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2010/07/27 [データ]
「はやぶさ」の帰還によりJAXAのサイト訪問者数が増加
~ニールセン・オンライン、2010年6月の月間インターネット利用動向調査結果を発表~
ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉尚志)は、ニールセン・オンライン(Nielsen Online) が提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2010年6月データをまとめました。
それによると、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還したことにより、JAXAのサイト訪問者数が大きく増加していることがわかりました。JAXAでは、はやぶさの帰還に向けて作られた特設サイトのほか、ブログやTwitterでも情報提供を行っていました。過去の訪問者数を見ると、40万人から70万人規模での推移だったものが、2010年6月には158万人に達していました。(図表1)
図表1 JAXAの訪問者数推移
(2009年6月~2010年6月、家庭と職場のPCからのアクセス)
属性別の訪問者構成を見ると、性別では男女比が85:15と男性の占める割合が非常に高くなっています。年代別では、男性は特に30代の占める割合が44%と高くなっています。(図表2)
図表2 性別、年代別の訪問者構成(2010年6月 家庭と職場のPCからのアクセス)
また、はやぶさが大気圏に突入する様子の生中継は、和歌山大学の宇宙教育研究所によりUstream上で配信されていました。この生中継のコンテンツはUstreamの人気ページ上位となっていました。(図表3)
図表3 Ustreamの人気コンテンツ (2010年6月 家庭と職場のPCからのアクセス)
弊社シニアアナリストの鈴木成典は、「はやぶさの地球への帰還は、成し遂げた功績の大きさに加え、幾多の困難を乗り越えてきたことによっても注目を集めたのでしょう。特に男性30代の関心が高かったようです。また、はやぶさが大気圏に突入する様子の生中継がUstreamの人気コンテンツとなっていました。テレビ放送で生中継されなかったことが訪問者を集めた理由の一つと考えられます。Ustreamやニコニコ生放送のようなライブ動画配信サービスを用いて、テレビでは取り上げられないようなライブ映像を関心の高いユーザーに届けることができるのは、企業の広報活動やマーケティング活動にも参考となるでしょう。」と述べています。
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本件に関するお問い合わせ先:
ネットレイティングス PR事務局 担当 西村
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