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ニールセン、マーケティング意思決定支援システムのPOINTLOGICを買収 ニールセンは、2016年3月3日、革新的なソフトウェアの提供を通じて企業におけるマーケティングプロセスの精緻化や予算配分を改善するマーケティング意思決定支援システムのグローバルリーダーであるPointlogic社(以下、ポイントロジック)の買収を完了したことを発表しました。ポイントロジックは世界100カ国以上の広告代理店、メディア及び広告主にメディアプランニングにおける不可欠のソフトウェアとして使われています。 ポイントロジックの買収は、ニールセンの視聴行動分析部門と消費行動分析部門のデータ資産とプランニング資産を拡大し、デジタル広告視聴率、トータル広告視聴率、デジタル・コンテンツ視聴率、トータル・コンテンツ視聴率を含むニールセンのトータルオーディエンスデータの普及を世界中で推進させます。ポイントロジックにとってはこの買収で、Bizpoint、Brandpoint、Commspoint、PinpointおよびValuepointを含む同社の製品ポートフォリオを更に強化し、活用機会の拡大が期待されます。 ニールセンと ポイントロジック は 2014年に戦略的提携を締結し、ニールセン メディア・インパクトを共同で開発してきました。ニールセン メディア・インパクトはクラストップのメディア測定をベースとする革新的なツールで、メディアプランが販売やブランド価値に与える影響予測のための高度な分析機能の提供を通じ、利用者のメディア投資に関する意思決定を支援します。ニールセン メディア・インパクトは、同一プラットフォーム上でリーチ、レゾナンス、リアクションデータを統合する、使いやすさを特徴とするソフトウェアで、利用者のマーケティング効果の向上に貢献します。 ニールセン メディア・インパクトは2015年に米国とイタリアで提供が開始されており、今年、ヨーロッパ、アジア、南米の8カ国以上で提供が開始されます。
SNAPCHATが広告キャンペーンのオーディエンス測定にニールセン デジタル広告視聴率を採用 ニールセンは、2016年2月25日、ニールセン デジタル視聴率(Nielsen Digital Ad Ratings)が Snapchat のモバイルデバイス向け3V広告のオーディエンス測定に採用されたことを発表しました。ニールセン デジタル広告視聴率の採用により、Snapchat は現行の測定サービスを拡充すると共に、第三者のプロバイダーから初の広告キャンペーン視聴測定の提供を受けることになります。 Snapchat の3V広告はフルスクリーンの縦型動画広告でDiscoverやLive Storiesサービスに関連して掲載されます。デジタル広告視聴測定サービスの業界標準として確立されたニールセン デジタル広告視聴率はPC、タブレットやスマートフォンという異なるプラットフォームをまたいだ広告キャンペーンの総デジタル視聴者数を測定、テレビ視聴率と直接比較が可能な指標で報告するサービスです。 Snapchat は今後、ニールセン デジタル広告視聴率を利用することで同社の Snapchat 3V広告キャンペーンにおけるモバイル視聴者のリーチとフリクエンシー、視聴者属性に加え、GRPのようなテレビとデジタルメディアに共通となる指標の提供が可能になります。また、ニールセン デジタル広告視聴率の測定により、Snapchatは 3V広告キャンペーンのリーチに関するインサイトの発掘に加え、広告主に視聴者の価値を明示にすることが可能になります。 Snapchatが新たに発表した広告サービス、GeofilterとLensについても、今後、ニールセン デジタル広告視聴率を利用した視聴測定が可能になります。今回のモバイル広告キャンペーン測定でニールセン デジタル広告視聴率が採用されたことにより、ニールセンが現在Snapchatに提供している視聴者リーチ、広告への共感度や広告に対するリアクションの測定や分析サービスが更に拡大することとなります。
THOUGHT LEADERSHIP テレビ視聴習慣の変化に反し、圧倒的にリアルタイム視聴されるスポーツ 定額制動画配信(SVOD)、タイムシフト視聴やソーシャルメディアの普及が番組表に沿って放送される、従来のテレビ放送や視聴習慣に大きな影響を与えているのは周知の事実だ。決められた時間にテレビの前に座る、という昔ながらの視聴習慣に加え、今やテレビ番組の視聴方法は数多く存在するが、番組録画されづらいジャンルが 1つだけある。スポーツだ。スポーツの試合中継を折角録画しても夜のニュースで試合の結果を聞き、ハイライト映像を観てしまったら録画の視聴意欲は低下するだろう。スポーツに限ってはリアルタイム視聴が圧倒的に支持される。 ニールセンのレポート、Year In Sports Media Report 2015 によると、スポーツというコンテンツはあらゆるスクリーンやフォーマットにおいて人気が高く、放送の視聴率やエンゲージメント測定指標値も上昇傾向にある。スポーツを中継する番組数の飛躍的な増加は、スポーツに対するアメリカの視聴者の貪欲な欲求に支えられていると言ってよいだろう。2015年にアメリカの地上波・ケーブルテレビで放送されたスポーツ番組の総放送時間は 12万7000時間を突破し、対2005年で160%。同年のスポーツ番組の総視聴時間は310億時間を超え、2005年から41%増加した。 タイムシフト視聴の普及による視聴習慣の変化は、ほぼ全てのテレビ番組ジャンルに影響を及ぼしているが、リアルタイム視聴が標準となっているスポーツは例外となっている。2015年第4四半期(10-12月期)のテレビ視聴データを見ると、同時期に視聴されたスポーツ番組の95%はリアルタイム視聴となっている。対してドラマ視聴の内、リアルタイム視聴は66%に過ぎない。2015年にリアルタイム視聴されたテレビ番組上位100 のうち、スポーツは93番組を占めている。2005年には 100番組中14番組しかランクインしなかった事実を踏まえると、スポーツ人気は過去10年で著しく高まっていることが伺える。 スポーツのリアルタイム視聴はテレビに限らず、ラジオでも増加している。2011年から 2015年にかけて、ラジオのスポーツ中継放送のAQH(特定のラジオ局の放送 15分間中、最低5分聴取した平均聴取者数)シェアは12% 上昇(4.1% から 4.6%)、着実な増加傾向にある。MLB のプレーオフや NFL、大学のアメリカンフットボール最盛期にあたる 2015年 10月には、年間最高 AQH シェア(5.5%)が計測された。ニールセンのオーディオ累積リーチ調査によると、NFL2014年~2015年シーズン、NFL 試合中継番組の総聴取者数は3020万人超となっている。 スポーツ中継番組のリアルタイム視聴に加え、視聴者はスポーツニュースや最新情報を複数のプラットフォームで接触、スポーツの試合に関する話題はソーシャルで活発だ。2015年にアメリカで放送された全テレビ放送に占めるスポーツの比率は1.4% に過ぎないが、テレビ視聴中のTwitterにおける話題に関してはほぼ50%を占めた。 スポーツの試合の生中継は文字通り「生(ライブ)」であることから、臨場感を味わうためにはリアルタイム視聴は当然と言えるだろう。生中継はリーチしづらいミレニアル世代のコードカッター(ケーブルテレビ放送解約者)に対してエンゲージメントを獲得できる機会となることから、スポーツ中継番組はアメリカの広告主にとって大きな機会をもたらすと考えられる。 定額制動画配信(SVOD)、タイムシフト視聴やソーシャルメディアの普及が番組表に沿って放送される、従来のテレビ放送や視聴習慣に大きな影響を与えているのは周知の事実だ。決められた時間にテレビの前に座る、という昔ながらの視聴習慣に加え、今やテレビ番組の視聴方法は数多く存在するが、番組録画されづらいジャンルが 1つだけある。スポーツだ。スポーツの試合中継を折角録画しても夜のニュースで試合の結果を聞き、ハイライト映像を観てしまったら録画の視聴意欲は低下するだろう。スポーツに限ってはリアルタイム視聴が圧倒的に支持される。
ニールセンのレポート、Year In Sports Media Report 2015 によると、スポーツというコンテンツはあらゆるスクリーンやフォーマットにおいて人気が高く、放送の視聴率やエンゲージメント測定指標値も上昇傾向にある。スポーツを中継する番組数の飛躍的な増加は、スポーツに対するアメリカの視聴者の貪欲な欲求に支えられていると言ってよいだろう。2015年にアメリカの地上波・ケーブルテレビで放送されたスポーツ番組の総放送時間は 12万7000時間を突破し、対 2005年で 160%。同年のスポーツ番組の総視聴時間は 310億時間を超え、2005年から 41% 増加した。
タイムシフト視聴の普及による視聴習慣の変化は、ほぼ全てのテレビ番組ジャンルに影響を及ぼしているが、リアルタイム視聴が標準となっているスポーツは例外となっている。2015年第4四半期(10-12月期)のテレビ視聴データを見ると、同時期に視聴されたスポーツ番組の 95% はリアルタイム視聴となっている。対してドラマ視聴の内、リアルタイム視聴は 66% に過ぎない。2015年にリアルタイム視聴されたテレビ番組上位 100 のうち、スポーツは 93番組を占めている。2005年には 100番組中 14 番組しかランクインしなかった事実を踏まえると、スポーツ人気は過去 10年で著しく高まっていることが伺える。
スポーツのリアルタイム視聴はテレビに限らず、ラジオでも増加している。2011年から 2015年にかけて、ラジオのスポーツ中継放送の AQH (特定のラジオ局の放送 15分間中、最低 5分聴取した平均聴取者数)シェアは 12% 上昇(4.1% から 4.6%)、着実な増加傾向にある。MLB のプレーオフや NFL、大学のアメリカンフットボール最盛期にあたる 2015年 10月には、年間最高 AQH シェア(5.5%)が計測された。ニールセンのオーディオ累積リーチ調査によると、NFL 2014年~ 2015年シーズン、NFL 試合中継番組の総聴取者数は 3020万人超となっている。
スポーツ中継番組のリアルタイム視聴に加え、視聴者はスポーツニュースや最新情報を複数のプラットフォームで接触、スポーツの試合に関する話題はソーシャルで活発だ。2015年にアメリカで放送された全テレビ放送に占めるスポーツの比率は 1.4% に過ぎないが、テレビ視聴中の Twitter における話題に関してはほぼ 50% を占めた。
スポーツの試合の生中継は文字通り「生(ライブ)」であることから、臨場感を味わうためにはリアルタイム視聴は当然と言えるだろう。生中継はリーチしづらいミレニアル世代のコードカッター(ケーブルテレビ放送解約者)に対してエンゲージメントを獲得できる機会となることから、スポーツ中継番組はアメリカの広告主にとって大きな機会をもたらすと考えられる。ールセンは、2016年3月3日、革新的なソフトウェアの提供を通じて企業におけるマーケティングプロセスの精緻化や予算配分を改善するマーケティング意思決定支援システムのグローバルリーダーであるPointlogic社(以下、ポイントロジック)の買収を完了したことを発表しました。ポイントロジックは世界100カ国以上の広告代理店、メディア及び広告主にメディアプランニングにおける不可欠のソフトウェアとして使われています。
Advertising Age (アドバタイジング・エイジ誌) Advertising Age (アドバタイジング・エイジ誌)
ニールセン、新たな企業買収によりメディアプランニングサービスへの投資を強化 ニールセンは Pointlogic の買収により、同社のメディアプランニングサービスをさらに深化する。Pointlogic は広告代理店や広告を掲載する企業に対し、クロスプラットフォームでのメディアバイイングを支援する分析ツールを提供する企業。 もっと見る MediaVillage (メディア・広告オリジナルコンテンツサイト)
ニールセン、同社に関する 4つの「思い込み」を是正 ニールセンは過去 2年間、重要なイノベーションと進化に取り組んできました。2015年末におけるトータル・オーディエンス・フレームワークの完成により、動画視聴が視聴場所を問わず測定できるようになりました。トータル・オーディエンスの精度や完成度のさらなる向上を目指し、ニールセンは現在クライアント企業と共にトータル・オーディエンスを構成する様々な要素の統合に取り組んでいます。しかしながら残念なことに、ニールセンは未だにテレビ視聴率(C3/C7)しか測定していないという思い込みが根強いことも事実です。この機会を利用して、一部の業界関係者による 4つの「思い込み」を事実と共に是正したいと思います。もっと見る 視聴率がさらに落ちた第 88回アカデミー賞授賞式、全体よりも落ち込みが少なかったアフリカ系アメリカ人視聴者数 ニールセンは 3月1日火曜日、アメリカのテレビ放送ネットワーク ABC が2月28日に放送した第 88回アカデミー賞授賞式のアフリカ系アメリカ人視聴者数は 322万人で、2015年より 2% 低下したと発表。同番組の総視聴者数 3440万人は過去 8年における最低水準となり、対前年で 8% の減少。もっと見る
Bloomberg (ブルームバーグ)
Snapchat CEOのSpiegel、投資家に対し「1日当たりの動画視聴は 80億回」というデータを強調 SnapchatのCEO (最高経営責任者)、Evan Spiegel (エヴァン・シュピーゲル)は投資家に対し、同社のアプリは急速に浸透しており若い利用者に支持されていることを強調。同氏は Morgan Stanley が主催するテクノロジーカンファレンスにて、同社の「消える写真」共有サービスアプリ利用者による動画視聴は 1日当たり 80億回で、これは Facebook が報告する数字と同じであると話した。もっと見る
The Wall Street Journal (ウォールストリート・ジャーナル紙)
米Hearst とVerizon、動画コンテンツのジョイントベンチャーを発表 アメリカの大手電機通信事業者Verizon Communications とメディアコングロマリットのHearst Corp. は 3月2日水曜日、新たなデジタル動画コンテンツブランドの立ち上げに向けたジョイントベンチャー Verizon Hearst Media Partners の設立を発表した。 もっと見る
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