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2009/09/30 [データ]

民主党がサイト利用者数でも自民党を上回る

~ニールセン、20098の月間インターネット利用動向調査結果を発表~ 

 

ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉尚志)は、ニールセン・ネットレイティングスが提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2009年8月データをまとめました。 

それによると、8月の衆議院議員選挙において、自民党を上回る議席数を獲得した民主党が、公式サイトの利用者数でも自民党を上回っていたことがわかりました。

衆議院は7月21日に解散され、8月30日に選挙の投開票が行われました。政治関連のウェブサイトでは、衆議院選挙特集コンテンツが設けられた「Yahoo!みんなの政治」の利用者数が461万人と大きく増加していました。そのほか、政党サイトも利用者数を大きく伸ばし、民主党サイトが154万人に、自民党サイトが107万人に達していました。また、民主党サイトと自民党サイトの利用者数推移を週単位で見てみると、公示日である8月18日を過ぎた頃から8月24日週までは両党とも増加していました。投開票以降の8月31日週は与党となった民主党が引き続き増加する一方、自民党は減少となっていました。(図表1)

 

図表1 利用者数の推移 (家庭と職場からのアクセス)

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* 「Yahoo!みんなの政治」はseiji.yahoo.co.jpとsenkyo.yahoo.co.jp の重複を除いた合算値です。

 

民主党サイト、自民党サイトとYahoo!みんなの政治の利用者構成を見ると、性別では、いずれのサイトも男性の利用割合が高くなっていますが、特に自民党は76%と高く、女性の占める割合が低くなっています。年代別では、Yahoo!みんなの政治に比べて、民主党サイトと自民党サイトは60代以上の割合が高くなっています。また、民主党サイトと自民党サイトを比較すると、民主党は自民党よりも20代の割合が低く、40代の割合は高くなっています。(図表2)

 

図表2 性別、年代別の利用者構成 (2009年8月、家庭と職場からのアクセス)

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弊社シニアアナリストの鈴木成典は、「これまで、国政選挙や地方統一選挙などが行われると、Yahoo!みんなの政治の利用者数が増加していましたが、政党サイトの利用者数が大きく増加したのは今回の選挙が初めてです。民主、自民の両党のサイト利用者数を比較すると、民主党は投開票日以前より自民党を上回っており、政権交代という結果を物語っていたと言えます。また、民主党サイトは投開票以降の週に利用者を伸ばしていましたが、政権与党となったことで改めてマニフェストなどに注目が集まったのでしょう。」と述べています。

 

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本件に関するお問い合わせ先:

ネットレイティングス株式会社 広報担当 西村 総一郎 / 担当アナリスト 鈴木 成典

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