生活者の視聴内容を伝達する手段となったソーシャルメディア
人類の歴史を振り返ると、古くは電報から現在は通信衛星に至るまで、人は常に意見や考えを伝達する手段を発明してきた。過去10年を見ると、ソーシャルメディアの台頭は生活者のコミュニケーション手段に革命をもたらしたと言える。ソーシャルメディアによって生活者一人一人が自らの意見を全世界の生活者に伝えることが可能となったばかりか、ニュースの発信や新たな会話、さらにはコンテンツに対する意見を共有することも可能になった。スマートフォンがアメリカ在住の成人人口の87%以上にまで普及した現在、2016年第3四半期(7-9月期)におけるソーシャルメディアの週あたり平均リーチは 1億7700万人。ニールセン発行の最新2016 Social Media Reportによると、消費者の生活におけるソーシャルメディアの役割はさらに広がり、重要性も増している。 もっと見る
2016年、米で最もマーケタブルなアスリートトップ5
トップアスリートの収入源は賞金だけではない。世界有数の選手権での勝利や健闘、無名からトップアスリートに上りつめるまでの成功物語、スキャンダル、怪我や故障などの「話題性」がスポンサー・広告契約といった副収入を左右する。アスリートの市場性は、それぞれのスポーツにおけるパフォーマンス以上に世論の影響を受ける。ニールセンのN-Score Talent Tracker は各著名人の認知や好意度、その他 10 の属性を用い、市場性を数値化している。 もっと見る
HIGHLIGH
日本におけるデジタルオーディエンス計測の進化
2017年1月6日、ニールセンは日本で業界標準となるデジタルオーディエンス計測サービスの開発に向け、株式会社ビデオリサーチとの業務提携を発表しました。日本におけるスマートフォンの所有は近年急増傾向にあり、それに伴う形で生活者のメディアコンテンツ視聴形態や広告も多様化しています。業務提携を通じて、ニールセンは日本におけるインターネットメディアや広告市場のさらなる活性化を推進します。 もっと見る
脳科学を利用した公共広告効果の向上
広告を行う企業にとって、媒体料金を支払う前に広告をテストする方法があれば願ったり叶ったりではないだろうか。以前からグループインタビュー(FGI)という手法は存在するものの、消費者に対して広告に関する質問を投げ、回答を得るだけの効果測定では不十分という認識が広がっているからだ。Nielsen Consumer Neuroscience (ニールセン コンシューマーニューロサイエンス)は広告を視聴した調査対象者の無意識で規制されていない、神経生物学的な反応を計測するテクノロジーを駆使して意識下のインサイトを発掘。アメリカのAd Council(広告協議会)が実施する公共広告に関しても、秒単位で広告効果を計測するなどの成果が確認されている。 もっと見る
Ad Age (アドバタイジング・エイジ誌) ニールセン、企業広告を通じて「最先端のデータサイエンスプロバイダー」という立ち位置をアピール マーケティング従事者において、ニールセンと言えば視聴計測会社、という固定概念があるだろう。問題は、この固定概念とニールセンが描く自らの立ち位置や現実が合致していないこと。そこで世界最大のマーケットリサーチ企業は、固定概念を覆すことを目的とした広告キャンペーンを開始した。全世界での売上が 6000億円超となる巨大企業、ニールセンの企業広告は インターパブリック 傘下のWeber Shandwick とMRM McCannが制作、広告タグラインは「The science behind what's next」(次に起きることを支えるサイエンス)。ニールセンのビジネスは多岐に渡るが、全世界のメディア業界に対して「ビジネス通貨」となる視聴計測データを提供することで広く知られている。同社の広告キャンペーンでは、ニールセンは最先端のデータサイエンス企業として描かれている。 もっと見る
アメリカの大手テレビネットワークCBSの最高経営責任者(CEO)、Les Moonves (レス・ムーンヴェス)は11月3日午後(現地時間)に行われた同社の投資家向け収支報告の際に、2017年のアップフロント交渉でニールセンのTotal Audience Measurementが重要な役割を果たすことを期待するコメントを出した。「トータルオーディエンス視聴率は、CBS が放送する番組がリーチする視聴者数に対する正当な対価を得るための重要なステップとなる。視聴習慣の変化を踏まえ、今後は大きな対価が期待できるだろう。」 もっと見る
Mediapost (広告メディア専門ニュースサイト) 米 NBC、NFL とゴールデングローブ賞 授賞式で視聴率トップに アメリカの3大テレビネットワークの 1つ、NBC はNFLプレーオフやゴールデングローブ賞 授賞式の中継番組でネットワーク・局別視聴率トップとなった。ニールセンの計測によると、アメリカのテレビシーズン開始から現在までの同ネットワークの18歳から49歳までの視聴者数は345万人(レイティング 2.7、シェア9)で、2位のFoxを約80万人上回っている。 もっと見る
The Drum (マーケティング・メディア業界ニュースサイト) ニールセン最新 Social Report:米におけるソーシャルメディア、Facebook が引き続き他を圧倒 ニールセンは 1月17日火曜日(現地時間)、生活者のソーシャルメディア活動をまとめた包括的なレポート、Social Media Reportを発表。同レポートでは新たなソーシャルテレビ(ソーシャルメディアとテレビの連携)データに加え、生活者の総メディア接触時間に占めるソーシャルメディア接触時間が掲載されている。2016年第3四半期(7-9月期)、何らかのソーシャルメディアに接触したアメリカ在住の成人数は 1億7700万人となり、接触層は多くの時間をソーシャルメディアに費やしている。アメリカ在住の18歳以上の成人女性は、1週間における総メディア接触時間(平均26時間 41分)の25%をソーシャルメディアに費やしている(平均 6時間 33分)。 もっと見る
Ad Age (アドバタイジング・エイジ誌) ニールセン、米AT&Tとの提携を通じてセットトップボックステレビ視聴率データを入手 ニールセンはアメリカ最大手の通信会社、AT&Tと業務提携契約を締結した。今後はAT&Tのセットトップボックスデータを同社のローカルテレビ視聴計測に利用、将来的には全国テレビ視聴計測にも利用する。ニールセンはDirecTV やU-verseのセットトップボックスから取得される非特定化データを同社がテレビ視聴者計測で利用するパネルデータと組み合わせ、リアルタイムや録画視聴、有料テレビ放送やストリーミング配信を含めた全方位のテレビ視聴計測を実現する。同社のプロダクトリーダーシップ担当社長、Megan Clarken (メーガン・クラーケン)は「ニールセンはビッグデータや既存のパネルデータを駆使して、変化するメディア環境における生活者のコンテンツ接触の実態を把握するために包括的かつ詳細、信頼に値する計測サービスを提供いたします」、と声明で述べている。 もっと見る
The Wall Street Journal (ウォールストリート・ジャーナル紙) 加入者数を軸にしたビジネスの進化が期待される米Netflix Netflixの投資家にとって加入者増は最重要事項とされてきたが、2017年は同社の新たな展開が期待される。2016年10月、同社の第3四半期(7-9月期)ベースの純増数が見込みを上回り、アメリカの金融業界を驚かせた。 もっと見る
The Reuters (ロイター通信) 米テレビネットワークが次々と導入するNetflixの「まとめ視聴」ビジネスモデル アメリカの既存テレビネットワークはNetflixにならう形でテレビドラマシリーズの全エピソードを同時にリリース、次のエピソードの放送日まで待てない「まとめ視聴者」の獲得を狙っている。テレビネットワークの動きはNetflix By using technology that uncovers non-conscious, unfiltered, neurobiological-based responses and reactions to its ads, the Ad Council is able to diagnose what’s working and what’s not on a second-by-second level. への対抗策であると同時に、自らの都合に合わせて好きな番組を好きな時に視聴したい若いデジタル層にリーチする手段となっている。もっと見る
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