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2010/04/27 [データ]
「mixi」の訪問者数が1,000万人を突破、Twitterも急成長を維持
~ニールセン・オンライン、2010年3月の月間インターネット利用動向調査結果を発表~
ネットレイティングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:千葉尚志)は、ニールセン・オンライン(Nielsen Online) が提供するインターネット利用動向調査「NetView」の2010年3月データをまとめました。
それによると、国内最大のSNSサイト「mixi」の訪問者数が2月から160万人増加し、1,000万人を突破していることがわかりました。3月は、ユーザー登録を行う際、他のユーザーからの招待を必要としない「登録制」への移行や、テレビCMの放映などにより訪問者を増やしたことが考えられます。
また、Twitterも2月から190万人増加し、750万人を突破。オフラインメディアで取り上げられる機会も多く、急成長を維持しており、mixiに迫る勢いとなっています。(図表1)
図表1 mixi、Twitterの訪問者数推移 (2009年3月~2010年3月、家庭と職場のPCからのアクセス)
一方で、日本最大のSNSサイトであるmixiと、米国最大のSNSサイトであるFacebookとのリーチ(それぞれの国のネットユーザー全体における利用率)を比較すると、mixiの2010年3月時点でのリーチは18%となっているのに対し、米国におけるFacebookの2010年3月時点でのリーチは59%と非常に高く、前年同月に比べても19ポイントの上昇と、大きな成長を遂げていることがわかります。(図表2)
図表2 mixi(日本)、Facebook(米国)のリーチ推移
(2009年3月~2010年3月、家庭と職場のPCからのアクセス)
次に、日本と米国のTwitterをリーチで比較すると、急成長している日本のTwitterは2010年3月時点でのリーチが12%となり、米国の10%を上回っています。(図表3)
図表3 Twitterの日本、米国におけるリーチ推移
(2009年3月~2010年3月、家庭と職場のPCからのアクセス)
弊社シニアアナリストの鈴木成典は、「mixiは、登録制への移行やテレビCMの放映開始といった動きが3月にありました。その他、mixiアプリとコカ・コーラとのタイアップにより、コカ・コーラパークからの流入が増えていたことも増加の要因として挙げられます。また、日本のmixiと米国のFacebookとの間にはリーチに大きな差が見られる一方、Twitterのリーチでは日本が米国を上回っているというのは大変興味深いです。SNSサイトよりも、Twitterのようなコミュニケーションのほうが日本人には好まれるのでしょうか。日本のTwitterへの訪問者は依然増加の一途をたどっており、mixiを追い抜く日が近いかもしれません。」と述べています。
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本件に関するお問い合わせ先:
ネットレイティングス株式会社 担当アナリスト 鈴木 成典
電話:(03)4363-4200
e-mail: press@netratings.co.jp