前年比-6.3%と縮小が予測されている。2023年の全体広告費は対前年比+5.9%、これは昨年調査対象者に聞き取りを行った2022年広告費推定成長率9%を大きく下回る。MediaPostは「CTVとリニアテレビの対照的な見通しは、現在の視聴トレンドと同期している。ニールセンによると今年の7月、ストリーミング視聴者数はケーブル視聴者数をついに上回った」とコメント。



Deadline (エンターテインメントニュースサイト)

ニールセン最新「Gauge」レポート、テレビ放送視聴増を発表

Deadlineは11月17日、ニールセンの2022年10月度Gaugeレポートの内容を掲載。同レポートによると9月に続き、10月も「テレビ視聴の増加が確認された」。リニアテレビ視聴は10月に2.2%増加、要因としてはライブスポーツ番組の充実と11月の中間選挙が挙げられる。Deadlineは「視聴者増の主な要因は、月間総視聴の約26%を占めたテレビ放送。この比率は9月度の24.2%から10%増加し、2022年2月以来、最高を記録した。視聴の内訳をみると、10月度のテレビ視聴の約25%はスポーツ、9月から19%の増加を記録した。最も視聴されたジャンルのドラマは総テレビ視聴のほぼ27%を占め、前月から42%と大きく上昇した」と説明。



MarTech Series (マーテクニュース、デジタルマーケティング情報サイト)

マーケティングROI測定・最適化能力に自信を持っているマーケターは54%

MarTech Seriesは11月23日、ゲストによる寄稿記事を掲載。「多くのテクノロジーソリューションは、特定のプラットフォームや媒体に特化したマーケティングROIの測定・最適化を支援する。ニールセンの第5回Annual Marketing Report(年間マーケティングレポート)「Era of Alignment」によると、グローバルマーケターの64%は自らのマーケティングROI測定・最適化能力に自信を持っている。同レポートを見ると、企業のマーケティング担当者は2021年度広告予算の半分以上をデジタル媒体に投下しており、来年もデジタル媒体予算を大幅に増やす計画を立てているが、フルファネルROIを証明することに対して自信があると回答したのは54%。マーケティング担当者が測定に対する自信を深め、効果を発揮するには、各媒体のマーケティング目標に対するROIを把握する必要がある」。



MediaPost (広告・メディア専門ニュース)

Disney+とHuluの統合により、視聴コンテンツラインアップがさらに拡充

MediaPostは11月22日、「Disneyは長年、HuluとESPN+のいずれか、または両方を含むDisney+のバンドルを提供してきたが、Disney+とHuluの統合により、両サービスの強みを活かしたコンテンツのラインアップがさらに拡充され、新たな加入者の獲得と既存加入者の維持が期待される」とレポート。Disneyが2024年1月までにComcastが現在保有するHuluの株式33%を取得することは既に合意されている。完全に株式を所有することに対するAmpereの新たな分析は、統合された新サービスの競争力に着目。Ampereの人気スコア指標によると、「Disney+とHuluのサービス統合により、新サービスは米国におけるSVODサービスで最も人気のある100タイトルの最大シェアを獲得することになる。Disney+とHulu、それぞれのコンテンツが相互補完され、それぞれが単体で提供していたコンテンツのラインアップがさらに拡充されるだろう」。



MediaPost (広告・メディア専門ニュース)

米国の2023年全国テレビ広告、AVODとOTT広告収益は32%増の見込み

MediaPost は12月5日、米国の2023年全国テレビ広告収益予測をレポート。同レポートはIPG MediabrandsのMagna Globalによる予測を引用、来年の全国テレビ広告収益はさらに減少し、対前年比-6.4%と報じた。全国テレビネットワークの所有者にとっての朗報はAVOD(広告付きVOD)、OTT、ストリーミングプラットフォームの広告収益は対前年比+31.6%が見込まれ、今年も18.4%増の68億ドルで着地する見通し。



Forbes (経済誌)

2023年、広告市場の減速が予測


Forbesは12月12日、2023年は広告市場の減速が予測されるという記事を掲載。過去数年間は力強い成長、ポストコロナの成長が続いたが、2023年はオリンピックやワールドカップ男子サッカーなどの大きなスポーツイベントが開催されないこと、さらには主要な選挙もなく、経済的な逆風に見舞われる可能性があると指摘。Forbes誌はデータとアナリティクスが重視される今の時代、「ビジネス成果を向上したい消費者に対し、ブランドはよりパーソナライズされた広告メッセージを発信するようになるだろう。ニールセンを含むオーディエンス測定、アドテク企業がさらに機能を拡充する中、競争が激化する環境に身を置く広告主は、注意力をより重視するようになる」とコメント。



Adweek (広告業界誌)

米ニールセン デジタルオーディエンス測定担当GMが語るマーケターの予算を守り、インパクトを向上するための3つの戦略

Adweekは12月9日、ニールセンのデジタルオーディエンス測定担当GMアメネー・アタイによる寄稿記事を掲載した。同氏はマーケティング担当者が予算を防衛し、「インパクトを向上」するための3つのマーケティング戦略を提示。厳しい経済状況では既存顧客が消費習慣を変える可能性があることを踏まえ、マーケティングベースを強固にし、新規顧客を獲得することの重要性を指摘した。さらには、オーディエンスターゲティングは「不況時において最も重要なタクティクス(戦術)」とし、マーケティング担当者は「全キャンペーンをまたいだフィードバックシステムを構築してキャンペーンをリアルタイムに修正し、実験的なトライアルや最適化を進めることが求められる」とコメント。


bar.jpg