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2010/01/27 [データ]

韓国の検索サイト「NAVER」が日本でも人気上昇

~ニールセン、200912の月間インターネット利用動向調査結果を発表~

 

ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉尚志)は、ニールセン・ネットレイティングスが提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2009年12月データをまとめました。

それによると、韓国の検索サイト「NAVER」の日本における訪問者数が134万人に達し、日本向けのサービスを本格的に開始した2009年7月以降、順調に増加していることが分かりました。 

NAVERは、2000年に日本でのサービスを開始しましたが、2005年に撤退。その後、日本市場向けの新たなサービスを追加し、2009年7月に再び開始しています。その新たなサービスのひとつに、特定のテーマに沿ったリンクや画像、動画などをユーザー同士で集約して“まとめページ”を作る「NAVERまとめ」(matome.naver.jp)という機能があります。このNAVERまとめが訪問者数を着実に伸ばしており、NAVER全体の訪問者数を牽引しています。一方、日本語版の検索結果画面(search.naver.jp)への訪問者数は横ばいでの推移となっており、一般的な検索エンジンとして利用される機会は増えていません。(図表1)

 

図表1 NAVERの日本での訪問者数推移 (家庭と職場からのアクセス)

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また、NAVERまとめの流入元サイトを見ると、上位はGoogle検索、Yahoo!検索などとなっており、他の検索エンジンから多くのユーザーを獲得している様子がうかがえます。(図表2)

 

図表2 NAVERまとめの流入元サイト (2009年12月 家庭と職場からのアクセス)

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弊社シニアアナリストの鈴木成典は、「韓国最大手の検索サイトであるNAVERが日本へ再進出しましたが、CGM(Consumer Generated Media)の要素を取り入れ、ロボット検索との差別化を図ったNAVERまとめが人気を得ており、わずかな期間で訪問者数が100万人を上回りました。NAVERまとめのような独特のサービスで得られた支持をきっかけに、日本の検索市場におけるシェア拡大が進むかもしれません。」と述べています。

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本件に関するお問い合わせ先:

ネットレイティングス株式会社 広報担当 西村 総一郎 / 担当アナリスト 鈴木 成典

電話:(03)4363-4200
e-mail: press@netratings.co.jp

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