「Nielsen//NetRatings」
2001年7月度 月間インターネット人口とインターネット利用動向調査結果を発表

ネットレイティングス株式会社（本社：東京都港区赤坂7-10-17、代表取締役社長：萩原 雅之）は、2001年7月度のインターネット人口およびインターネット利用動向情報サービス（以下、AMS）の調査結果をまとめました。

7月のインターネット利用の顕著な動向として、夏休みに入り、十代の一人あたりのインターネット利用時間が伸びたことがあげられます。前月に比べて、2歳～12歳の層の月平均利用時間が36分、また13歳～15歳と16歳～19歳の層で、それぞれ1時間以上利用時間が増加したことがわかりました。

また、子供向けのサイトが好調で、学習研究社（学研）の子供向けサイト、kids.gakken.co.jpは、12万人のユニーク・オーディエンスを集め、7月に初登場しました。Yahoo!の子供向けサイト、kids.yahoo.co.jpもユニーク・オーディエンスを伸ばしたことがわかりました。

インターネット人口調査結果（別紙参照）によると、7月調査時点でのPC接続によるインターネットの推計利用人口は、3,023万人で人口に占める利用率は24.3％となりました（男女の内訳：男性1,736万人、女性1,287万人、男女比：57対43）。このうち自宅での利用者数が2,255万人で前月より5.8％減少しましたが、逆に自宅外利用者は11.1%増加しました（利用者数は1,447万人）。

iモードなどウェブ接続できる携帯電話によるウェブの推計利用者は、1,315万人（人口に占める利用率は、10.6%）になりました。そのうちPCを利用せず携帯電話のみでウェブを利用している人は631万人でした。家庭からのPC接続によるインターネット利用者と携帯電話によるウェブ利用者を加えたインターネット人口は、3,657万人となりました（PCと携帯電話の併用利用の重複分を除く）。

このインターネット利用動向調査は、Nielsen//NetRatingsが契約顧客に対して提供しているインターネット利用動向情報サービス（AMS）のデータを基にしており、2001年7月1日～7月31日までのウェブサイト/バナー広告のユニーク・オーディエンス（PCによる自宅からのアクセスで、当該期間に1回以上、そのプロパティやドメインのサイトやバナー広告を訪問/視聴したとされる、同一人物の重複を除いた推計利用個人数）のランキングを示したものです。AMSでは、日本全国の一般家庭を対象にRDD方式（電話による無作為抽出方式）で選出した統計的代表性のある30,000名以上の調査パネルからリアルタイムで収集したインターネットの利用データと利用者の属性データを集計しています。

2001年7月度のプロパティ別、ドメイン別のウェブ利用者動向上位20と、広告主別、ドメイン別バナー広告視聴状況上位10、インターネット全体の利用動向（月間平均）は次の通りです。